秋葉原で売っていた3000円タブレットを買ってみた。

秋葉原で売っていた3000円タブレットを買ってみた。

ShenZhen Five Techology製のF310という機種らしい。

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ワケあり3000円!激安特価の中華タブレット
http://ascii.jp/elem/000/001/010/1010706/

クアッドコアCPU搭載で3,000円。本体も箱も真っ白な謎の激安中華タブレットが販売中
http://www.gdm.or.jp/crew/2015/0522/116034

 

スペックは

Android 4.2.2
CPU:Rock Chips RK3188(Quad-Core Cortex A9 1.6GHz)
GPU:Mail400MP
MEM:1GB
ストレージ:16GB
画面:1280×800ドットの10.1型IPS液晶
タッチパネル:10 point
カメラ:正面2.0メガピクセル、背面5.0メガピクセル(フラッシュ有)
通信:WiFi802.11 b/g/n & Bluetooth 3.0
バッテリ:10000mAh/3.7V
スピーカー:ステレオ
インターフェイス:マイクロUSBコネクタ(充電兼HOST機能あり)、microHDMIコネクタ、マイクロSDスロット、ヘッドホンジャック

 

 

ほかにもさわってみると、
・Google Play対応
・MiracastによるWifi-Displayきのうあり
・バイブ機能あり

そしてなにより、
スタイラスペンが付属しており、ペンタッチにより操作が出来るという付加機能までついていました。

1280x 800の10インチというだけでも破格なのに、ほぼ全部いり・・・・

 

付属品は

・本体
・ACアダプタ
・USBケーブル
・スタイラスペン
・スタイラスペン用USB充電機

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普通であれば、こんな値段になるわけないのだけれども、
色々触ってみると、難点がいくつか・・・・・

 

まず重さ
700gほどあるらしいのですが、本体の大きさも合わせて、持つと非常にずっしりと感じます。

 

それと、内蔵ストレージの割り振りが、
・内部領域(アプリインストールエリア)  1GB
・内部SD領域(データ保存エリア)    13GB
と、少しアプリをインストールしただけで内部領域がいっぱいになります。

このため、インストールするアプリは厳選する必要があります。
ただ、2013年頃の機種は、こんな機種が多かったので、それほど致命的というわけではありません。ただ、内部SD領域分をもう少し、内部領域に割り当ててくれれば・・・・

 

そして、はじめは気づかなかったのですが、
タッチ液晶で、中央横一列に指が反応しないエリアがありました。
中央部に指を当てると、その上下2ポイントをタッチした認識となります。
上下に大きくスワイプしたりすると、反応が悪いときがあったのでそんなのもの?と思っていたのですが、タッチした場所にマークをつける設定をすると、見事に上のような状態に。
ちょうどタッチしたい部分が未反応エリアだと、操作できません。

私の購入したものだけかもしれませんが、もし全部がこの状態であれば3000円なのも納得かも

(追記:別の固体で試しましたが、上記のような状況ではありませんでした。完全に個体差のようです。)

ただ、この機種には充電式の電磁誘導式のタブレットペンがついていて、こちらは上のような制限はないので問題なく使えます。
また、Bluetoothにも対応しているので、Bluetoothマウスをつければ問題はありません。

動画再生などをメインで使用する場合もそれほど問題にはあまりないと思います。

 

元々私がこのタブレットを購入した理由が、ESXiの仮想マシンを操作するためにシンクライアントとしてなので、この条件であればあまりアプリケーションもインストールする必要ないですし、基本的にタブレットペンで操作するので致命的ではなく、
さらにBluetooth キーボード と マウス と一緒に使えば、普通に端末として利用できるので、

結果的にこの機種は異常にコストパフォーマンスがよい買い物となりました。

 

 

ちなみに使っているリモートコントロールソフトとしては、主に以下のものを使用しています。

・Splashtop2 personal
・VMware Horizon View Client(Android版)

 

こいうものがあるから、秋葉めぐりはやめられません。

 

 

 

Android4.4なDigno TでES ExplorerからmicroSDに書き込む方法

Hybrid W-Zero3(Window Mobile6.5)からDigno T(Android4.4)に機種変して使ってきました。が、Android4.4のセキュリティ強化のせいで、新規追加したアプリからMicroSDに書き込みができなくって非常に不便。

ES Explorerを使うと、ネットワーク上の共有フォルダにアクセス出来たり、
リモートマネージャ(FTPサーバ)としてPCからの書き込みが出来るようになるなどの
ストレージ管理にはオレ的必須ソフト。

なのに、Digno Tの内部SD領域の容量は5GBもなく、
ES ExplorerからMicroSDへの書き込みができないのは正直致命的。

 

これが、初期インストールアプリの場合は事前にMicroSDへの書き込み許可がされているので
問題ないんだけど、新規追加したアプリだとその設定が無いのでNGらしい。

で、調べてみると、新規追加したアプリからmicroSDについては、Rootを取った上で設定ファイルを書き換える必要があるみたいなんだけど、現状Digno TはRootの取り方が判明してないのでNG。

さらに調査をすると、上記設定変更をしなくても、MicroSDの特定の領域には書き込み出来ることが分かったので、ファイル管理によく使っているES Explorerを例に書き込みを出来るようにしてみた。

 

アプリごとの書き込み許可がされているMicroSD領域は以下の通り
(外部SDへのパスが/storage/sdcard1/の場合)

/storage/sdcard1/Android/data/<パッケージ名>/

<パッケージ名>はインストールアプリのPlayStoreのURLや
/sdcard/Android/data/の下のフォルダ名から推測できます。

ES Explorerの場合のPlayStoreのURLが以下のようになっているので
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.estrongs.android.pop&hl=ja

ES Explorerのパッケージ名は「com.estrongs.android.pop」となります。

Screenshot_2014-10-27-08-07-34

ですので、

/storage/sdcard1/Android/data/com.estrongs.android.pop/

の配下ならば、アプリからMicroSD領域に書き込み出来ることになるのですが、
現在このようなフォルダはありません。
でもフォルダを作りたくても、ES Explorerからは権限が無く作成できません。

ということで、
デフォルトでインストールされているファイル管理である「ファイル管理」を使って作成しようとしたのだけれど、「.」を含むフォルダは作成できずに失敗。

なので、ES Explorerを使って、内部SD領域に「com.estrongs.android.pop」というフォルダを内部SD領域に作成した上で、
デフォルトでインストールされているファイル管理である「ファイル管理」を使って、「/storage/sdcard1/Android/data/」の下に移動して該当フォルダを作成します。

すると、ES Explorerから
「/storage/sdcard1/Android/data/com.estrongs.android.pop/」を見ると、
フォルダに「ES Explorer」のマークがついていることが確認できます。

Screenshot_2014-10-27-08-08-15

これで、「/storage/sdcard1/Android/data/com.estrongs.android.pop/」配下は
ES Explorerから書き込みできるようになります。

Screenshot_2014-10-27-08-10-45

ES Explorer内蔵のリモートマネージャ(FTPサーバ)の書き込み先としてもOKでした。

 

ただし注意点
「/storage/sdcard1/Android/data/com.estrongs.android.pop/」以下に
音楽ファイルなどを保存したままだと、Andoridが音楽ファイルとして認識しません。

標準の「ファイル管理」で外部SDの下に移動しないといけないのが面倒

でも、これでなんとか32GBのMicroSDが有効活用できそうです。

 

しかし、何で仕様にしたかな・・・
正直Nexsus売るための戦略としか思えない。

Android端末(Much i5)からMiracastによるWifi Displayを試す

イオシスさんで、iPUSH M11 というWIFI DISPLAY RECEIVERを売っていたので、試してみた

http://iosys.co.jp/cgi-bin/zaiko_list/item.php?GN=72936

ipush_4

 

今回試したAndoid機種はMuch i5(Android4.2)。
Andoid4.2以上であれば、MiracastによるWifi Displayが使えるはずです。
ほかにも、DLNA(Airplay)にも対応している模様です。

なお、Miracastは最近流行のChromecastとはまったく違うものです。

Miracastはスマートフォンの画面をWifiで転送して表示しているのに対し
Chromecastはそれ自身がメディアプレイヤーで、操作インターフェイスを別途Android等で動いている外部アプリに委託しているような感じのDLNAクライアントのような感じです。

 

まずは、接続。

iPUSH本体をTVのHDMI端子に接続して、付属ケーブル(USB電源とWIFIアンテナ(?))をiPUSH本体とTVのUSB端子とつなげばOK。
TVにUSB端子が無ければ、USB電源アダプタを別途用意する必要があります。

ipush_1

ipush_2

ipush_3

iPUSHはMiracast以外にも、DLNA/Airplayにも対応しているけど、
標準はMiracastで、切り替えは本体のボタンもしくは後述するブラウザアクセスからできます。

Miracastによる接続は非常に簡単で、

  1. iPUSHをMiracastモードにする。
    TVにはDeviceNameやステータスも表示されます。
  2. Android端末(Much i5)の設定から、
    Display->Wireless displayを選択して、
    Wifi displayをONにします
  3. 自動でiPUSHのデバイスを見つけてくれるはずです。もし見つからなければ、
    「SEARCH FOR DISPLAYS」をタッチします。
  4. デバイスの下に、Availableとでてている状態で、タッチすれば、
    Connectingと表示されてAndroidの画面と同じものが、TVに表示されます。
    あと音声もTVのスピーカーから出てくれます。

ちなみWifi経由での接続ですが、WifiDisplayと通常AndoidWifi接続は両方同時につながりますので、LAN上の動画ファイルをAndoidで再生して、その画面をTVに出すこともできますし、
ブラウザでネットする様子をTVに出すこともできます。

なお、この接続した状態だとiPUSHは192.168.49.1というIPアドレスを持っているようです。
この接続したAndroidからブラウザでhttp://192.168.49.1にアクセスすると、iPUSHの設定画面が表示されます。

DLNAモードのときには、一度ドングルのWifiアクセスポイントに接続
(デフォルトパスワードは12345678)
必要に応じて、ドングルをアクセスポイントに接続します。

 

Webアクセス時の設定可能項目。

Miracastモード

  • touch icon to show wifi direct group list
    (接続端末履歴)
  • touch icon to switch mode between Miracast and DLNA
    (DLNA/Airplayモードへの切り替え)
  • Setting
    (OutputSize/Language/Password/OTAhostの設定)

 

DLNA(iOS compatible)モード

  • touch icon to make dongle connect to WiFi AP
    (iPUSHが接続するWifiアクセスポイントを表示)
  • touch icon to switch mode between Miracast and DLNA
    (DMiracastモードへの切り替え)
  • touch icon to show media control panel
    (動画再生時の指示)
  • Setting
    (OutputSize/Language/Password/OTAhostの設定)

 

そのうち、Winows8.1からの接続も試してみよう。