PC換太は株式会社システムサコムが出しているキーボード・マウス・ディスプレイ切替器です。 定価はAT2台接続用で、\22,800となっていますが、秋葉原の実売価格では、\18,000程度で購入できるようです。 PC換太には、
がありますが、ここではAT互換機用のPC換太AAを紹介します。
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1つのキーボード・マウス・ディスプレイで2台のAT互換機を共有。 |
キーボード上の選択キー(ScrollLockまたはPause)で切り替えが可能(*1) |
2台のマシンを同時に起動できるため、起動時間を短縮(*2) |
電源の入っているマシンへの自動切り換え |
Microsoft IntelliMouse(および100%互換スクロールMouse)に対応(*3) |
小型軽量、外部電源不要 |
(*1)ディップスイッチでどちらのキーで切り替えるかを指定 (*2)ディップスイッチで機能の切り替えが可能 (*3)ディップスイッチの設定の変更が必要 |
ディスプレイコネクタ | 入力 高密度DSub3列15ピン(VGAコネクタ) × 2 出力 高密度DSub3列15ピン(VGAコネクタ) × 1 |
キーボードコネクタ | 入力 ミニDIN6ピン(PS/2コネクタ) × 1 出力 ミニDIN6ピン(PS/2コネクタ) × 2 |
マウスコネクタ | 入力 ミニDIN6ピン(PS/2コネクタ) × 1 出力 ミニDIN6ピン(PS/2コネクタ) × 2 |
切り替え方法 | 本体切り替えボタン キーボード上の選択キー(ScrollLockまたはPauseキー) |
状態表示 | AT互換機入力選択表示LED × 2 |
コントローラ | 8ビットワンンチップマイクロコントローラ |
信号切り替え部 | 半導体スイッチ |
適合キーボード | OADG仕様、101/104/106/109キーボード |
適合マウス | PS/2マウス(Microsoft IntelliMouseに対応) |
対応AT互換機 | PS/2キーボード・PS/2マウスコネクタを持つ機種 ただしコネクタがDIN5ピンの場合は変換アダプタが必要 |
対応OS | MS-DOS/Windows3.1/95/98/NT |
外形 | 196(W) × 30(H) × 87(D)mm(突起部含まず) |
重量 | 約300g |
付属品(*1) | AT互換機本体側キーボード接続用ケーブル × 2 AT互換機本体側マウス接続用ケーブル × 2 ユーザーズマニュアル兼保証書 × 1 ユーザ登録ハガキ × 1 |
PC換太には設定可能な3つのディップスイッチがあり、
この設定によりPC換太の動作を変えることができます。
ディップスイッチ | OFF | ON |
SW1 | 切り替えScroll Lock | 切り替えPause |
SW2 | 同時起動OFF | 同時起動ON |
SW3 | KB/MS RESET | NO RESET |
出荷時設定 |
SW1 | キーボードで切り替える際の切り替えキーを指定します。
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SW2 | 本体A、本体Bのパワーオン時の動作を指定します。
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SW3 | 接続するマウスのタイプを設定します。
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PC換太とキーボード・ディスプレイ・マウス・PC本体2台を計9本のケーブルで接続します。
接続するケーブルは
PC換太側コネクタ | 接続場所(ケーブル) | |
PC換太正面の左側 | キーボードを接続 | |
PC換太正面の右側 | マウス を接続 | |
PC換太裏面の左側から1番目 | PC本体A のキーボード入力端子 (PS/2) に接続 | |
PC換太裏面の左側から2番目 | PC本体A のマウス入力端子 (PS/2) に接続 | |
PC換太裏面の左側から3番目 | PC本体A のディスプレイ出力端子(VGAコネクタ)に接続 | |
PC換太裏面の左側から4番目 | ディスプレイのディスプレイ入力端子(VGAコネクタ)に接続 | |
PC換太裏面の左側から5番目 | PC本体B のディスプレイ出力端子(VGAコネクタ)に接続 | |
PC換太裏面の左側から6番目 | PC本体B のキーボード入力端子 (PS/2) に接続 | |
PC換太裏面の左側から7番目 | PC本体B のマウス入力端子 (PS/2) に接続 |
となります。
これについてはPC換太自身に何を接続するかの記述があるため、それほど難しくはないでしょう。
AT互換機の電源OFFは必ず選択側から行ってください。非選択側からOFFした場合はPC換太AAは誤動作します。
ホイール付きマウスを使用する場合は、マイクロソフト社製インテリマウスまたは100%互換と明記してあるマウスでご使用ください。それ以外のものを使用した場合動作しない恐れがあります。
WindowsNT4.0 ServiceePack3を使用している場合、インテリマウス互換ホイールマウスでは、ホイール機能が使用できない場合がありますが、これはOSの使用であり、PC換太AAの問題ではありません。
マウスドライバ(デバイスドライバ)は切り替える2台のマシンでなるべく同じものを使用してください。ただし、ホイール付きマウスを使用する場合には必ず同じものを使用する必要があります。
インテリマウスをサポートしないOS(DOS等)と、サポートするOS(Windows95)の間で切り替えて使用する場合はスタンダードPS/2マウス(2ボタンのみ)を使用してください。インテリマウスは使用できません。
キーボードの状態(LED等)は切り替え以前の状態に復帰されません。対応するためには、NumLock,ScrollLockキーを操作してください。
キーボードまたはマウスを操作しながら切り替えた場合、キーが押されたままになったり、マウスが正常に動作しなくなる恐れがあります。
PC換太AAのディップスイッチを変更した場合は一度電源を切らないと反映されません。
OS起動中での切り替え操作はキーボード・マウスの認識に失敗する場合があります。
ディスプレイの推奨最大解像度は1280x1024ドットまでです。
また、ディスプレイの信号は周波数が高いため、なるべく短い高品質なディスプレイケーブルを使用してください。