Much i5で遊んでみた その1(スペック・操作感)
Much i5で遊んでみた その2(IIJmio SIMでの通信とファームアップ)
Much i5で遊んでみた その3(IP電話に挑戦)
Much i5で遊んでみた その4(言語の日本語設定とファームアップデート)
Much i5の物理キーの割り当て方法を調査してみました。
Much i5には2種類の物理キーマップ方法が用意されています
・Vol+とPowerボタンで起動する物理キースクリーンマップユーティリティ
(物理キーと、画面タップのマッピングを行います)
・KeyDIYユーティリティ
(物理キーと、キーコードとのマッピングを行います。)
ほとんどのゲームは画面をタップすることで入力できるので、
Vol+とPowerボタンで起動する物理キースクリーンマップユーティリティで対応できます。
操作方法は、物理キースクリーンマップユーティリティの?マークをタッチすると
レクチャーしてくれます。
基本的には、物理キーの形のアイコンを画面の任意の位置に移動する形で設定するだけです。
・十字ボタンについては、1つでの設定でも、上下左右に分割した形でも配置できる。
・スティックに関しては、左側がStick専用。右側はStickとtargetを切り替え可能な模様。
物理キースクリーンマップユーティリティで対応できないような、
画面にボタンが用意されていなかったり、任意のキーを割り当てる必要があるような場合には、
KeyDIYユーティリティで、ボタンにキーコードを割り当てます。
(ただしできるのは基本的な制御キーコードのみ)
「物理キースクリーンマップユーティリティ」と「KeyDIYユーティリティ」の併用は、
「KeyDIYユーティリティ」で、キーコードを設定する物理キーを設定しておいて、
「物理キースクリーンマップユーティリティ」で、
その物理キーアイコンの位置をデフォルトから移動させなければよいらしい。
移動させると、「KeyDIYユーティリティ」で設定したキーコード入力が無効になって、
そのボタンに対するタッチシミュレーションが有効になる模様です。
なお、物理キースクリーンマップユーティリティとKeyDIYユーティリティの両方とも、
起動したアプリケーションに対応した設定を自動的に適用することができます。
あとは、キーマップや、KeyDIYで割り当て変更できるキーについても調査しました。
デフォルトの物理キーのKeycode と ScanCode | |||
物理キー | Keycode | Label | ScanCode |
上 | 19 | KEYCODE_DPAD_UP | 103 |
下 | 20 | KEYCODE_DPAD_DOWN | 108 |
右 | 21 | KEYCODE_DPAD_LEFT | 105 |
左 | 22 | KEYCODE_DPAD_RIGHT | 106 |
ピンク(太陽) | 23 | KEYCODE_DPAD_CENTER | 232 |
青(月) | 97 | KEYCODE_BUTTON_B | 127 |
黄色(山) | 99 | KEYCODE_BUTTON_X | 45 |
緑(川) | 100 | KEYCODE_BUTTON_Y | 21 |
L | 102 | KEYCODE_BUTTON_L1 | 56 |
R | 103 | KEYCODE_BUTTON_R1 | 100 |
VOLUME+ | 24 | KEYCODE_VOLUME_UP | 115 |
VOLUME- | 25 | KEYCODE_VOLUME_DOWN | 114 |
BACK | 4 | KEYCODE_BACK | 158 |
MENU | 82 | KEYCODE_MENU | 139 |
HOME | 不明 | ホーム画面表示 | |
Power | 26 | KEYCODE_POWER | 116 |
D-PAD 8 Direction Mode Selectionにチェック時は次のように変わります。 | |||
物理キー | Keycode | Label | ScanCode |
上右 | 201 | KEYCODE_BUTTON_14 | 106 |
下右 | 203 | KEYCODE_BUTTON_16 | 191 |
下左 | 202 | KEYCODE_BUTTON_15 | 108 |
上左 | 200 | KEYCODE_BUTTON_13 | 188 |
Select/Start button on activateにチェック時は次のように変わります。(BACK/MENU/HOMEは画面に表示) | |||
物理キー | Keycode | Label | ScanCode |
BACK | 109 | KEYCODE_BUTTON_SELECT | 314 |
MENU | 108 | KEYCODE_BUTTON_START | 315 |
HOME | 不明 | (BACK/MENU/HOME表示非表示切替) | 不明 |
KeyDIYユーティリティによる物理キー割り当て | |||
割当キー | Keycode | Label | ScanCode |
HOME | 不明 | ホーム画面表示 | 割当物理 キーのScanCode |
MENU | 108 | KEYCODE_BUTTON_START | 割当物理 キーのScanCode |
BACK | 109 | KEYCODE_BUTTON_SELECT | 割当物理 キーのScanCode |
SEARCH (物理なし) |
84 | KEYCODE_SEARCH | 割当物理 キーのScanCode |
UP | 19 | KEYCODE_DPAD_UP | 割当物理 キーのScanCode |
DOWN | 20 | KEYCODE_DPAD_DOWN | 割当物理 キーのScanCode |
LEFT | 21 | KEYCODE_DPAD_LEFT | 割当物理 キーのScanCode |
RIGHT | 22 | KEYCODE_DPAD_RIGHT | 割当物理 キーのScanCode |
VOLUME+ | 24 | KEYCODE_VOLUME_UP | 割当物理 キーのScanCode |
VOLUME- | 25 | KEYCODE_VOLUME_DOWN | 割当物理 キーのScanCode |
START | 109 | KEYCODE_BUTTON_SELECT | 割当物理 キーのScanCode |
SELECT | 108 | KEYCODE_BUTTON_START | 割当物理 キーのScanCode |
L1 | 102 | KEYCODE_BUTTON_L1 | 割当物理 キーのScanCode |
R1 | 103 | KEYCODE_BUTTON_R1 | 割当物理 キーのScanCode |
CAMERA (物理なし) |
27 | KEYCODE_CAMERA | 割当物理 キーのScanCode |
FOCUS (物理なし) |
80 | KEYCODE_FOCUS | 割当物理 キーのScanCode |
NAVIGATION | 不明 | (BACK/MENU/HOME表示非表示切替) | 割当物理 キーのScanCode |
MEDIA_STOP (物理なし) |
86 | KEYCODE_MEDIA_STOP | 割当物理 キーのScanCode |
MEDIA_NEXT (物理なし) |
87 | KEYCODE_MEDIA_NEXT | 割当物理 キーのScanCode |
MEDIA_PLAY | 126 | KEYCODE_MEDIA_PLAY | 割当物理 キーのScanCode |
MEDIA_PAUSE (物理なし) |
127 | KEYCODE_MEDIA_PAUSE | 割当物理 キーのScanCode |
BUTTON_A (物理なし) |
96 | KEYCODE_BUTTON_A | 割当物理 キーのScanCode |
BUTTON_B | 97 | KEYCODE_BUTTON_B | 割当物理 キーのScanCode |
BUTTON_C (物理なし) |
98 | KEYCODE_BUTTON_C | 割当物理 キーのScanCode |
BUTTON_X | 99 | KEYCODE_BUTTON_X | 割当物理 キーのScanCode |
BUTTON_Y | 100 | KEYCODE_BUTTON_Y | 割当物理 キーのScanCode |
BUTTON_Z (物理なし) |
101 | KEYCODE_BUTTON_Z | 割当物理 キーのScanCode |
上記の設定ができれば、ほとんどのゲーム類であれば基本的に対応できると思います。
(多くのソフトが、画面タッチ以外でも、キー割り当て変更をサポートしているため)。
上記キー以外への割り当て変更方法は現在調査中です。
正直、コンソール系のソフトでは、キー割り当てが固定だったり、画面にボタンが固定で無かったりするので、SPACEやENTER、Shift,Altキーやアルファベットなどが登録できるとカスタマイズが楽になるのですがなかなか難しい。
あと、調査に使ったツールはこちらです。
KeyTest.apk
https://github.com/chrisboyle/keytest/downloads
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