格安AndroidタブレットをWindowsタブレットのように使おう(RemoteDesktop & Splashtop & Button Mapper)


格安AndroidタブレットをWindowsタブレットのように使おう

最近Android7世代等のAdnroidタブレットの中古が格安で入手できるようになってきました。
さすがに、この世代びAndroid タブレットをそのまま使うにはスペック不足ですが、シンクライアント的な使い方をするのには、十分です。

家にWindowsPCがあること前提ですが、シンクライアントとしてAndroidタブレットを利用することで、容易にWindowsタブレットのように使うことができます。

また、ちょっと難易度が上がりますが、
Andoriodタブレットのボリュームボタンのマッピングを変更するツールを導入することで、快適さが格段に上がりますのでお勧めです。

画像は、中古で3000円か4000円程度で入手した、d-01J(Android7.0)です。
おすすめは、ボリュームキーが側面にあって、押しやすいものです。
8インチぐらいのサイズが持ちやすくていいです。

AndroidタブレットでWindowsを操作する方法いろいろ

家にあるWindowsのエディションがProかHomeかで、、どの方法で接続できるかが変わります。

WindowsのエディションがPro の場合(Remote Desktop接続)

Pro エディションであれば、Remote Desktop接続が利用できます。
Remote Desktop接続は、リモートでWindows-PCを操作できる機能です。
Homeエディションでは利用できませんが、OS標準の機能のため別ソフトウェアの導入なしで利用できるし、パフォーマンスも非常に軽いです。

Windows-PC沢の設定変更することで、Remote Desktop接続を有効にできます。

Windows 11では、「Windowsアイコン -> 右クリック -> 設定 ->システム -> リモートデスクトップ」から有効にできます。

Androi用の接続ツールとしては、以下が利用できます。

なぜか、Android 8.0で利用できるアプリが見つからなかったのですが、
その場合は、古いWindows APPアプリを探すが、別のリモートコントロールソフトを利用を検討する必要があるかもしれません。

なお、コンソールは共有を共有できないタイプですので、PCの画面とリモート画面のどちらかでの表示になります。

パフォーマンス的には、RemoteDesktpでのリモートコントロールがが最もおすすめです。
ただ、普段はPCの画面で見ていて、一時的にAndroid対ブレットで続きを見るような使い方の場合は、Splashtopのほうがあっているかもしれません。

WindowsのエディションがHome(Pro以外) の場合(Splashtop Personal)

OS標準のRemote Desktop接続が利用できませんので、別のリモートコントロールソフトを利用要する必要があります。

私が普段利用しているのは、Splashtop です。
ローカルLAN内での接続であれば、動画再生も問題なくできるくらいパフォーマンスは高いです。

無償版(Splashtop Personal)でも、個人利用でリモートコントロールされるPCの対象が5台までであれば利用できます。
個人利用に特化したリモートデスクトップアプリになりますので、商用利用する場合は有償版を利用する必要があります(年額9,900円~)。

リモートコントロールされるPCに「Splashtop Streamer」というソフトを導入し、Splashtop アカウントと連携することで、利用可能になります。
接続するAndroidでもSplashtop アカウントに登録したメールアドレスを利用しての2段階認証が必要になりますので、セキュリティについても考えられています。

Androi用の接続ツールとしては、現状以下が利用できます。

  • Android 5.0以上ではSplashtop Personal
  • Andorid 4.4.4以下では、Splashtop GamePad THDや、旧バージョンのSplashtop Personalが利用できましたが、今ではPLAYストアから導入できなくなっています。また、Splashtop Streamerが3.5.8.0以下でないと接続できません。

その他、Windowsや、iOS(iPhone/iPad)、Mac、Kindleからも接続できます。

また、無償版(Splashtop Personal)でも有償機能になりますが、「Anywhere Access Pack」を契約することで、インターネット経由での接続も可能です。(現時点では、月額550円or 年額1870円)
(Andorid用のSplashtop Personalの場合、ルータ上でのポートリダイレクト設定と、Splashtop Personal側での「IPアドレスを利用する」での設定で、「Anywhere Access Pack」なしでインターネット経由での接続をすることも可能ですが、セキュリティ的にはおすすめできません。)

その他アプリだと、TeamviewerChrome リモート デスクトップ、VNCなどがありますので、いろいろ調べてみてください。

なお、コンソールを共有するタイプですので、PCの画面とリモート画面の両方で、画面を共有する形になります。

横向きにした場合

Andoriodタブレットのボリュームボタンのマッピングを変更するツール(上級者向け)[Button Mapper: Remap your keys]

普通にAndroidタブレットから、Windows-PCに接続して、操作する分には、そのままリモートコントロールツール(リモートデスクトップ、Splashtop等)を使えばいいのですが、やはり物理ボタンでの操作ができると、操作性が飛躍的向上します。

例えば、Android Tabletにある物理ボタン(ボリュームボタン等)のマッピングを変更することができれば、いいのですが、それには別途ツールの導入が必要になります。

「Button Mapper: Remap your keys」について

私が利用しているのが、Android用の「Button Mapper: Remap your keys」です。
有償機能になりますが、Proバージョンを利用することで、キーコードのシミュレーションを利用したマッピングができるようになります。
(Android 4.3 以上で利用可能)

公式サイト

ただ、この機能を利用するためには、有償版の購入(私の場合は2023年2月頃の購入で買い切り270円でした。もしかしたら今は390円程になってるかもしれません。)と、
Android側での追加セットアップの設定(adbによるコマンド実行)が必要です。

キーコードシミュレーション設定(例)

私の割り当てでは、以下のように設定しています。

音量アップ: 1回押し:カスタムキーコード 19 (↑キー「KEYCODE_DPAD_UP」)
       2回押し:No Action
       長押し :カスタムキーコード 111 (ESCキー「KEYCODE_ESCAPE」)

音量ダウン: 1回押し:カスタムキーコード 20 (↓キー「KEYCODE_DPAD_DOWN」)
       2回押し:No Action
       長押し :カスタムキーコード 66 (Enterキー「KEYCODE_ENTER」)

この音量アップ、音量ダウンボタンの割り当ては、ヘッドセットの音量変更ボタンとも連動します。ヘッドセットボタンについても割り当てができる場合があります。

キーコードの割り当てについては、以下のページを参考にします。
https://elementalx.org/button-mapper/android-key-codes/

なお、カスタムキーコードを利用する場合には、2種類ありますが、私は「カスタムキーコード(バージョン2)」のほうを利用しています。(私的にはこちらでも実用に耐えます)

  • 「カスタムキーコード」
    遅延が少なく信頼性が高いが、Androidを再起動するためにadbコマンドの実行が必要
  • 「カスタムキーコード(バージョン2)」
    待ち時間が長く、信頼性が低いが、1回adbコマンドを実行すれば、Andoridを再起動しても再度実行不要

Android側でのセットアップの設定(adbによるコマンド実行)

Android側でのセットアップの設定(adbによるコマンド実行)については、
以下のページで設定支援ツールのダウンロードが可能です。

Button Mapper | Advanced Setup

操作については、以下のサイトが詳しいです。
Button Mapper:”音量ボタン”などにアクションを割当/変更できるアプリ – SMART ASW

もし、支援ツールがうまくいかない or 支援ツールを使いたくないということであれば、
大まかな流れとしては、以下の通りで設定できます。

Android側の準備

  • 開発者向けオプションを有効化(こちらは端末によって変わりますが、おおむね以下の手順でできることが多いです。)
    「設定」を開き、「デバイス情報」を表示させます。
    その画面の中から、「ビルド番号」を探し、その項目を何度もタップしてください。
    すると、「あなたは開発者になりました」という通知が表示されます。
  • USBデバッグの有効化
    一度設定のトップに戻り、「システム」→「開発者向けオプション」を開きます。
    その中から「Androidデバッグ」(または「USBデバッグ」など)をタップし有効化します。
    これで有効化が完了しました。

PC側での操作(一部Android側)

  • 設定支援ツールのダウンロード
    Button Mapper | Advanced Setupをダウンロードするか、
    SDK Platform-Tools リリースノート  |  Android Studio  |  Android Developers
    にアクセスして、SDK Platform-Tools for Windowsをダウンロードします。
  • PCとAndrod端末をUSBで接続します。
  • USBでバッキング接続と通知出ることを確認します。
  • ButtonMapperSetup.zip または、
    platform-tools-latest-windows.zipを解凍します。
  • コマンドプロンプトにて、解凍したフォルダ\Toolsまたは、\platform-tools に移動して、
    以下のコマンドを入力します。
    adb.exe devices

  • Android側に「USBでデバック許可しましか?」と表示されるので、「OK」をクリックします
  • もう一度以下のコマンドを入力します。
    adb.exe devices
    結果として、以下のようなコマンドが表示されます。
    (deviceと表示されること確認します。表示されない場合はタスクマネージャでadb.exeを終了したうえで、再度実行して見てください。)

以下このようにコマンドを入力します。
adb.exe shell pm grant flar2.homebutton android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS


これで、「カスタムキーコード(バージョン2)」によるカスタムキーコードシミュレーションが可能になります。

な、操作中に、ボリュームボタンが効かなくなった場合、Androidの「入力方法の選択」が、Button Mapperになっている場合があります。この場合はButtonMapper以外を選択してみてください。」

Windows側のカスタマイズ

基本的に、Windows側はそのまま操作できます。
ブラウザや、動画再生なども十分に実用範囲内だと思います。

マウスのコントロールは、Remote desktop、Splashtop共に、
直接造作とタッチパット的入力のいづれかが選べますので、好きなほうで操作できます。
(通常は直接操作のほうが快適ですが、細かいマ牛ポインタの指定などの場合は、タッチパット的入力のほうがやりやすい場合が多いです。)
必要に応じて、AndroidタブレットにBluetoothマウスを接続してもOKです。
(Android側で接続したジョイパットはXInputや、DirectInputモードではPC側で認識されません。キーボード&マウスモードなどで認識させて、キーマッピングを変更してください。)

キーカスタマイズができるツール(NeeView等)では、カーソルの上下、Enter、ESCキーで操作できるようにしておくと、物理キーが使えるので、より操作性が快適になります。

なお、8インチタブレットで操作する場合は、以下のようなベルトを着けるとさらに快適になります。

タブレットハンド 

もちろんお手持ちのスマホでの操作でもOKですよ。

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