仕事で、九州の佐世保まで行くことになってしまった。作業内容はオフコンのセットアップなのだが、じつは、私、飛行機に乗ったことがないんです。
まずは、飛行機のチケットを取るのだが、まずは、どういう経路で行くのかを決めなければならない。とりあえず、自分のいる会社が出している、Web版ハイパーダイヤで検索することにする(私の勤めている会社バレバレやな)
このWeb版ハイパーダイヤは、発駅・着駅・発着or到着時間を入れると、時刻表を考慮に入れた上でその経路や時刻表や周辺地図、ホテルなどの関連情報を調べてくれるサービスである。で、溝の口−佐世保 で21:30到着で検索した結果のうち選んだのは、
武蔵溝の口−川崎−京急川崎−京急蒲田−羽田−(JAS369便)−長崎−(バス)−佐世保
にした。時間は計5時間55分。
ハイパーダイヤでは、該当する飛行機会社へのホームページにもリンクしているので早速JASへ行ってみると、ホームページからクレジットカード決済のチケットレス予約というものが出来るらしい。
Webでチケットレス予約をするために、自分用のIDを取ってからすればいいのだが、Web上での予約の最後でなぜか失敗してしまったので、結局電話での予約になってしまった。
しかし、特に代理店までいかなくても、当日に今回の支払いに使ったクレジットカードさえ持っていけばいいというのは簡単でいいなぁ。
空港線で羽田空港に到着したのは、地下一階。
私が乗るのは、5:25分発 羽田−>長崎(JAS369便)である。
案内版を見るとJASの搭乗口は2階になるらしいので、案内板通りにいってみる。
予約したときに聞いたところによると、チケットレス予約をしたときには、機械にクレジットカードを入れるだけで搭乗手続きが出来るらしい。で、それらしい機械でチケットレス予約を選び、クレジットカードを入れると自動的に予約した便の情報が表示され、手続きが終わり搭乗券がでてくる。
うーん、こんなに簡単で良いのか...と思うほどあっけなく終わった。なんせ、ボタンを数回押すだけだからねぇ。
あとは、手荷物を預けるだけ。手元にあるのは普段の仕事用かばんと、着替え等の入った手提げのバック。
とりあえず、手提げバックを預けて荷物引換証を代わりにもらう。これで準備万端。さあ搭乗口へGO!!である。
さて、搭乗券に書いてあったとおり、5:10分に搭乗口にいった私を待っていたのは、空港おなじみの金属探知器。
とりあえず、荷物を渡して探知器と通るとお約束のようにアラームが(爆)
すぐに係員がよってくる(あたりまえだ)
そういえば、ズボンのポケットにHP100LXと小銭が満載の財布があるのに気づく。それらを係員さんに渡してもう一度通ると今度は、OK。一安心である。
しかーし。そうすんなりとはいかなかった。なんと先ほど渡した荷物のほうもチェックNGであったのだ(爆)
もしかして、Librettoが入ってたのでそれかなと思いつつ、係員さんに連れられてちょっと離れたところへ移動する。
とりあえず、中に入っている金属物といえば、Librettoと、かばんに入っているコンビニで数百円で売っている6本ドライバセットぐらいしか思い浮かばない。とりあえず、それを取り出して、再度チェックしてもらう。チェック後、その手にドライバセットがないので、おや?っと思ったらドライバセットは先が尖っているので、機内持込禁止!!
といわれてしまった(核爆)。
そして、機内持込制限品預り証/引換証なるものを渡され、荷物の受け取り時に近くの係員さんに渡して下さい。といわれる。まさか、ドライバセットがダメだとは思わなかったです。
(もしかして常識なのかな?)
さて、一波乱(?)あった後、指示とおり91番搭乗口へ移動すると、そこにはバスが待っていた。そして17:20分になるとバスが出発。目指すは搭乗する飛行機へ!!
建物を出ると、雨は降っていなかったが完全な曇り空でした。
さて、5分程度バスが走って居ると、なにやら、横を黄色いものがかすめた。なにかなぁと思いつつ横を見ると、ピカチュウがいた。フシギダネもいた.....そう、そこには全日空のポケモンジェットがバスの横を併走していたのでした。
思わず、目が点になっちゃいました。(いやまじで)
で、飛行機にの座席(34H)につくと、そこは、向かって左側の翼のちょい後ろ側の窓側ということで翼がよく見えました。
いや、結構いい席かもしれない。
そして、5:35に離陸、おお、なんか翼が変形してるぞ。
翼が広がって倍ぐらいの大きさになってる。揚力を得るためだとはわかるが、広がった状態の翼はなんかやわそうで恐いです。で、滑走路での加速ののち、飛び上がる。思ったよりもGを感じましたが、無事離陸。
はじめは雲の中で白いもやしか見えなかったがそのうち雲の上に出ると下での曇り空がうそのように晴れわたっていました。
そして下を見ると、まるで雪原の上に綿飴のようなものが浮いているというような不思議な光景が広がっていました。しかし、翼が良く見える位置なので、旋回していると翼の位置関係で傾むいていることが良く分かるし、雲を翼が横切るとその希薄な雲が光を反射して綺麗でした。
でも、翼がよく揺れているのを見るのはちょっと恐い気もしますが。
そして離陸して25分後、アナウンスが入る。現在名古屋上空だそうだ。
早いなぁ。やっぱ。
なにやら、ジェット気流が真正面からふいているらしく多少揺れているそうだが、予定通り、7:15分に長崎到着予定だそうだ。
7:00頃になると、きれいな夕焼けの中で高度が少しずつ下がってきました。この辺までくると、あたりの雲が薄くなっていて、地上の様子が良く見えます。
まるでよく出来たジオラマのようでした。そして着陸。着陸時も翼が変形して広がっていましたが、着陸後の減速時には、さらに翼の後半部分が垂直になり、エアブレーキをかけていました。
ほんと、良く出来てますね。着陸後、機外に出ると、直接空港のロビーでした。長崎空港はバス経由の乗り降りじゃないのね。
で、荷物が出るのを待っていると、係員さんがやってきて、機内持込制限品の袋に入ったドライバセットを渡してくれました。引き換えの紙を手に持っていたから私のだって分かったのかなぁ(ちょっと謎)。
これで、私の飛行機初体験は終わりました。しかし、羽田から長崎までほんの1時間45分ですからほんと飛行機って早いですね。
(でも実際は佐世保まではそこからバスでさらに1時間以上あるんですけどね)ちなみに帰りは、予約が取れず、博多(福岡空港)−>羽田のルートで帰るはめになりました。
残念ながら、始終雲の中という感じで景色はあんまり良くありませんでした。