Windows7でタスクスケジューラでエラー(Windows7から一度Windows10にアップグレード後に元に戻した環境でご注意を)


いつの間にか、タスクスケジューラーを開くとエラーメッセージが出るようになっていたみたい。
「タスク イメージは破損しているか、または変更されています。HRESULTからの例外:0x80041321)」

調べてみると、Windows7から一度Windows10にアップグレード後に元に戻した環境で起こるらしい。(何年気づかなかったんだろう・・)

この状態だと、タスクもうまく動いていないみたいだし、再度Windows10にアップグレードする際に問題になりそうなので、今のうちに修正。

修正は、1つ1つ修正していく方法もあるみたいだけど、手順が複雑&レジストリもいじるみたいなので、ツールを探して対応します。

ツールは、RepairTasksというもので、以下からダウンロードできます。
https://github.com/Dijji/RepairTasks/releases

上記リンクから、以下のものをダウンロードしておきます
RepairTasks.zip
・Windows7.Tasks.zip

次にツールで修復します。
まずは、RepairTasks.zip を解凍します。

では、「RepairTasks.exe」を管理者として実行します。

RepairTasksが起動しますので、「Scan」をクリックすると、現在の状態を調査します。

44個の問題が見つかりました。
「Backup Tasks」でバックアップを取った後で、
「Repair」で修復します。

44個のうち、39個が修復され、5つの修復が失敗しました。
失敗したタスクは以下の5つでした。
(複数のマシンで修復を実施しましたが以下の5つは失敗するみたいです)

この5つが、残ったエラーになる原因です。
Windowsのtasksフォルダ[C:\Windows\System32\Tasks\]から階層をたどって、
エラーになったすべてのタスクのファイルを削除(もしくは移動)します。

「Microsoft\Windows\PerfTrack\BackgroundConfigSurveyor」であれば、
「C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\PerfTrack\」フォルダの
「BackgroundConfigSurveyor.で始まるファイルになります」

エラーになったタスクファイルが削除したら、
タスクスケジューラを起動します。

今度はエラーは出ないはずです。(もし出たら、別のことが原因かも知れません。)

一旦、これで修復は完了ですがエラーになったタスクは削除していますので、
必要に応じて再登録します。
今回エラーになった5つのタスクであれば、Windows7の初期タスクですので、
「RepairTasks.zip」と一緒にダウンロードした「Windows7.Tasks.zip」を解凍し、

エラーになったタスクを「タスクのインポート」からインポートします。
(実は5つのうち2つ(1つ目と3つ目)は無効状態のなので、インポートしなくても問題ないのですが、念のため)

ダウンロードしたファイルは.xmlファイルではないので、インポート時のファイル選択時に、すべてのファイル(*.*)にして表示させる必要があります。

タスクが読み込まれますので、そのまま「OK」を押して登録します。

タスクが登録されました。他のタスクも同様に登録します。

 

これで、復旧完了です。

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