マシンスペック
マシン名 | Wavy10 Mk2 |
メーカー | Sanyo |
CPU | Z80A(3.57MHz) |
ROM | 32KB |
RAM | 32KB |
VRAM | 16KB |
ディスプレイ | VDP(TMS9918) 最大256X192X16 |
音源 | PSG(3重和音) |
CMT | FSK方式 1200/2400Baud |
FDD | なし |
その他 | MSX規格パソコン |
ライトペン機能標準装備 |
私が初めて手に入れたパソコンです。
実はパソコンを欲しいと思ったのは小学校3年生のときだったのですが、
パソコンのモニタになるテレビを買うのに2年、このパソコンを買うのに
1年、実質3年かけておこずかいをためて手に入れた思い出のマシンです。
絵も描かないのになぜかライトペン付きのマシンを買ってしまったのは
なぜなんだろう..
私のコンピュータライフはまさにここから始まりました。
つなげていた周辺機器は、データレコーダーと
プリンタ(中学2年のとき購入)。
プリンタはドットインパクト方式だったので、
1つのリボンを4年ほど使ってました(笑)
最後の頃はもうほとんど読めないほど薄い状態でしたが、
プログラミングの強い味方でした。
・MSX規格パソコン
ASCIIとマイクロソフトが1983年に提唱した世界統一規格パソコンの
仕様であり、家電メーカ数10社がこの規格にあったパソコンに各社独自の
特色を付けて発売していた。日本では、ほとんどの家電メーカが
MSXパソコンを発売しており、例外は当時既に独自規格の
パソコンを販売していたNEC(PC8801シリーズ)と
SHARP(MZシリーズ)のみであった。
(あれ、富士通(FMシリーズ)は? という方も居ると思いますが実は
FM−XなるMSXパソコンを出していたんですねーこれが。)
ちなみに、MSXとは、M(icro)S(oft)Xの略であり
無理矢理日本語にすれば、「マイクロソフト試作機」となることは
結構有名な話です。
ということはMSXは、PC−95の元祖とも言える(かもしれない)。
・ライトペン機能
ディスプレイであるTVの走査線をライトペンの先についている
フォトトランジスタでキャッチすることで画面のどこをペンで指しているか
を調べるというポインティングデバイスの一種。
Wavy10Mk2ではROMでお絵描きソフトが内蔵されており、
すぐにライトペンでお絵描きをすることが出来た。
しかし、内蔵ソフト以外でライトペン対応ソフトが出たかどうかは不明。