富士通の11インチWinタブレットであるQ584/Hをセカンドディスプレイ代わりに使っていたのだが、WindowsUpadteを実施して21H1を適用したところ、音が出なくなってしまった。
この機種のサウンドデバイスは「Intel SST Audio Device (WDM)」みたいで、
調べてみると、WindowsUpdateで配布しているWin10用の最新ドライバが適用されしまうと音が出なくなる場合があるらしい。
試しに、Win8.1の古いドライバを適用しようとしたが、「このデバイスに最適なドライバが既にインストールされています」と表示されて適用できない・・・
色々調べたところ、以下の作業でとりあえず復活した。
21H1からのダウングレード
(https://const.fukuicompu.co.jp/windows/w10_bf.html)
Win->「設定」->「更新とセキュリティ」->「回復」に移動し、「前のバージョンのWindows10に戻す」を「開始」する。
(戻せるのは10日以内とのこと)
ただ、グレーアウトして戻せない場合場、KBの削除が必要みたいです。
コントロールパネル->「プログラムと機能」->「インストールされた更新プログラムを表示」で確認、アンインストール可能です
21H1からのダウングレード Feature Update Windows 10 21H1 via Enablement Package (KB5000736)
20H2からのダウングレード Feature Update Windows 10 20H2 via Enablement Package (KB4562830)
ただ、これだけでは、音がならなかったので、さらに以下の作業を実施
Windows10 デバイスドライバの自動更新を無効にする
(https://www.pasoble.jp/windows/10/driver-jidoukousinn-teisi.html)
「システムのプロパティ」から「ハードウェア」->「デバイスのインストール設定」で、
「いいえ(デバイスが適切に機能しない場合があります)」に変更します。
ドライバのダウングレード
https://www.urtech.ca/2016/06/solved-no-audio-on-dell-venue-pro-5830-in-windows-10/
「Intel SST Audio Device (WDM)」のWin8.1用32bitドライバを、デバイマネージャから更新する。
とりあえずDellの別機種のドライバ[Venue 8 Pro (5830) Windows 8.1 Driver CAB]を拝借する。
(https://www.dell.com/support/kbdoc/en-us/000147259/venue-8-pro-5830-windows-8-1-driver-cab)
cabを解凍して、5830\win8.1\x86\chipset\14P9K_A06-00\drivers\isstrtc.infを適用
とりあえず、これで音が鳴るようになった。
最近のWindowsは、1つ1つ探さなくても自動的に最新のドライバを適用してくれるので楽になった反面、一旦トラブルが発生すると、逆に面倒になるケースも。
もしかしたら、この状態なら21H1に挙げても大丈夫かもしれないけど
一旦これで様子見します。