G400/G450/G550  FAQ

INDEX

(Q1〜Q50 Q51〜Q100 Q101〜Q150 Q151〜Q200 Q201以降)


Answer:

Q1.G400・G450シリーズの違いって何ですか?


基本的にG400・G450シリーズには、
G400にはG400SingleHead・G400DualHead・G400MAXの3種類が有ります。
ESはエンジニアバージョンで通常は入手不可です。
G450は基本的にDHに相当するバージョンしかありません。

モデル ディスプレイ
出力
memory コアCkock メモリ
Clock
RAMDAC
clock
カード
バージョン
(カードモデル)
メモリ
スピード
Millennium G400 SingleHead 1 16MB
(SGRAM)
126 168 300MHz Model 303A
Model 304
Model 304A
Model 304A
Model 305B
Model 400
6ns
32MB
(SGRAM)
124 166 300MHz Model 303
Model 304
Model 400
Model 400A
Model 401
16MB
(SDRAM)
126 168 300MHz Model 103 6ns
Millennium G400 DualHead
(セカンダリはTV出力も可)
16MB
(SGRAM)
126 168 300MHz(135MHz) Model 104 6ns
一部5nsの製品あり
32MB
(SGRAM)
126 168 300MHz(135MHz) Model 104
Model 105
Model 105B
Model 106
Model 106
Model 107
Model 108
Model 109
Model 401
Marvel G400-TV
(セカンダリはTV出力のみ可)
(ハードウェアMJPEG取込可)
16MB
(SGRAM)
126 168 300MHz(135MHz) Model 001 6ns
Millennium G400 MAX
(セカンダリはTV出力も可)
32MB
(SGRAM)
150 200 360MHz(135MHz) Model 104
Model 105
Model 106
Model 108
Model 109
Model 401
5ns
Millennium G400 ES
(セカンダリはTV出力も可)
32MB
(SGRAM)
200 266 360MHz(135MHz) Model 104 4ns
Millennium G450
(セカンダリはTV出力も可)
16MB
(DDR-SGRAM)
360MHz(230MHz)
32MB
(DDR-SGRAM)
360MHz(230MHz)
Millennium G450 LE
(セカンダリはTV出力も可)
16MB
(SDR-SDRAM)
360MHz(230MHz)
32MB
(SDR-SDRAM)
360MHz(230MHz)
Millennium G450 LXB 
(セカンダリはTV出力も可?)
16MB
(DDR-SGRAM)
G450よりも
低い
G450
よりも
低い
360MHz(230MHz)

G400シリーズの基本的な違いはSingleHeadには、ディスプレイ出力が1つしかありませんが、DualHead・MAX・ESには、2つのディスプレイ出力があり、第2画面ではTV出力も可能です。

MAXはDualHeadの高クロック版です。
ESはさらにMAXの高クロック版(?)のようです。(PINファイルを見る限り)

SingleHead・DualHeadには、メモリが16MB版と32MB版が存在します。MAXは32MB版のみです。
ただし、16MB版にはパスコンがついていないものが存在するそうです。
(→Q13.なんか画面に透明の横ノイズが出るのですが、不良品ですか?

G400・G450では、後からメモリの増設は出来ないので購入時には注意してください。
搭載メモリ量によって、使用可能解像度に違いが出ます。
(→Q96.搭載メモリと解像度の関係は?

G4x0シリーズではSGRAM搭載だけでなく、SDRAM搭載版も存在します。
購入時には注意した方が良いかもしれません。

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Marvel G400-TVは、G400DH16MH+Rainbow Runner Gと同等の機能を持ったビデオカードです。
ハードウェアMJPEG圧縮でビデオキャプチャが可能です。
(→Q5.Rainbow Runner Gってなんですか?)
ただし、セカンダリとして接続出来るのはTVのみで、マルチスキャンモニタの接続は出来ないようです。(00/01/11)
ASCII DOS/V ISSUE 2000年3月号のP.231ページでも特集されていますね。

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GIGABYTE版のG400として、GA−MG400という製品もあります。
ただし、このカードにはBIOSが付いておらず、GIGABYTE製のマザーボードにVIDEOカードのBIOSを搭載して、これを使用しているために、GIGABYTE以外のマザーボードでは使用できません。
(→Q102.GIGABYTE製のG400カードについて

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上の表にはありませんが、Matrox RT2000という製品も有ります。
これは、DV/アナログ対応のキャプチャーボードにMillennium G400 DualHead の32MB版を同梱し、DVとMPEG2でキャプチャできる製品のようです。
ついに出荷が開始されたそうです。(00/02/27)

よしなさんからRT2000付属のG400のPINSファイルとMxinfoの結果をいただきました。
これによると、メモリクロッ200MHz・コアクロック100MHzという特殊なクロックで動いているようです。
メモリは-5のもので基板はMAXより数mm長く、.MGAのチップにはファンではなくヒートシンクが付いているのでG400DHの系列に当たるようです.
ちなみに、SUBSYSIDは”9010”が割りあたっているようです。(00/06/18)
他のカードとのPINSファイルの相違点はこちらを参照してください。

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G450についての正式プレスリリースがMATROXから発表されました。
http://www.matrox.com/mga/press_room/lat_press_rel/g450_announce.htm
http://www.matrox.com/mga/feat_story/apr2000/g450_chiprelease.htm

G450 は、次世代3Dグラフィックチップセットというわけではなく、現行の G400 の改良版となりました。
主な改良点は、
・0.18μmプロセス化
・RAMDAC の高速化&内蔵
・DVI回路の内蔵
・DDR SDRAM対応(ただし、バス幅は128->64bitに下がっています。
などです。2000年第2四半期後半にリリース予定とのことです。

もちろんDualHead機能(Multi-Display, Zoom, DVDMax, Clone)も健在のようですので安心です。
0.18μmプロセス化によるクロック耐性の向上も期待できるかと思われます。
詳しい日本語訳は、ようちんさんのところのトップページで紹介しています。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~youichi/index.html

結局、Hardware T&Lは搭載されないようですが、現段階ではベンチマークやOpenGLでしか有効活用されていない気がしますので、G800できっちりしたもの(DirectX8対応なやつ)を搭載してくださることを期待します。

G450最新情報

ついにG450の発売情報が公開されています。(下の方が詳しいです)
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/08/10/610826-000.html
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000810/matrox.htm

これによると、インフォマジック(ジャパンマテリアル)で9月下旬から発売するとのこと。
これまでの情報どおりSH,DHの上・MAXの下の位置づけの様ですが、モデルによってDDR-SDRAMにも対応しています。

また、情報によるとPCI版も発売するということなのでもしかしたらG400・G450 2枚差による4ディスプレイなんてのも可能かもしれません。(OS・ドライバが対応していればだけど)

もちろん、DHなモデルもあるのですが、2ndRAMDACの統合によりセカンダリの解像度が1600x1200x32bitにまで上がっています。

価格はAGP/SH/SDRAMモデルの店頭予想価格で20,000円以下とのことです。
→実際にはSHモデルは発売されないようです。

G450最新情報 その2

G450はDDR-SGRAMですが、G450LEという型番の製品はSDR-SDRAMになるようです。またセカンダリのRAMDACクロックは230MHz(G400は135MHz)とのことです。

G450最新情報 その3

G450は基本的にG400DHと同等のビデオカードなっています。
若干、G400と比較する動作速度は同等か若干遅いとのことですが、それ以外の画面のきれいさやRAMDACの上昇およびセカンダリ画面の高解像度化など、性能よりも機能を重視する方はG400DHよりもG450をお勧めします。

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G550について

2001/6/19にMatroxよりG550が正式発表がありました。

0.18um GPU,
・Support AGP 1/2/4x buses,
・32MB of DDR (Double Data Rate) Memory,
・360MHz UltraSharp RAMDAC,
・230MHz Secondary RAMDAC for DualHead Features,
・Vibrant Color Quality 2,
・Environment Mapped Bump Mapping,
・Support for DirectX 8.0 Vertex Shaders,
・Extended Vertex Shader,
・Matrix Palette Skinning (up to 32 matrix),
・HeadCasting Engine,
・Z-Buffer 32bits with 8 bits of stencil buffering,
・2 pixels pipelines with two texture units per pixel pipeline,
・Revamped Internal 32bits architecture,
・DVI Connector supporting LCD screens.

メモリ幅はG450と同じ64bitのようです。
HeadCastingエンジンを搭載しており、これを利用してインターネット経由のテレビ電話のような使い方が出来るようです。
その他、セカンダリ側のコネクタが脱着可能となっている模様です。

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G800について(うわさ)

次世代G400とも言える製品のようです。
K-Benchによると、このビデオチップはコードネームCondor IIと呼ばれているそうです。

G800(Condor 2)

- G450 とピン互換
- G450 の2倍の fill-rate
- 250MHz DDR FCRAM 対応
- Hardware T&L
- DirectX 8.0 Shader、フルファンクション DX7 対応
- DX7, 8, OpenGL IDC(ICD?) ドライバ
- 2000年9月量産開始

詳しくはこちら

G550となった模様。

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次世代G4x0搭載カードについて

Ver5.10のドライバのINFファイルや、PDTOOL.DLLなどから、新しいMatrox製ビデオカードの名前らしきものが見つかっています。

INFファイルからは
Matrox Conder / Test <--アナウンスはありませんでした(6/16追記)
Matrox MillenniumG450 DualHead DVI AGP
Matrox MillenniumG450 DualHead DVI PCI
Matrox MarvelG450 eTV
Matrox Orion AGP
Matrox Orion PCI

PDTOOL.DLLからは、

・Matrox G800 AGP
・Matrox Fusion G450 AGP
・Matrox Fusion Plus G800 AGP

です。

なお、PD6.01のPDTOOL.DLLにはGシリーズではなく

・Matrox Fusion F450 AGP
・Matrox Fusion Plus F800 AGP

のようになっている模様です。

これからのMatroxの動向に注意しましょう。

Q2.G400のDHとMAXって何が違うのですか?


基本的にDHとMAXではハードウェア的にはほとんど変わりませんが、MAXでは耐性の高いビデオチップが使用され、標準でFANが装着されています。(SingleHead・DualHeadには、ビデオチップにヒートシンクが装着されているのみ)

DualHeadとMAXの違いはビデオチップのコアとメモリの動作クロックがMAXでは上がっていることです。
(コア:126−>150・メモリ:166−>200)
メモリの動作クロックが上がっているため、高速メモリが採用されています。
(→Q58.私の持っているG400には、何nsのメモリが載っているかの確認はどうすればいいのですか?

それに伴い、RAMDACクロックもMAXでは300から360へ上がっています。
ただし、メモリアクセスタイミングがMAXの方が遅くなっています。
(→Q19.MAX化ってどうすればできるのですか?

なお、DualHeadとMAXでは、同じBIOS・ドライバが使用されるようです。

また、G450では基本的にDH相当のモデルしかありません。

Q3.G4x0は、TVにも出力できるって聞いたのですが?


DualHead・MAXでは、第2ディスプレイとして、TV出力が可能となっています。(SingleHeadでは不可)
第2ディスプレイでは、マルチスキャンモニタ・TV出力(コンポジット)・TV出力(Sビデオ)の3種類が使用できます。

出力設定はDualHeadタグの画面下・右側のTV Setting内のDesktop TV SettingとDvd Max TV settingで第2画面をどこに出すか(RGB・S端子・コンポジット)の指定をします。
S端子・コンポジット出力の場合は、出力形式をNTSC(日本ではこちら)・PALから選択できます。
ここで、TV出力時の色合いも指定できます。(白黒画面表示等の設定も可能)

第2ディスプレイへの出力方法には、以下の通り複数あります。

  • 第1ディスプレイと同じ内容を第2画面に出力する         Dual Head CLONE
  • 第1ディスプレイで表示したビデオ画面を第2画面に最大表示する  Dual Head DVDMax
  • 第1ディスプレイの任意の場所を第2画面拡大表示する      Dual Head Zoom
  • セカンダリ画面として第1画面とは別の画面を表示できる      Dual Head Multi-Display

詳しくはこちら(セカンダリVGA端子(TV出力)について)を参照してください。

なお、G400の場合、第2画面のTV出力時の解像度は1024x768までに制限されます。
(G450の場合、第2画面の解像度は1600x1200までに制限されます。)

Windows上でDOSの全画面モードにした場合には、第2画面への出力は無くなりますが、
BIOSをTV出力用に変更しておけば特定の解像度のDOS画面をTV出力できます。(G400のみ)
(−>Q30.DOSでも、TV出力は可能ですか? 参照

DVDMaxは、TVにのみ表示できます。
最近のドライバを使用すれば、セカンダリにディスプレイを接続していてもDVDMaxが使用できるようです。
リリースノートによると、Win9xではPD6.10.013で、Win2000ではPD5.20から対応している模様です。

DVDClone時、VGA画面表示時(DOS窓のフルスクリーン表示時)には第2画面に何も表示されません。

Windows95では、Multi-Display機能は使用できません。
NT4.0では、DVDMaxは使用できないようです。Zoomは使用できます。Clone機能はTV出力のみのようです。

OSごとの使用できる出力方法はこちらを参考にしてください。
http://www.infomagic.co.jp/japanese/product/matrox/g4tec-j.html#dhd

最近のドライバでのOSごとの使用できる出力方法は,私が調べたところ、

◎Win9x(PD6.21で確認)

  • ディスプレイ+TVの接続では、Clone・DVDMax・Zoom・Multi-Displayが操作可能。
  • ディスプレイ2台の接続でも、 Clone・DVDMax・Zoom・Multi-Displayが操作可能。
  • Multi-Display実行中では、  Clone・DVDMax・Zoomは使用不可。

◎Win2000(PD5.31で確認)

  • ディスプレイ+TVの接続では、Clone・DVDMax・Zoom・Multi-Displayが操作可能。
  • ディスプレイ2台の接続でも、 Clone・DVDMax・Zoom・Multi-Displayが操作可能。
  • Multi-Display実行中では、  Clone・DVDMaxは使用不可。ただし、Zoomは使用可能

となっていました。NT4.0では確認していません。(01/01/12追加)

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セカンダリにTVを出力するには、付属の変換用Yケーブルを使用します。
まれにバルクではYケーブルが付属していないことがあります。確認してから購入しましょう。
−>Q181.セカンダリに接続するYケーブルについて

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G400ではWindows上だけでなく、DOS画面でもTV出力は可能です。(→Q30
ただし、現状ではG450でのDOS画面からのTV出力は出来ないようです。

Q4.G4x0では1枚でマルチディスプレイが出来ると聞いたのですが?


G400DH・MAXおよびG450では、OSがマルチディスプレイに対応していれば、
第1画面・第2画面を使用してマルチディスプレイ表示が可能です。

なお、第2画面の解像度は

出力先がマルチスキャンディスプレイの場合、1280x1024まで(G450では1600x1200まで)、
出力先がTVの場合、1024x768までとなります。(G450では不明です。情報をお願いします。)
Win9x、Me、Win2000(セカンダリにディスプレイを接続した場合)では第1画面と第2画面の解像度は異なっていてもOKです。

出力方法はココのDual Head Mluti−Displayを参照してください。

基本的には、Win98であればDHタグでDual Head MlutiDisplayを選択して再起動し、ディスプレイのプロパティで第2画面を有効にすればOKです。

上記のように指定してもうまく動作しない場合は、
Q114.DHでTVを使用したMultiDisplay機能を有効にしてもうまく動作しません。
を参照してみてください。

なお、NT4.0ではOS自身ではマルチディスプレイに対応していませんが、独自のドライバによってマルチディスプレイを実現しています。
ただし、2つのモニタで同じ解像度を使用しなければならない等、制限があるようです。
よって、最大解像度は2560(1280*2)x1024(ディスプレイ2台構成時)または2048(1024*2)x768(ディスプレイ・TV併用時)となります。
(G450では不明です。情報をお願いします。)

Win2000でも、マルチディスプレイ機能が使用できます。
ただし、現段階ではwin9xのような形ではなく、NT4と同等のものとのことです。
Win2000の場合、Win9xのような2画面として認識させるものと、NT4.0と同等のものが選択できます。
ただし、セカンダリにTVを接続した場合は、NT4.0と同等のもののみ使用可能のようです。
(→Q125.Win2000で、DH機能のMultiDisplayにしたときに別々の解像度に出来ません。どうすれば出来ますか?

NT4.0と同等の画面の場合、ウインドウを開くと、画面をまたがって表示されてしまうことがあります。
これは、Multi-Display Controlsを起動して設定することで改善することができます。
(→Q128.MGA Control Utilityについて

Win9xでのマルチディスプレイ時には、ハードウェアアクセラレーション(D3D)は第1画面のみ有効となり、第2画面ではソフトウェアレンダリングのみとなります。(OS側の仕様です。)
このためか、DVD再生のようにオーバーレイ表示される部分も第2画面では表示されないようです。
最近のドライバでは、セカンダリに出力するときは自動的に非オーバーレイ表示になるようなのでセカンダリにも動画を表示することが出来ます。

Win2000では、セカンダリディスプレイ(第2画面)でもハードウェアアクセラレーションに対応しているという情報も有りますのでマルチディスプレイでも表示できるかもしれません。

Q5.Rainbow Runner Gってなんですか?


Matrox Video card G100,G200,G400対応TVチューナー、MJPEGビデオキャプチャカード(PCI)です。
このカードをPCIスロットに挿し、ケーブルでRainbow Runner GとG400を接続します。
ただし、SingleHeadでは、接続用コネクタが1つしか存在しないため、使用できないかもしれません。

付属のドライバCD-ROMに入っているPDF形式のマニュアルには、
「SingleHeadでもRR-Gは使用可だが、その場合ハードウェアMJPEGエンコーダー、デコーダーは無効になります」
と書かれているそうです。

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Marvel G400-TV・G400&RRG用のドライバがバージョンアップしています。NTでも使用できるようになりました。
それぞれのOSでの最新バージョンは以下の通りです。

NT用
Marvel G200/G400 Windows NT 4.0用Video Tools Ver.1.53.053
(要ドライバ Ver.4.46.041)

Win9x用
Marvel G200/G400 Windows 9x 用 Video Tools Ver.1.54.040
(要ドライバ Ver.5.55.022)

主な修正点は
1 - Decompression artifacts were sometimes visible when capturing at high data rate (loss of image quality).
2 - PAL - Visible field inversion in both TV Input andLine Input.
3 - PC VCR Daily and weekly timer program management.
と言うことです。

Win2000用(β版)
Beta Windows2000 Viedo Tools 2.00.012
(要ドライバ Ver.5.06.031)

ついに出たWin2000用のドライバです。(ただし、まだβ版です)
ドライバも、Video toolsを使用するときの専用のものが用意されています。
http://www.matrox.com/mga/support/drivers/files/w2k_vt200.cfm

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PC-VCR使用時、圧縮率が標準より下げるためには、MatroxHDBenchでHDD転送テストをクリアすれば設定出来るようになる仕様とのことです。

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Rainbow Runner GについてはMaruru's NET冒険野郎!さんが詳しく解説されています。

また、Win98のACPIサポートを有効にしているとRainbow Runner Gがうまく動作しないことがあるようです。(IRQステアリングがうまく動作しないため)
ACPIがサポートされた状態からACPIを無効にするには、

(1)REGEDITを使用して、レジストリの"HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Detect"からACPIOptionキーを削除する。
(2)コントロールパネルの「ハードウェアの追加」で新しいハードウェアを自動認識させると、マザーボードのドライバが入れ替わります。
(3)再起動する。
とすれば、OKです。

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RRGはマシンにセットしても、デバイスマネージャからは認識されないとのことです。
PowerDeskのinfomationタグで認識されていればOKのようです。
また、ATROXのHDDベンチを一回以上実行しないとキャプチャー出来ないかもしれません。

Q6.PowerDeskってなんですか?


PowerDeskはMATROXせいビデオカードの統合設定ユーティリティです。ここでG400の機能設定を行ないます。
G4x0のドライバと一緒にインストールされ、起動中はシステムトレイにディスプレイの形で表示されています。
画面のプロパティで”詳細”ボタンを押すと、Information,Option,DualHead,MonitorSetting,Colorタグが表示されます。
DualHeadタグは、DH,MAXなどTV出力をサポートしている場合にのみ表示されます。)
G4x0のドライバと一緒にインストールされます。

Win9xは、以前ではPowerDesk5.XXが使われてましたが、現在では6.XXに移行しています。
NTの場合のPDのバージョンは4.xxとなりますが、この場合の起動は、システムトレイからのみできるようです。

日本語化については”Q28.Matrox Powerdesk Ver5.xx の日本語化はどうすればできるのですか?”を参照のこと。
ー>PowerDesk6.xxも公開が始っています。

2001/06現在の最新ドライバでは、
   Win9x,ME : PD 6.xx
   Win2000  : PD 5.xx
   WinNT4.0 : PD 4.xx
が使用されています。

各バージョンに付いてはQ166.Windows系OS用ドライバのバージョンについてを参照してください。

Q7.英語版ドライバーをインストールしたらディスプレイのプロパティが全部表示されません。


これは、フォントサイズが英語OSと日本語OSでは異なるために発生します。
InternetExplorer5.0をインストールするとフォントの問題が解決されるのできちんと表示されるようになります。

あとは、レジストリを書き換えて強制的にフォントの大きさを変える方法もあります。
このためのレジストリファイルがシバの HOMEPAGEさんにありますのでこちらを使用してください。
(ただし、この方法は他のアプリケーションにもかなり影響を与えるようです。ご注意ください。)

また、シバ氏によるPDesk5.x,6.xの日本語化を行うと、この件についても解決されます。
(→
Q28.Matrox Powerdesk Ver5.xx の日本語はどうすればできるのですか?

Q8.G4x0でDVDは見れますか?


G4x0には、G4x0にカスタマイズされたDVD−PLAYER(Matrox Dvd Player)が付属CDROMに添付されています。
(例外が有ります→Q9参照)
これは、SOFTWARE CINEMASTERのOEM版とのことです。

Marvel G400-TVには、SoftwareCinemaster2.0相当のプレイヤーであるMatrox DVD Player 2.0 が付属しているようです。
このバージョンではWinNTやWin2000上でも動作するとのことです。

G450には、Software CinePlayer 1.0相当のプレイヤーであるMatrox DVD Player 3.0(?) が付属しているようです。
(→FAQ187)

ただし、このDVD−PLAYERを使用するためには、DVD−ROMドライブ・高速なCPU・サウンドカードが別途必要です。
もし、うまく動作しない場合は、マザーやASPIなどのドライバを最新にしたりすると、うまく行くことがあります。

なお、DVDドライブはDMA転送をONにしないと再生がぎこちなく場合があります。ここはONにしましょう。
[DVD−ROMドライブがIDE接続の場合。]

それでもコマ落ちが発生するときには
Q76.ゲーム(DVD再生)などをしていて、動きが一定時間ごとに止まるような感じがするのですが。
Q88.G400 DVD PLAYERの詳細設定はどのようにすれば良いのですか?
なども参照してください。

また、Matrox Dvd Playerをインストールすると、MEPG2のMediaPlayerでの再生が可能となります。
(MPEG2の再生コーディックがインストールされる。)

プロテクトのかかったDVDソフトをPCで再生してDVDMaxでビデオに録画しようとすると、見事にプロテクトに引っかかって録画したビデオが....
となります。すばらしい(?)再現性です。
プロテクト(マクロビジョン)に関しては、
Q42.DVDMaxを使用して、DVDをテレビに再生したのですが、画面が明るくなったり暗くなったりします。
を参考にしてください

G400でMatrox Dvd Player が使用できる解像度は、

  • 16bitカラーが全解像度
  • 24bitカラーが1600*1200まで
  • 32bitカラーが1152*768まで

となります。
これ以外の解像度で起動した場合には
「The current resolution and color depth is using too much memory to create a video overlay surface and preventing DVD playback.」
と出力され起動しません。(上の解像度は、オーバーレイ表示が出来る上限だと思われます。)
ただし、16bitカラーでプレイヤーを起動して、そのあと32Bitカラーに変更することで、対応していない解像度でも見ることが出来るようです。(この場合はオーバーレイ表示されないためDVDMAXは動作しないと思われます。)

Matrox DVD Player 1.0の設定は、コントロールパネル内のMatrox DVD Playerという項目で行います。

  • General     - ControlPanel(Player)やSoftwareDVD(DVDdecoder)等のバージョンが確認できます。
             なお、Video,Audioの項目を変更するには、Expert Userにチェックを入れます。
  • Region Setting - Reginコード(日本では2です。)の設定と、書換可能回数などが確認できます。
  • Video      - Desired FormatとDeInterlacingの確認・指定できます。
  • Audio      - Sanple Rate等が指定できます。

Matrox Dvd Player 2.0の設定も、コントロールパネル内のMatrox Dvd Playerという項目で行えます。
ただし、設定できる項目は少なく、GeneralとAudioしかありません。

その他の詳細設定はDVD Genie(旧 DVD Region Selector)
http://www.inmatrix.com/)で行うことができます。(→Q88

Matrox Dvd Playerのバージョンアップや、詳細設定の方法などは、
"Q41.Matrox Dvd Playerのバージョンアップって出来るのですか?"
を参照してください。

Q9.G400・G450の付属CD−ROMにDVD−PLAYERが入っていませんでした。どこにあるのでしょうか?


synnexの初期版リテールG400には、Matrox Dvd Playerが入っていない場合があるとの情報が有ります。
現在のものでは添付しているようですが、付属していなかったら運がわるかったとあきらめましょう。

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また、G450の付属CDにはDVD−PLAYERが入っていない場合があるとの情報もあります。
製品名にWith DVDPLAYERと入っていれば、入っているようです。

しかし、Synnex 版G450の場合”With DVDPLAYER”であっても初期ロットの場合に入っていないことがあるようです。
この場合はSynnexへ連絡を取ると送付してもらえるようです。
ただし、このDVDPLAYERは「ZORAN SoftDVD player for Matrox MGA-G200 Series」のようでWin2000環境ではビデオカードチェックに引っかかってしまい、インストールできないという情報も入っています。

いままで、G400に付属してたMatrox DVD Player V2.0では、Win2000環境でもインストール可能であっただけに、これからの状況をチェックしたほうがよいかもしれません。

何かこの件について情報がありましたら、掲示板もしくはメールでおしえてくださると助かります。

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友人が持っているG450DDR16MB版のバルク版CD−ROM(CD型番:20075)には、新しいMatroxDVDPlayerが入ってましたが・・・・・・・・その実態はシネプレイヤー1.0でした。
(→FAQ187)

Q10.G400の付属デモがうまく動きません。


Dual Head機能を使用していると付属デモ(通称:妖精デモ)が動作しないようです。Dual Head を Disable にして見てください。
また、AGPを1xにしたら動いたという情報もあります。

Q11.G400の付属デモに隠しモードがあるそうですが?


デモ中にキーボードの’0’キー(NOT10キー)を押すと、カーソルキーとマウスで自由に動けるモードになります。
操作はやってみれば分かるでしょう。

Q12.G400・G450を使用していますが、マシンが不安定です。(AGP2xモードで安定しません。)


マシンで使用しているマザーボードなどの環境によって、AGP2xでは安定しない場合があります。
マシンを起動してしばらくすると画面が砂嵐な状態になったりした場合がこれにあたります。

この場合は、シバの HOMEPAGEさん作のG400 Utilityを使用して強制的にAGP1xモードにすると安定する場合があります。
(起動すら出来ない場合は、セーフモードで立ち上げてAGPモードを変更する)
Win2000などで、AGPモードを変更する場合は、
Q91.G400のAGPモードの動作設定方法
を参照してください。

CPUをオーバークロック動作している場合には、AGP2xで安定しない可能性が高くなります。
また、AGP動作モードがベースの1/1で駆動になっている状態でFSB66MHz以上でマシンを動作させている場合、マシンはオーバークロック動作状態となります。
ベースが66MHz以上であれば、AGP2/3駆動モードで動作させましょう。
あくまで、AGPの定格入力クロックは66MHzであることを忘れないでください。

まずは、マシン(CPU・チップセット・メモリ・FSB・ISA・PCI・AGP)を定格動作にして試してみてください。

現在のマシンの動作クロックや動作モード(CPU・FSB・PCI・AGP)は、
SisoftのSandra99のスタンダード版などのユーティリティなどを使用して調べることが出来ます。
(→Q34.自分のマシンのAGPモードやAGPクロックを調べる方法がありますか?)

WindowsUpdateでライブラリ関係をアップデートしたら治った(AGP2xモードで動作した)との情報もあります。
AGPなどのドライバ関係は最新のものを使用しましょう(特に互換チップセットを使用している場合は要注意です。)
AthronをG400を組み合わせて使用する場合、各ドライバをしっかりインストールしないと不安定になるようです。
また、Win2000でのAMD750チップセット用のAGPドライバが、http://www.soyousa.com/drivers/K7/K7driver.zipに含まれているそうです。このチップセットを使用している方は試してみても良いかもしれません。

Intel製チップセットのドライバはhttp://developer.intel.com/design/software/drivers/platform/inf.htmにあります。

Ali製チップセットのドライバはhttp://www.acerlabs.com/にあります。
http://www04.u-page.so-net.ne.jp/gc4/iidatti/soket7.htmの方が最新のようです。

VIA製チップセットのドライバはhttp://www.via.com.tw/drivers/index.htmにあります。
特に、G400での相性問題はVIA製チップセットで出やすいようです。
必ず、チップセットに対応したAGPドライバをインストールしてください。(00/07/23追加)


また、OSを再インストールするとAGP2xで動作する場合があります。
逆に、何かのタイミングでAGP2xモードで急に安定しなくなる場合もあります。
つまり、この辺はマシン構成によってかなり微妙になるということです。

PowerDesk Ver.5.20(Win9x用)のWHQL Cartified Driverを使用すると、安定してAGP2xモード動作出来るようです。
私の環境では、他のドライバでは1xモードでないと動かなかったのが、このドライバにしたとたん、2xモードで安定動作するようになりました。
しかも、Pentium!!!450を133*4.5=600駆動(PCIクロック=33.3MHz,AGPクロック=89MHz[2xモードで動かしているので178MHz])で動作中です。マザーボードはP3B−Fです。
Ver5.20インストール時に、”古いAGP関連ドライバをインストールしようとしている”と警告が出る場合がありますが、ここでは古いドライバに置き換えた方が安定するようです。

また、G400はAGPスロットに差しますが、IRQをAGPと共有するSLOT1に何かカードを差した場合にうまくG400が動作しない場合が多いようです。SLOT1は使用しない方が無難です。(電源供給の安定化の面でも有効なようです。)

それでも安定しないようであれば、マザーボード側のメインメモリ(SIMM or DIMM)を差しなおすと安定する場合もあるようです。(メモリの不良が不安定を引き起こしている場合があります。)

P3B-FでAGP2xモードのとき、ごくたまにマシンがストール(停止)してしまう場合、マザーボードのBIOSで"PCI/VGA Palette Snoop"をEnabledにすると、状態が改善されるとの情報が入りました。現在私のマシンで検証中です。(99/12/19)
−>
変更してみたところ、かなり安定しています。ストールする回数も減りましたし、いきなり固まるのではなくて、砂嵐状態になってから制御不能になるようになりました。かなり効果があるようです。(99/12/26)

G400のPDeskと干渉するアプリケーションもあるようです。常駐ソフトにも注意しましょう。
(EPSONプリンタ監視アイコンやウイルス監視ソフト等を外したら安定したという報告があります。)

他にもレジストリの”AGPを使用””バスマスタリングを行う””結合書き込みを使用”なども安定性に影響があるようです。
(シバさんのG400 Utilityで変更できます。)

Powerdesk5 Resolution Manager2.1ではさらに多くのレジストリ項目が変更できます。
ここで"AGPFallback"の項目を1(ON)とすると2xでも安定する場合があるという噂がありました。
その他の謎の項目として、”ClockOverrideEnable””ForceBusMastering”等も有ります。名前からして怪しそうです。(00/01/04)

マザーボードによっては、BIOS上でAGP動作モードの切替が出来るものが有るようです。
こちらも、いろいろ調整して見てください。

マザーボードのBIOS設定については
Q126.Matrox推奨のマザーボードbios設定は?
を参考にしてください。

CPUがAthronの場合、特に設定での相性が出やすいようです。AGPドライバなどを変更してみてください。
(→Q75.起動時に変な模様(?)が現れフリーズしてしまいます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

MatroxのUtilページに、新しいG400専用ツールがアップされています。
Win98専用とのことですが、Matrox Tweak Utility(tweakutil)という名前のツールです。
このツールは、不規則にマシンがおかしくなる(システムロックな状態になる)ような場合に使ってくれとのことで、どうやらマシンに安定性重視の設定を行うツールのようなのですが、なんせドキュメントも入っていないので良くわかりません。
ただし、私のところの環境では、AGP2xモード動作で明らかに安定性の向上が見られましたので、試してみる価値はあると思います
(→
Q127.Matrox Tweak Utility(tweakutil)について

Q13.なんか画面に透明の横ノイズが出るのですが、不良品ですか?


あなたが使用しているG400は、16MB版ですか?
16MB版には、ノイズ除去のためのパスコン(=バイパスコンデンサ)が省略されているものがあるとのことです。
コレが原因で、透明の横ノイズが発生する場合があります。確認してみてください。

透明の横ノイズが発生する状況

  • 3DMark 99 MAX にて最初の太陽のシーンで、太陽の光の中にノイズ(暗い横縞)が入る。
  • メモ帳を最大化状態で起動して、Backspaceキーを連続入力する。

これは、ノイズ環境の無いところで使用されることを想定したバルクが販売経路として乗ってしまったのかも知れません。
(パスコンが無いからといって、必ずノイズが出るというわけではありません。)

なおパワーユーザーな方には、G400チップの真裏の部分にある20数個のランドに0.1[μF]のチップコンデンサを装着して透明の横ノイズを解決された方もいるようです。

どこにチップコンデンサを装着するかは、The NK-1124 room.さんの<G400にパスコンを>がとてもわかりやすいです。

なお、infoMagicの5.20Jにした所見事に症状が消えたとの報告がありました。
しかし、残念ながらこのドライバーのインストールにはinfoMagicのドライバーCDが必要です。

また、G400をオーバークロック動作させた場合には、カラフルなレインボーノイズが出ることがあります。
この場合はすぐにクロックを戻しましょう。
(戻しても元に戻らなかった場合には、BIOS・PINデータが壊れてしまった可能性があります。バックアップから戻してみましょう。→Q16.)

もし、すべてを定格の状態で使用していて、はじめからレインボーノイズが出るようでしたらAGPドライバなどのインストールしたバージョンをが最新版かどうかなどを確認した後で、購入した販売店に相談したほうがよいでしょう。

Q14.ドライバのアップデートってどうやるんですか?


Matrox純正のドライバはMatroxのドライバページでダウンロードできます。

Windows9x・NT系ドライバでは
現在のドライバを一度アンインストールした後で、新しいドライバをインストールしてください。
最近のドライバではコントロールパネルのアプリケーションの追加と削除からG400のドライバの削除が可能です。
(PD6.00ベータ[Win9x用]・PD5.10ベータ[Win2000用]で確認。)

アプリケーションの追加と削除からアンインストール出来ない場合はアンインストールユーティリティ(pd_unin.zip)もMatrox UtilitiesからGETしておきます。詳しい方法はこちら(G400の最新DriverとBIOS)を参照してください。
なお、Matrox System Utilities Revision 2.03.003にも、"PDUninst.exe"という名前でアンインストールツールが含まれています。
(2.07,2.07には含まれていないようです。)
古いドライバのUNINSTALL方法は、http://www.matrox.com/mga/support/faq/subject_faq/install.cfm#3 にも書いてあります。
(英文)
ただし、Win2000では上のアンインストーラ("PDUninst.exe")は使えないようなので、デバイスマネージャでG400のドライバを削除してから、インストールを行うか、アプリケーションの追加と削除で削除してください。

Infomagic社のホームページSYNNEX社のホームページからも日本語版ドライバがダウンロードできるようです。
Infomagic社のドライバはInfomagic社提供のCD−ROMがないとインストールできません。
また、SYNNEXのものは提供のCD−ROMがなくてもインストールは可能なようです。(日本語化したのはMatroxの様です)
ただし、これを使用するかは各自の判断にお任せします。
ー>現在ではダウンロード時にシリアルナンバーが必要になっています。ー>(Q118参照

ドライバインストール時に”DISK1を挿入してください”と出て、インストールが出来ない場合は、
Q129.ドライバインストール時に”DISK1を挿入してください”と出て、インストールが出来ません。
を参照してください。

もし、ドライバをインストール後、マシンがフリーズするようになってしまったら、
Q45.ドライバのインストール後、マシンがフリーズします。どうしたらいいですか?
を参照してみてください。

わたしは、ドライバインストール後に、シバさんのG400 Utilityの一般タグで初期設定ボタンを押し、レジストリタグで

  • AGPの速度設定をAGP 2x(安定しないときは1x)
  • テクスチャパレットを有効にするのチェックをはずす
  • Table Fogフィルタのチェックをはずす

とするようにしています。

ドライバをダウンする時にいくつかの種類があると思いますが

Certified Drivers=WHQL 認定ドライバー(Microsoft による認定済み)
Unified Drivers=各製品共通ドライバー
Latest Drivers=最新のドライバー

という意味となります。

各バージョンの特徴に付いては、
Q166.Windows系OS用ドライバのバージョンについて
を参照してください。

Q15.BIOSのアップデートってどうやるんですか?


BIOSのバージョンアップを行うと、画面に関するパフォーマンスが上がったり、システムの安定性が増します。
(環境によっては逆効果になる場合も有りますが・・・・)

現在の最新BIOSは 2.08 になります。

特にSYSUTIL1.09では、非インテル系チップセットでの安定性が上がっているようです。

---------------------------

Matrox G200/G4x0用BIOS&Utility Ver.2.08
 (Matrox Graphics)

今回は、BIOS自身の更新ではなく、PBiosWin.exeのバージョンが 1.28 から 1.28a に変わっているのみです。
既に、Ver2.07でBIOSを上げている場合は、更新する必要はありません。

---------------------------

Matrox G200/G4x0用BIOS&Utility Ver.2.07
 (Matrox Graphics)

新BIOSファイルとユーティリティがリリースされています。

詳しいリリースノートがないので、修正内容は不明です。

BIOS更新前にはかならずエマージェンシーディスクを作って、万が一の状態に備えましょう。

899-33.bin MGA-G200 VGA/VBE BIOS (V3.3) Rev.30
899-33TV.bin MGA-G200 VGA/VBE BIOS (V3.3 TVO) Rev.25
900-33.bin MGA-G200 VGA/VBE BIOS (V3.3) Rev.34
900-33TV.bin MGA-G200 VGA/VBE BIOS (V3.3 TVO) Rev.26
897-21.bin MGA-G400 VGA/VBE BIOS (V2.1 ) Rev.35
897-21TV.bin MGA-G400 VGA/VBE BIOS (V2.1 TVO) Rev.21
935-16.bin MGA-G450 VGA/VBE BIOS (V1.6) Rev.29

相変わらず、G450版はVGA・TV出力版がないですね。出ないのでしょうか?

---------------------------

FTPサイトにBIOSを含んだSYSUtil2.03がアップされています。
新しいG400用BIOSとG450用BIOSが含まれています。
が、MatroxのHP上にはまだ紹介されていないため、まだ正式公開というわけではありませんが、近日中にも登録されると思われます。といわけで、人柱erなかたはぜひアップデートしてみてください。

なお、G400用のBIOSはV1.9となっております。
変更内容などはまだ有りません。

Matrox System Utilities Revision 2.03.003
(for Matrox G200/G400/G450-based graphics cards)

ftp://ftp.matrox.com/pub/mga/archive/bios/2000/setup203.exe

--------------------------

アップデート方法はこちらに詳しくまとめてあります。

作業前には、バックアップを取っておくと安心です。(→Q16

Windowsであれば、UBIOSWIN.EXEもしくはPBIOSWIN.EXE
DOSであれば、Ubiosdos.exeを使用してください。
(詳しくは付属のドキュメント参照)

あまりお勧めはしませんが、別の方法では、DOS上でProgbios.exeを使用して
progbios.exe -i auto -s mypins.txt -k でもOKです。
(BIOSファイルやPINSファイルが同じディレクトリにあることが必要です。)

注意 .最新1.09以降ののprogbiosではPINSファイルの出力フォーマットが異なっているようです。
   出来るだけ書き込みに使用するPROGBIOSで取得したPINSファイルを使用してください。
   Q134.新PROGBIOS(v2.08.000d)についてを参照してください。

作業は慎重にお願いします。
また、BIOSのインストールを行う場合には、英語モード(DOS画面で”us”を実行)しないと、インストール画面が真っ青になってしまいますのでご注意ください。ちなみに元(日本語モード)に戻すのは(”jp”です)

Asustec製ののマザーボードを使用している場合、ごくまれにですがBIOS更新に失敗することがあるようです。
−>Q159.G400のBIOSをアップデートしようとするとエラーが発生します。

Q16.BIOSのバックアップってどうすればいいのですか?


バックアップを取得する方法は以下の通りです。(DOS)

  1. FDを1枚用意してください。
  2. G400の付属DISKのSysutil\English\filesまたは、新しいBIOSパッケージ内にあるMAKEDISK.exeを実行し、
    Matrox emergency diskを作成してください。
  3. A:へ移動して次のコマンドを入力し、PINファイルを取得します。(これは念のためです)
    progbios -d > mypins.txt
  4. 以上でバックアップは終了です。

何かの原因でBIOSが壊れて起動しても画面に何も表示されなくなったときにはこのバックアップから、BIOSを修復します。
次のようにしてください。

  1. バックアップで作成したMatrox emergency diskで起動することで、BIOSが元に戻ります。
    1分ほどして、BEEP音が鳴ればBIOS書き換えが終了です。
  2. 書き換えが正常終了してから、マシンを再起動すれば、バックアップ時に戻したBIOS・PINファイルの内容が反映されます。
  3. 以上でBIOSが復元されたはずです。

なお、FDから起動するには、マザーボードのBIOSでFDから起動できるような設定になっていなければ出来ません。
BIOSの更新・PINファイルでの書き換えを行う場合にはあらかじめFDから起動できる状態にしておきましょう。

また。最悪マシンが立ち上がらなくなくことを想定して、PCIビデオカードから優先的に起動するような指定にしておきましょう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

NT系(Win2000含む)ではエマージェンシーディスクが作れないようです。
(DOS起動用のFDが作成できないため?)

もし、DOS起動できるFDなどを持っているのならば、これで起動して"MAKEDISK.exe"を実行することでディスクを作成できますが、これ以外の場合は、FreeDOSなどのフリーなDOS互換の起動FDを用意する方法もあります。

Windows(98/95/Me/2000)上でも、Matrox System Utilities Revision 2.03.003の"PBiosWin.exe"を使用することで、エマージェンシーディスクを作成可能となりました。
WinMEについての記述はありませんが、おそらくWinMEでも作成可能だと思われます。

ちなみに、このFDで起動するとMS-DOSではなくFreeDOSが立ちあがるようです。 (2000/10/29追加)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

注意 最新のprogbiosではPINSファイルの出力フォーマットが異なっているようです。
   出来るだけ書き込みに使用するPROGBIOSで取得したPINSファイルを使用してください。
   Q134.新PROGBIOS(v2.08.000d)についてを参照してください。

   特にBIOSの復旧時に最新のPROGBIOSを使用する場合は、古いPINSファイルを使用すると復旧に失敗する場合があるそうです。

Q17.PINファイルとはなんですか?


PINファイルとは、Matroxのビデオカード特有のもので、ビデオカードのEPROM(FROM?)に書き込まれたビデオBIOSの領域の一部をテキストファイルとして出力したものです。
このPINファイルにはビデオカードが動作のための多くの指定(ビデオカード種類・コアクロック・メモリクロック・メモリアクセスタイミング・RAMDACクロック等)が記述されています。
逆を言えば、このPINファイルを書き換えて、その内容をVIDEOカードに書きこめば、グラフィックカードのチューンナップが可能なのです。

PINファイルはQ16の項番3の通り、 progbios -d > mypins.txt とすることで取得できます。

ただし、異常な値をカードに書きこんだ場合は、最悪G400が故障することも考えられます。これらの作業は自己責任でお願いします。PINファイルによる書き換えもカードの改造にあたるため、メーカーの保証は無くなります。

PINファイルに付いてはいろいろなG400系サイトで解析記事を紹介しているので、そちらも参照してみるとよいでしょう。

MXINFO.exeというツールを使用すると、PINファイルの設定内容が解析できるようです。
結果をテキストファイルに残したいのであれば、DOS上で

mxinfo > mxinfo_res.txt

のように実行して、そのあとリターンキーを4回ほど押すと結果がmxinfo_res.txtに出力されます。

私のPin修正方法は、

  1. Q16で作成したMatrox emergency diskを用意して、その中のmypins.txtをmypins2.txtにコピーする。
  2. コピーしたmypins2.txtの内容を書き換える。
  3. あらかじめ、マザーボードBIOSの設定で、FD起動が可能なこと・PCIビデオカードから優先的に立ち上げることが可能なことを確認する。
  4. FDを抜き、マシンをリブートして、command pronpt only(safe mode)で立ち上げる。
  5. FDをセットし、a:\に移動して PROGBIOS.exe -s mypins2.txt と入力する。
  6. 書き換えが終了したら、リブートすればpin修正が有効化される。

です。
もし、画面が出ない状態ではあるがマシン自体は立ち上がるような場合は、Matrox emergency diskから立ち上げればバックアップ時に戻すことができます。
(PINファイル書き換え前には、必ずMatrox emergency diskを作成しておきましょう(→Q16))

もし、マシンも立ち上がらない状態(FDからも起動しない状態)になった場合には、他のPCIビデオカード(Matrox製以外のもの)を調達してG400と2枚挿しをして立ち上げなければ行けません。これで立ち上がれば,Matrox emergency diskから立ち上げることで修復できます。
このときは、BIOSでPCIビデオカードから立ち上がるよう設定しておく必要があります。

注意 最新のprogbiosではPINSファイルの出力フォーマットが異なっているようです。
   出来るだけ書き込みに使用するPROGBIOSで取得したPINSファイルを使用してください。
   Q134.新PROGBIOS(v2.08.000d)についてを参照してください。

ただし、ハード的に不良が発生していた場合には、復元できないかもしれません。

PINファイルの解析結果は G400 PINファイル解析結果 レポート を参照してください。
(別ページにまとめました。)

Q18.MAX化って何ですか?


G400DH32MBのカードで、PINファイルを書き換えてコアクロック・メモリクロック・メモリウエイトタイミング・RAMDACクロックをMAXと同じ値に書きかえることです。
特に、DualHeadをMAX化して成功した場合には、製品のMAXと性能上は同じとなります。

一般にはPINファイルによるチューンアップのことをMAX化と呼ぶ方もいます。
(SH版や16MB版のG400の場合は、こちらになります。)

カードの高速化が図れますが、その分、カードに負荷がかかり、発熱が激しくなるなど冷却などを考えないとマシンが安定しなくなったりカードの故障の原因となります。

あらかじめ、自分のカードが、G400MAXと同じクロック(コア150、メモリ200)で動作するかを確認してからMAX化を施したほうが安全です。

実際には自分のG400カードで動作するギリギリを自分で探してそれに対応したクロックを設定することになると思います。
MGATweakで確認したクロックを設定するときには、Q61を参照してください。
単純にMAXと同じクロック(コア150、メモリ200)にする場合には、Q19の通りにPINファイルを変更・書込を行います。

どの程度オーバークロックできるかは、G400コアのリビジョン&カードの個体差によるようです。

G400A-Cコアの場合は、ほとんどオーバークロックできないようです。
G400A-Dコアの場合は、多少オーバークロックできるようです。
(うちのカード(DH)ではコアクロックで147くらいが安定限界みたいです。)
G400A-Eコアの場合はG400-Dコアよりもオーバークロック耐性が高いといううわさです。

他にもメモリチップが何nsのものを使用しているかにもよるでしょう。

Q19.MAX化ってどうすればできるのですか?


PINファイルを取得したあと、現行のもののバックアップを取っておいたあとで、PINファイルを書き換えます。
PINファイルの書き換え内容は、G400 PINファイル解析結果 レポートのMAX化例の色の違う部分(黄色)です。

書き換え後にゴミが出る方はチップの耐性が悪いので65.66.75.76の数字を多少下げてみましょう。

MAXでは高クロック動作せるために、メモリウエイトタイミングを多く設定しています。
61・66・81を書換前状態のままとすると、さらに高速化される可能性も有ります(Hyper MAX化とでもいいましょうか(爆))

うさぎ屋さん作のMGA G200,G400PIN File AutoCreator(PINファイル作成支援ツール)や、
シバの HOMEPAGEさん作のG400 Utility(G400カスタマイズツール)等を使用すると
簡単にpinファイルの修正が出来ます。 

書き換える
場所
書き換え前 書き換え後 備考
10 0x0300 0x0700 カード種別
G400DualHead -> G400MAX
38 75 90 RAMDACクロックの1/4
75(300MHz) -> 90(360MHz)

(解像度が1280*1024以下で使用しているのであれば、
あまり書きかえる意味は無いようです。
逆にG400チップの発熱量を増やしてしまうだけになります。)
39 75 90
40 75 90
41 75 90
42 75 90
43 75 90
61 0x24045491 0x20049911 メモリウエイトタイミング(VGA用)
MAXの方がウエイトが多い

SH,DHとMAXとの違い        SH,DH MAX
 Minimum RAS-to-CAS delay     3 <-> 4 Cycle
 Minimum RAS active time     8 <-> 9 Cycle
 Minimum RAS-to-Precharge delay  3 <-> 4 Cycle
 Minimum Block Write Cycle delay 2 <-> 1 Cycle
65 126 150 コアクロック(GCLK)の1/1(3D用)

(分周比(GCLK)を考えると基本クロック(SCLK)の1/2)
(分周比(MCLK)を考えるとメモリクロックの3/4)
(分周比(WCLK)を考えるとワープクロックの1/1)

GCLK 126->150
SCLK 252->300
MCLK 168->200
WCLK 126->150

66 63 75 メモリアクセスタイミング(3D用)
と、言われているが詳細は不明。
[通常PIN65の値の1/2をセット]
71 0x24045491 0x20049911 メモリウエイトタイミング(3D用)
MAXの方がウエイトが多い

詳細はPIN61と同じ  
75 126 150 コアクロック(GCLK)の1/1(2D用)

(分周比(GCLK)を考えると基本クロック(SCLK)の1/2)
(分周比(MCLK)を考えるとメモリクロックの3/4)
(分周比(WCLK)を考えるとワープクロックの1/1)

GCLK 126->150
SCLK 252->300
MCLK 168->200
WCLK 126->150

76 63 75 メモリアクセスタイミング(2D用)
と、言われているが詳細は不明。
[通常PIN75の値の1/2をセット]
81 0x24045491 0x20049911 メモリウエイトタイミング(2D用)
MAXの方がウエイトが多い

詳細はPIN61と同じ

PINファイルの書き換えが終了したら、次のようにPROGBIOS.exeを実行することでカードにPINファイルの内容を書きこみます。このときは、マシンを再起動して、dos prompt only(safe mode)で立ち上げて、progbios.exe と書き換えたPINファイル(ここでは、mypins2.txt)にあるディレクトリに移動してから行いましょう。

PROGBIOS.exe -s mypins2.txt

これで、PINの書き換えは完了です。

注意 最新のprogbiosではPINSファイルの出力フォーマットが異なっているようです。
   出来るだけ書き込みに使用するPROGBIOSで取得したPINSファイルを使用してください。
   Q134.新PROGBIOS(v2.08.000d)についてを参照してください。

マシンを再起動して、うまく動作するかを確認しましょう。

Q20.BIOSの書き換え・MAX化に失敗して起動しなくなってしまいました。どうすればいいのでしょうか?


BIOSの書き換え・MAX化に失敗たときだけでなく、何らかのタイミングでG400のBIOS内容に異常が発生し、マシンが起動しなくなってしまうことがあります。(画面が出てこない)

画面が出てこないだけで、マシン自体は立ち上がる場合、
”Q16.BIOSのバックアップってどうすればいいのですか?”(→Q16)でバックアップを取っていれば、
ここで作成したDISKを使用してBIOSの復元が出来ます。Q16を参照してください。

最悪は、UbioswinでのBIOSアップデート時の自動バックアプウファイルからエマージェンシーディスクを作成する方法もあります。
(→Q176.ubioswinのBIOSアップデート時のバックアップから、エマージェンシディスクを作成する方法

ただし、FDを入れて起動しても、マシンの起動音がしない・FDのアクセスも行わないといった状態になった場合は、G400側の起動に失敗してそのままマシンが停止してしまった可能性があります。
このときは、別にMatrox製以外のPCIビデオカードを空いたPCIスロットに挿して、モニタケーブルをPCIビデオカードに付け直して再度起動、BIOSの復元を行ってください。
このときは、BIOSでPCIビデオカードから立ち上がるよう設定しておく必要があります。

(なお、マザーボードによっては、PCIビデオカードのみの状態でないと、PCIからの起動に設定できないことがあるそうです。この場合は、AGPビデオカードを抜いてからBIOSの設定を行い、再度AGPビデオカードを装着してください。)
(00/05/07追加)

注意 最新のprogbiosではPINSファイルの出力フォーマットが異なっているようです。
   出来るだけ書き込みに使用するPROGBIOSで取得したPINSファイルを使用してください。
   Q134.新PROGBIOS(v2.08.000d)についてを参照してください。

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MatroxのMatrox UtilitiesページにBIOSを工場出荷時の状態に戻すことの出来る”recovery boot diskette”を作成することのできる”BIOS resetting utility”がアップされています。(Recover.zip)

解凍すると、説明ファイルと自己解凍ファイルが出てきて、その自己解凍ファイルを実行すると、FDイメージと書き込みユーティリティが作成されます。
あとは、AドライブにFD(多分事前のフォーマットが必要だと思います)をセットしてFD作成用バッチファイル(RUNME.BAT)を実行すればrecovery boot disketteが出来あがるようです。

まだ、実際にはrecovery boot disketteの作成&実行は試してないのですが、FDイメージをダンプして見て一言・・・・FreeDOS使ってるみたいなんですけど・・(笑)。
FDイメージの中には各カードのBIOSイメージが入っているようです。

これを使ってBIOSをリセットしたときにPINファイルがどのようになってしまうのかは興味がありますね。
でも、Matrox emergency diskの方が確実のような気がするんですけどね・・・・・・・
Matrox emergency diskを作っていなかった人用ですかね。コレは。

もし、Matrox emergency diskを作成する前に、BIOSが飛んでしまったら、こちらを使用すれば元に戻るかもしれません。(Matrox emergency diskのほうが確実だと思います。)

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ほかにも、黄金時代さんで、BIOS復旧方法を紹介されています。
(手動でリカバリーディスクを作成する方法)

Q21.G400のカスタマイズツールってないのですか?


こちらのページで、カスタマイズツールを紹介しています。
これらのツールで自分の持っているカードの耐性を理解してからMAX化等を行うことをお勧めします。

なお、オーバークロックなどは、これらのカスタマイズツールを使用するよりも、PINファイルによる書き換え(→Q17Q19)で行ったほうが安定するそうです(安定する変わりに簡単にはクロックを変更できないので、その場に応じて使い分けてください。)

わかっていると思いますが、これらのカスタマイズは自己責任で行ってください。

なお、これらのカスタマイズの前に、あらかじめバックアップを取って万一の場合に備えましょう(→Q16.

Q22.HDBENCHのDDが84ぐらいまでしか上がりません。他の人のベンチ結果を見ると100を優に超える人もいるのですがなにがわるいんでしょうか?


通常、リフレッシュレートよりもDDが高くはなりませんが、VSyncをシバの HOMEPAGEさん作のG400 Utility(G400カスタマイズツール)等でOFFにする(”垂直回期中にページフリップする”のチェックを外す)とFinalRealityやゲームなどでFPSが増します。

ただし、画面表示の途中で、画面が書き換わることになるので、画面の乱れが発生しやすくなります。

詳しく説明すると、”垂直回期中にページフリップする”はゲーム画面を乱したり,ちらつかせないために、画面への描画が終わっても,VSyncが来るまで書き換えを行うかどうかの設定です。
このチェックを外すと,その制限(本来の仕様)をあえて無視してVSyncを待たず、描画が終われば強制的に表示バッファの切り替えを行うようになります.
ただし,表示バッファの内容が途中で変わってしまうので、その前後のフレームで表示される内容に大きな動きがあったときなどにはオブジェクトが途中でずれたり切れたりするなどの画面の乱れが起こる場合があります.

このような動作になっているためDDの値はリフレッシュレートのN分の1(N=1,2・・・)になる可能性があります。
数値が出ないときは何か重い常駐ソフトが動いていないかどうか確認してください。

また、TEXTが劇遅であるとい方は、画面のプロパティの効果でスクリーンフォントの縁をなめらかにするにチェックが入っていないことを確認してみてください。このチェックが入っているとかなり遅くなります。
それと、最近のHDBENCHでは、TEXTが遅いときにオプションで「VIDEOベンチで正常に・・・・」という項目のチェックをはずしてみると、改善されるという報告もあります。
(わたしのところでは、特に結果は変わりませんでした。)

あと、DHの第2画面でCloneなどのDH機能を有効にしていると、ベンチは落ちます。

その他、24Bitモードでは2Dでのパフォーマンスも16,32Bitモードと比べて低下するようです。HDBENCHなどでも24Bitモードでは速度低下します。

なお、HDBENCHでの結果の比較は同じバージョン・解像度・色数・OS上で行わないと意味がありません。

Q23.HDBENCHのスクロールが止まらなかったり結果が0になったりします。なぜですか?


有名なHDBENCH 2.61のバグです。
最新の高速ビデオカードだと、このような現象が起こります。

何度か測定をすると値が出てくる場合もあります。
HDBENCHのバージョンを上げると解決する場合もあるようです。

ただし、HDBENCHのバージョンを変更したときには、直接ベンチマークの値の比較は出来なくなりますので、同じバージョン同士で結果の比較を行いましょう。

Q24.FinalRealityでエラーが発生して、ベンチ結果が非常に遅くなりました。どうすれば直るのでしょうか?


COLORが24bitモードになっていませんか?
24bitモードだと、FinalRealityの起動時に「No Direct3D hardwear rendering platforms found!」と出て、正常に動作しないことがあります。

16Bitか32bitモードで動作させましょう。

基本的に、G400チップは、24bitモードの3D画面のハードウェアアクセラレーションに対応していません。
(マニュアルにも記述があります。)

その他、24Bitモードでは2Dでのパフォーマンスも16,32Bitモードと比べて低下するようです。HDBENCHなどでも24Bitモードでは速度低下します。

Q25.G400でVESA2ってサポートしてないのでしょうか?


VESA2.0の一般的な解像度には対応しているようです。
ただし 400x300 など、エミュレータで使用される特殊な解像度は使用できませんので、Gx00VBE などの TSR で、VESA3.0 をソフト的に付け加える必要があります。
ただし、このソフトは、NT上では動作しません。DOS上かWin9xのDOS窓上で使用できます。

このソフトは、ZIPで圧縮されていますので解凍ツールを使用して解凍してください。
詳細は、解凍して出来るtxtファイルを参照してください。

VESA2を使用するプログラムを実行する前にGx00VBE.comを実行する(バッチファイルを使用すると簡単)か、
autoexec.batにGx00VBE.comを追加すればOKです。

逆に常駐を解除するときは、”/u”オプションを付けて実行してください。

このGx00VBE.COMを使用すると、以下の解像度が追加されます。

グラフィックモード
320x200 320x240 320x400 320x480 340x256  360x240  400x300  512x384
640x400 640x480 720x540 800x600 1024x768 1152x864 1280x1024
それぞれの解像度での色設定8Bit・15Bit・16Bit・24Bit・32Bitモード

テキストモード(桁x行)
132x25 132x43 132x50 132x60

Gx00VBEは、MURCのダウンロードページで入手できます。
最新版はhttp://hjem.get2net.dk/surfsmurf/index_g200.htmで入手可能です。

また、Gx00VBEはDOS用の常駐ソフトですので実行したDOS(窓)上のみで有効です。Gx00VBEをダブルクリックしただけだと常駐したDOS窓がすぐに終了してしまうので効果がありませんのでご注意ください。

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また、Matrox純正ツールとしては、BIOSアップデートツールに含まれるVBEXTというツールも存在します。
詳しくは、以下のFAQを参照してください。

Q123.BIOSアップデートユーティリティのインストール時に登録されるVBEXT.EXEとはどのようなものなのでしょうか?

Q26.セガラリー2をプレイしていると、カーソルが黒の四角になってしまいます。


G400や、SAVAGE4などのチップでセガラリー2を800x600の解像度でPLAYしたときに、このような現象になるようです。(640*480の解像度では発生しないようです)
気になる場合は、マウスを動かして画面の外側にカーソルを持っていっちゃいましょう。

なお、自動的にカーソルを画面の外側に移動してくれる、コロンブスの卵的ツールを作った方がいます。
http://www.mine.ne.jp/eurogroove/soft/index.html

なお、セガからこの黒カーソルに関する対応パッチの出る気配は薄いです。

セガから、この現象を含めたバグフィックスパッチがでました。
http://www.sega.co.jp/sega/pc/rally2/update991021.html
ほかにも、多くのバグフィックスがされているようです。

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上のパッチを当てていない場合でもDH,MAXだけですが以下のような設定を行うと、黒カーソル現象が直ります(PD5.30以降)。

  • DualHeadタグのDualHead Clone,DVDMax or Zoomを選択する。
  • Use DualHead Cloneにチェックを入れる。
  • Clone Optionsボタンを押し、”Keep optimal refresh when possible”(最適なリフレッシュレートを可能な限り保存する)にチェックを入れる。

ただし、Use DualHead Cloneモードにすることになるので、画面書き換えスピードが落ちます。
現在、SHでの直し方は不明です。

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また、セガラリー2は、G400のドライバがPD5.2xだとうまく動作しないとの報告が上がっています。
うまく動かなかったら、PD5.15、PD5.30で試して見てください。

ただし、PD5.2xでも、G400 Utilityで”Table Fogフィルタ”のチェックをはずすと、セガラリーがうまく動く様になるそうです。
Table Fogフィルタのチェックをはずして見ましょう。(PD5.30では直っているようです。)

ただしこの場合、車の影の色が化ける現象が発生するという報告があります。

Q27.G400はLinuxのX−WINDOWで使用できますか?


murcにて、X−WINDOWについての情報があります。
http://www.matroxusers.com/news.html#G400 X-Server ReleasedSaturday, July 03

この時点では、

・Accelerated-X Server: Xaccel; 40.1 Xmarks 
・XFree Server: No Support 
・Metrolink: Xmetro; No Support

という状況でしたが

現在では、Xfree86 3.3.4にてサポートされた模様です。
この時は、SVGAのXサーバを使用して下さい。

もちろん、専用のXサーバが無くてもコマンドラインモードであれば問題無く利用できるはずです。

なお、実際にG400でX Windowを使用している方の設定方法解説ページが有ります。
XFree86 3.3.5での設定ファイルであるXF86Configのサンプルファイルが有ります。
参考になさってはどうでしょうか?

また、Sun Microsystems のSolaris7.0には、G400を使用するためのパッチが有るようです。
http://access1.sun.com/ のトップページにて、キーワード「G400」で検索してみてください。

追加 これらのパッチは、IDとPASSWORDが必要なようです。
http://access1.sun.com/Products/solaris/mu/mu.html
ちなみにパッチのファイル名はmu4_Intel.zip とのことです。
># ファイル名を教えちゃうとこがポイント。(^^;とのこと。
(ライコスなFTPサーチ[ボソ])
[Sun Solveにパッチファイルが公開されているそうです。]

次のXfree86のメジャーバージョンアップでは、DH機能もサポートされるという噂です。
->
ついに出ました。マルチディスプレイ対応になったそうです。G400に付いてはまだ不明です。

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x86用のX-Window XFree86 4.01用のG200/G4x0用のβドライバ(バイナリ)が発表されています。
DualHeadやTV出力などにも対応しているとのことです。
XFree86 4.0以降ではバイナリによるドライバの提供が可能なのでメーカ謹製も期待できます。
ドライバはMURCからダウンロードできます。
直接ダウンロードするには以下のリンクから
new beta (600KB) of the G200-G400-G450 XFree86 4.01 driver

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Matroxのドライバページより、Xfree86 4.x (4.0.2)用のG400/G450/G200用のドライバモジュール(mga_drv.o・mga_hal.o)が入手可能です。

マルチディスプレイはWIN9xタイプとWin2000タイプが選択できるようです。

WIN9xタイプ   : ディスプレイNO 0.0と0.1 と2つの独立した画面として認識します。
             ただし、ウインドウのスクリーン間の移動やまたがった表示はできません。
Win2000タイプ : ディスプレイNO 0.0 1つの横長の画面として認識します。

Linuxだけでなく、BSD等でもこのドライバは使用できるようですね。

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Matrox driver page にLinux用XFree86 4.0.2 & 4.0.3の最新ドライバ1.3.0(ベータ版)が公開。
それにあわせて、Linux版初のPowerDesk 1.00-5bataも公開されています。(2001/06/05)

PowerDesk 1.00-5bataでは、Windowsと同様に、解像度や色数の設定、リフレッシュレートや画面位置の微調整が可能のようです。
それ以外のビデオカードでも、解像度や色数の設定は可能なようですが・・・・・・

DualHead、テレビ出力およびディジタル・フラット・パネル支援も行われるようですが、コレはG400でしか有効でないようです。
G400以外のカードでこれらの機能を有効にしたときには、何がおこるかはわからないそうです。

PowerDeskはバイナリ版はRPMパッケージ(RedHat系用)が用意されていますが、RPMが使用できないLinuxディストリビューションの場合は、ソースコードのTARボール(tgz)版を展開して、自分でコンパイルしてください。

あと、matrox純正ではありませんが、DEBパッケージ版(Debian用)もMURCで公開されているとのことです。

Q28.Matrox Powerdesk の日本語はどうすればできるのですか?


シバの HOMEPAGEさんが日本語化差分を作成・公開されています。

コレを使用すれば、バルクを使用していてもPowerDeskを日本語化できます。

また、この日本語化により、Pdesk表示時のフォントの問題(→Q7)も解消されます。

日本語化は日本語化差分に付属するreadme.txtの通りですが、
解凍したパッチファイルを該当のインストールディレクトリにコピーして、実行すれば日本語化が行われます。
あとは、日本語化したインスト−ルファイルを使ってPDをインストールすればOKです。

ただし、MatroxにアップされているドライバはときどきINFファイル等を差しかえることがあり、この影響でうまく日本語化が出来ないことがあります。
この場合はパッチ作成時のドライバを探すか、別のバージョンのドライバを日本語化するしかありません。
(手動でinfファイルを書き換えるという方法もありますが、上級者以外はお勧めしません。)
PowerDesk5.3x以降から搭載されたTurboGL Managerも別途日本語化をすることができます。

シバさんのHOMEPAGEでは、PDだけでなく、MatroxDVDPlayerの日本語化パッチも公開されています。

現時点では、以下の日本語化差分が用意されています。

差分ファイル 対応バージョン
Matrox PowerDesk Ver5.51 for Windows 2000 日本語化差分 Ver 5.51
Matrox PowerDesk Ver5.xx for Windows 2000 日本語化差分 Ver 5.00Bata , 5.03 , 5.20 , 5.33
Matrox PowerDesk Ver6.50 for Windows 98/Me 日本語化差分 Ver 6.50
Matrox PowerDesk Ver6.23 for Windows 98/Me 日本語化差分 Ver 6.23.005
Matrox PowerDesk Ver6.10 for Windows 98/Me 日本語化差分 Ver 6.10.028
Matrox PowerDesk Ver6.04 for Windows 98/Me 日本語化差分 Ver 6.04.029
Matrox PowerDesk Ver6.00 for Windows 98/Me 日本語化差分 Ver 6.00.010Bata , 6.01.015Bata
Matrox PowerDesk Ver5.xx for Windows 2000 日本語化差分 Ver 5.00Bata , 5.03 , 5.20 , 5.33
Matrox PowerDesk Ver5.xx for Windows 95/98 日本語化差分 Ver 5.11 , 5.25 , 5.30 , 5.41 , 5.50 , 5.52 , 5.55
Matrox DVD Player 日本語化差分 Ver2.0対応 Ver 1.0 ,  2.0
Matrox TurboGLドライバ Ver1.xx 日本語化差分 Ver 1.00.002 , 1.30.002
Matrox PowerDesk Ver4.51 for Windows 95/98 日本語化差分 Ver 4.51
Matrox PowerDesk Ver3.68A for WindowsNT 4.0 日本語化差分 Ver 3.68A

極東版ドライバはSYNNEX社のホームページからダウンロードできるようです。
特に、SYNNEX提供のCD−ROMがなくてもインストールは可能なようですが、
ダウンロードにはシリアルナンバーが必要です。(日本語化したのはMatroxの様です)
他にも、日本語版のNT4用・Win2000用ドライバも有ります。
ただし、現在ではダウンロードするためにシリアルコードを入力する必要があります。

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6.01.015Bataの日本語化パッチでは独自解像度として1365x1024、1408x1024が追加されるとのことです。

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WIN2000用ドライバですが、FTPに通常にページからリンクされているファイル名の後ろにd1〜d4とついたものが登録されているものがあります(Ver5.10等)
このファイルは、ドライバをディスク単位に分けたものなのですが、なんと日本語版のドライバやヘルプファイル・READMEなども含まれているものが存在します。
ただし、そのままのInfファイルでは日本語版のインストールが出来ないため、Infファイルを書き換える必要があります。
方法としては、
1.目的のファイルを4つともダウンロード&解凍し、解凍した内容を1つのディレクトリにコピーします。
2.INSTALL.infファイルをメモ帳などで開き以下のように文字列を置換します。
  SPA->JPN,Spa->Jpn,Spanish->Japanese,Espanol->Japanese
3.インストールをします。この書き換え作業で、スペイン語版の変わりに日本語版がインストールできるようになります。

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また、富士通のダウンロードサイトで、G400搭載機種(CELSIUS421)用のG400・Win2000ドライバ
V5.00.2195.1220(PD5.32)が公開されているそうです。

http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/granpower/celsius/download.html

実際調べてみると、きちんと日本語化されているようですね。
ヘルプファイルも日本語化されており、別ファイルでMatrox MultiDesk用のヘルプファイルもあります。
(そのままの形では入っていないので、個別に解凍する必要がありますが。)

もちろん、規約にかかれているので、上記機種をお持ちの方以外はこのドライバを使用するとライセンス違反になります。

Q29.おすすめのG400関連の掲示板はどこがありますか?


G400関連の情報を取得するには、次のような掲示板が有名です。

シバのHomePageさんのG400掲示板
黄金時代さんの真黄金時代BBS(閉鎖されました)

など・・・・

ほかにも、G400を扱ったサイトはたくさん有りますので、
自分にあった掲示板を利用するとよいと思います。

私のところの掲示板もヨロシク(爆)


(一口メモ)
シバのHomePageさんのところの掲示板はG4x0ユーザにとっては非常に有益な掲示板なのですが、書き込み際にいくつか注意点があります。

  • 書き込んだ後に、掲示板のページを再読み込みすると再び記事が書き込まれてしまいます。ご注意ください。
  • 通常の方法ではコメントを書き込むときに改行を入れる場合は<br>と入力してください。
    (リターンキーを押すと記事が投稿されてしまいます。)
  • 他のページのリンクを張るために、http://ではじまるURLを書き込むと自動的にリンクが張られますが、このURLで書き込みを終わらせると、リンクが異常になります。URLのあとに何らかの文字を入力すれば大丈夫です。
Q30.DOSでも、TV出力は可能ですか?


G400ではDualHead・MAXではTV出力が可能ですが、Windows起動前のDOSでもTV出力を行うことが可能です。

この機能を有効にするには、DOS画面のTV出力をサポートしたBIOSに書きかえる必要があります。
この、BIOSを使用した場合、次のような状態のときにTV出力が行われます。

  • コンピュータをDOSモードで再起動したとき
  • フルスクリーンのDOSプログラムを実行したとき
  • Windows下でDOS窓を開き、最大化表示したとき
  • Windows起動前のコンピュータ画面(マザーボードのBIOS画面を含む)
  • TV出力可能な解像度はBIOSの説明テキストファイルによると、以下の通りです。

  • 720 x 400, text    (02h, 03h)
  • 640 x 480, 16 colors  (12h) = VGA
  • 320 x 200, 256 colors (13h) 
  • 640 x 400, 256 colors (100h) 
  • 640 x 480, 256 colors (101h) 
  • 640 x 480, 32 K colors (110h)
  • 640 x 480, 64 K colors (111h)
  • 640 x 480, 16 M colors (112h)
  • 詳しくは、こちらを参照してください。

    (追加)
    現時点(2001/01)ではG450では、BIOS表示時からのTV出力の指定が出来ないようです(BIOSが用意されていないため)。
    G400では可能でしたが、今後対応BIOSが発表されるかは分かりません。

    Q31.Matrox DVD PlayerでSPDIF出力ができません。


    SoundBlasterLive等のSPDIF出力が可能なサウンドカードをしている場合、Matrox DVD PlayerのHelpファイルを見るとAudioのSample Rateの欄にAC3 to SPDIF outputのチェック欄があるのですが、実際の設定画面ではこのチェックは出ていません。

    http://www.esm.nagase.co.jp/scantec/jp/jpmain.htm”にある、SoftwareCinemasterのFAQにSPDIF出力させるにはというページがあり、そこのレジストリファイルをダウンロードすれば出力できるそうです。
    または、DVD Infomatrixにある、DVD Genie(旧 RegionSelector)を使えばレジストリを直接操作しなくてもOKです。こちらの方をお勧めします。(→Q88

    ただし、SPDIF出力を行なうと通常のスピーカーからの出力が無くなるので注意して下さい。

    Q32.G400のチップにはいくつか種類があると聞いたのですが?


    現在、日本で出回っているG400のビデオチップのリビジョンは[MGA-G400A-C]と[MGA-G400A-D]・[MGA-G400A-E]の3種類があるようです。

    G400のコアは、[MGA-G400A-C]はRev.1B,[MGA-G400A-D]はRev.2となっており、[MGA-G400A-D]の方のコアのほうが新しいものが使用されています。そして、10月下旬頃に[MGA-G400A-E]を搭載したカードが発見されました。

    オーバクロック耐性は、[MGA-G400A-C]の場合、ほとんど上げることが出来ませんが、[MGA-G400A-D]の場合は、それなりにオーバクロックすることが出来る可能性があり、その中でも耐性のあるものがMAXで使用されています。
    [MGA-G400A-E]の詳細はまだ解っていません。

    さて、このチップリビジョンの見分け方ですが、[MGA-G400A-C]を使用したカードは、G400の初期版にのみ使用され、現在店頭に並んでいるG400では[MGA-G400A-D]が搭載されているようです。
    [MGA-G400A-E]は、モデルナンバ107や305などのものに搭載されているようです。(未確認)

    実際に確認するには、ヒートシンクやFANを取り外してビデオチップの刻印を見るのが一番早いですが、これだとカードを傷つける可能性があります。

    あとは、Win95/98を立ち上げて、マイコンピュータのコントロールパネル−システム−デバイスマネージャーの「ディスプレイアダプタ」の「G400」のプロパティを出して、ハードウェアのバージョンを確認してください。

    このハードウェアバージョンをみて、

    「002」であれば [MGA-G400A-C]、
    「003」であれば [MGA-G400A-D]、
    「004」であれば [MGA-G400A-E]、

    を使用しているようです。

    2000/06にハードウェアバージョン「005」のG400カードが発見されました。
    詳細内容は不明ですが、PINファイルの内容は今までと特に変わった点はありませんでした。
    (うめぼしさんより情報をいただきました。)

    Q33.PC起動時のVGAのBIOS表示が表示されないのですが?


    パソコン(マザーボード)のBIOS画面が表示されるのであれば、特に問題はありません。
    Matroxのビデオカードは、PC起動時のVGAのBIOS表示が比較的早いそうで、周波数切り替えのすばやいディスプレイでないと見えないとのことです。

    また、G400では以前のカードよりも表示期間が短いか、初めから表示していないのではないかという意見もあります。

    G400のVGAのBIOS表示を見た方はぜひ教えてください。

    予想では、次のように表示されるのではないでしょうか?(BIOS1.5-TVO用のファイルをダンプした結果)

    MATROX POWER GRAPHICS ACCELERATOR
    MGA Series
    VGA/VBE BIOS, Version V1.5 TVO
    Copyright (C) 1998, Matrox Graphics Inc.
    Copyright (C) LSI Logic Corporation 1990-1991

    DATE: 07/23/99 Revision: 0.11

    個人的には、通常はBIOS表示がされていなくて、
    PINファイルか、BIOSの一部を変更すると、もしかしたら表示されるようになるのかな?
    と、想像してますがどうもうまくいきません。
    MXINFOの結果(BIOS:V1.5TVO)を見た感じではということです。)

    Q34.自分のマシンのAGPモードやAGPクロックを調べる方法がありますか?


    マシンが、AGP1xモードで動作しているか、AGP2xモードで動作しているか、また、AGPクロックがいくつかを調べるには、次のユーティリティをお勧めします。

    SisoftのSandra99のスタンダード版(http://www.sisoftware.demon.co.uk/sandra/html/dload.htm)という、マシン状態を調査・表示してくれるユーティリティです。
    特にスタンダード版では、一部機能が制限されている変わりにフリーソフトウェアの扱いとなっていますが、AGPクロックのほか、FSBクロック、PCIクロック等や、その他のマシン情報を簡単に調査することができます。
    AGPクロックなどは、Motherboard Informationで調べることが出来ます。

    また、AGPモードを調べるだけであれば、シバの HOMEPAGEさん作のG400 Utility(G400カスタマイズツール)やM2さん作のMGA Control UtilityやAGP Infoを使用しても調べることも出来ます。

    G400 Utility(Q56.G400 Utilityがうまく動作しません。
    MGA Control Utility(Q128.MGA Control Utilityについて

    もちろん有名なH.Oda!さんのWCPUIDを使ってもOKです。

    Q35.DOS窓の全画面モードがうまく動かないのですが?


    BIOSでG400でDOS画面のTV出力を可にしている場合(→”Q30.DOSでも、TV出力は可能ですか?”参照)
    DOS窓を立ち上げて全画面モードにすると、TV側にゴミが表示され、ディスプレイ側にもなにも表示されない状態になることがあります。

    私の環境では、英語モードの状態で全画面モードに切り替えるとこの状態になるようです。

    この場合は、あわてすにキーボードから(画面は見えませんが)

    jp[リターン]

    と入力すると、表示されるようになります。
    英語モードで使用したい場合はこのあとus[リターン]と入力してください。

    プログラム実行中などで、コマンドを受け付けない状態の場合は、Alt+Enterキーを押して、Windowモードにしてください。これであれば、正しく表示されると思います。

    Q36.Windows2000でG400は使用できますか?


    Windows2000でもドライバをインストールすればG400の動作が可能です。
    Dualheadなどの機能も使用可能ですが、DualHead-MultioDisplayはWinNTと同様に2つの画面が同じサイズになります。

    ドライバに関しては、Q14.ドライバのアップデートってどうやるんですか?
    を参照してください。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−
    PowerDesk 5.11.017 最新ベータ版  フラットディスプレイに対する最適化?
    PowerDesk 5.10.012         モニタ設定タグの追加・INFファイルにG450系カードの追加。
    PowerDesk 5.06.031 Video Tools用 β版Video Tools専用のドライバです。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−
    WHQLドライバであるPD5.04がアップされました。
    ただし、MAXは動作保証外だそうです。
    DVD関連もうまく動作しなかったという報告があります
    このときは、一つ前のドライバを使用してください。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−
    ついに正式版のドライバであるPD5.03.025がアップされました。
    DirectX7も正常に認識するようです。
    DH機能なども問題なく使用できます。
    ただし、5.01.019には日本語のリソースが含まれていたのですが、今回のバージョンでは削除されています。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−
    Win2000での、DH−MultiDisplay機能はNT4と同じタイプと言うことです。
    つまり、ウインドウを最大化すると2画面にまたがるように画面が最大化されます。
    →設定で変えられるようですが、詳細は不明です。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    MatroxのHPのLATEST DRIVERにWindows2000用ドライバ(5.01.019ベータ)がアップされました。
    どうやら、製品版用にカスタマイズしているようで、RC2などにインストールすると動作しないようです。
    うまく行かなかったら、PD5.00.007Bataを試してみましょう。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−
    MATROXのHPのLATEST DRIVERにWindows2000用ドライバ(5.00.007ベータ)がアップされました。
    このバージョンから、Powedeskに伴い、DH機能が使用できるようです。
    OPENGL、Direct3Dのサポートもしているようです。
    ただし、このドライバを使用できるのはRC1以降でのみ使用できるようです。
    β3では、NT4.0ドライバを使用して下さい。
    ftp.matrox.com/pub/mga/millg400/beta_w2k/w2k_500.exe(99.12.05追加)
    シバさんのホームページで日本語化パッチをアップされていますが、これは、5.00.013用となっています。しかし、MATROXのHPのLATEST DRIVERや、http://www.matroxusers.com/ にあるのは5.00.007となっています。が、実際には5.00.013というバージョンがパッケージされているので、上のものをダウンロードすればOKです。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−
    β版Windows2000でも何人か、G400で使用されている方がいらっしゃいます。

    方法としては、NT4でG400のドライバを入れた後で、Win2000にアップグレードする。
    または、Win200のインストール時に、「既知のドライバを表示してその一覧から選択する」を選んでハードウェアの種類を「ディスプレイアダプタ」を選択し、デバイスドライバの選択のところで「ディスク使用」を選んでG400のNT用ドライバのある所(付属CDのNTドライバ等)を指定してやると「Mga64」があるので、それを選択すると、「G400」が出てきます。これでやってみてください。

    途中、「このデバイス用に設計されたドライバではありません」というメッセージが表示される場合がありますが、無視して下さい。

    また、「ACPI」を有効にしていると、うまく動作しないという報告が上がっています。「標準PC」に変更してみると良いかもしれません。(やり方は、Win2KのNG参照のこと−>デバイスマネージャで切り替えられるそうです。)

    なお、デバイスドライバのインストールウィザードで検索方法を「最適なドライバを検索する」の方を選んでドライバのある場所を指定すると、「未対応」となってしまうようです。
    また、NT4.0用のPowerDeskは動作しないようです。

    build2031(β3)・2072(RC1)で確認されています。

    ただし、β版の場合には、動作保証等はありませんので念のため。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    マザーのBIOS設定では他に関連する項目は以下の内容です。

    • IRQ for VGA Enable
    • VGA優先順位を、AGP優先

    Win2000RC2 & PD5.00Beta の組み合わせでのアプリ・ゲームの動作報告が、黄金時代さんに上がっています。DirectXのバージョンチェックがまだうまく動作していないようですね。
    PD起動時にDirectXのバージョンチェックが入るようですが、テストする項目欄のチェックを外せば良い様です。

    なお、Win2000RC2 & PD5.00Betaでリフレッシュレートが75までしか上げることが出来ないという場合には、リフレッシュレートの設定をするところに制限を解除するチェックボックスがあるのでこれを解除するとそれ以上のリフレッシュレートに設定できるということです。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    Win2000RC2で、AGPの動作モードを変える方法として、PowerStripのβ版を使用する方法があります。
    ただし、動的なAGPモード変更となるため、安定性には注意が必要です。
    レジストリでも、起動時のAGPモードが指定できるようです。

    詳しくは、”Q91.G400のAGPモードの動作設定方法”のPowerStripの項目を参照して下さい。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    Windows2000でVsyncをOFFにする方法がMURCに掲載されています。

    レジストリの
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\G400\Device0\User.FlipOnVBlank
    をひらいて、バイナリ値を"00 00 00 00"とすればよいそうです。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    PD5.00のドライバがうまく動作しなかった場合、以下のレジストリを変更すると動作する場合もあるそうです。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\G400\Device0\User.AGP を0
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\G400\Device0\User.UseBusMasteringを0

    うまく行かない方は試してみてください。

    Q37.G400で仮想画面機能は使用できますか?


    NT4.0用のPowerDesk4.xxでは、スクロールタイプの仮想画面機能が使用できました。
    この場合の仮想画面サイズは、最大1600*1200、または、実画面の縦または横のどちらかを2倍にしたサイズとなります。
    しかし、最近のドライバではこの機能は削除されています。
    (Microsoftが推奨するマルチディスプレイの機能と競合するためこの機能が推奨されていないという説と、スクロールタイプ仮想画面機能は別の会社が特許を取得しているためという説があります。)

    しかし、最近のG400のドライバには、Matrox DeskNavMaxtrox MultiDeskというユーティリティもついています。
    (このユーティリティはWin9x・Win2000の両方のドライバについています。多分NT4.0でも付いていると思いますが・・・。)

    Matrox DeskNavは、画面の一部分を4倍・16倍に拡大表示させること出来るユーティリティで、これも一種の仮想画面(スクロールタイプ)のように扱うことも出来ます。(ただし、起動時から拡大表示の状態にすることは出来ないようです。)

    Maxtrox MultiDeskは、画面を切り替えて使うタイプの仮想画面ユーティリティとなります(起動時から起動することも出来ます)。

    これらを組み合わせることも出来ますので、いろいろと試してみてください。

    ほかにも、DH機能を持ったカードでは、W2kでDualDisplay実行中にZoomを有効にしたときに、プライマリ画面がNT4.0によく似たスクロールタイプの仮想画面の動作となるようです。こちらは、Matrox DeskNavを使うよりも起動が簡単です。

    これらのツールを組み合わせることも可能ですので、いろいろと試してみてください。

    参考
    Q184.Matrox MultiDeskについて
    Q185.Matrox DeskNavについて
    Q186.W2kドライバでのDualDisplay実行中にZoomを有効した場合の動作について

    Q38.Matrox Dvd Player以外でもDVDMax出力は可能なのですか?


    DVDMaxでは、ビデオ画面をTVなどの第2ディスプレイに拡大表示できます。
    ここでいうビデオ画面とは、G400付属のDVDプレイヤ(Matrox Dvd Player)だけではなくメディアプレイヤーなどのビデオ再生ソフトでも可能です。(オーバーレイ可能なCODECがTV出力できるようです。)
    一般的に可能なCODECはMPEG1,MPEG2,MPEG4,CINEPACK,INDEO5ですが、再生用のCODECのバージョン等によるかもしれません。

    ただし、付属のDVDプレイヤーでは、最小化した状態でも第2ディスプレイに拡大出力できますが、それ以外のメディアプレイヤー等の場合は、再生画面が画面に表示されていないと拡大出力されません。(画面が停止します。)
    でも、再生画面部分が一部分(1ドット)でも第1画面に表示されていればテレビに拡大表示されるので、メディアプレイヤーをAlways on Topの状態にして再生画面を端っこに寄せておけばOKです。(私は、いつもこうしています。)

    情報によるとWin98SE+WinDVD2000(v2.2)の組み合わせでは、最小表示でもDVDMAXで動画再生が可能のようです。

    なお、ビデオ画面の拡大表示中はZoom機能は使用できません。

    また、ある特定の動画コーデックで記憶されたファイルの場合、DVDMaxでの出力が出来ない場合もあります。
    (一説によると、オーバーレイ表示されないコーデックでは表示できない模様)

    Q39.TVへのDVDMax出力時の画面解像度はどうやって変更するのですか?


    DVDMaxでのTV出力では、縦横比は変えられますが、サイズは指定できません。
    ただし、縦横比(アスペクト比)は、
    DualHead DVDMax Optionで変更できます。
    ここでアクペクト比(4:3/16:9
    )を変更したり、アスペクト比を決める基準(映像ソースサイズ/表示ウインドウサイズ)を変更することで多少は調節が可能なようです。

    解像度はそのとき表示している動画のサイズが拡大表示されているようです。
    (これで、画面いっぱいに動画が表示されることになります。)

    ただし、DVD Max Optionsで Use field-based scaling をOFFにしておかないと綺麗に拡大表示されないので注意しましょう。

    また、画面の微調整(表示位置・大きさなど)は、TV側で行わなければならないようです。

    DVDMaxでは、動画の領域すべてがTVに出力されているわけではありません。
    (元が352*240のファイルを再生するとTV側では320*220ぐらいしか出力されません。)
    ただし、ちなみにクローンに設定した場合はデスクトップをすべて表示できています。
    これは、Clone・Maxの場合でTVへの出力がアップスキャン/ダウンスキャンと違うために起こるものです。
    こちらも、オプション設定などで変更は出来ないようです。

    Q40.隠し解像度として1400*1048という解像度が設定できるようですが、どうすればできるのですか?


    解像度の追加には、Win9x,2000上ではいくつかのツールが使用できます。

    Matrox Technical Support Twak Utility Version3.0 (mtstu300.zip)
    詳細は
    Q147.Matrox Technical Support Twak Utility についてを参照のこと

     Matrox純正ツールです。

    Powerdesk Resolution Manager - Version 3.0および4.0
    詳細は
    Q157.Powerdesk Resolution Managerシリーズについてを参照のこと
     

    ただし、Win2000ではマシンの構成によってはPDでのモニタ設定タグで、モニタ設定(リフレッシュレートなど)が変更できません。(モニタがPnP対応で無い・BNCケーブルで接続しているなど)ただし。PD5.31.003にてモニタ設定ファイルを読み込み可能になりました。

    この場合には以下のツールを使用すると調整可能かもしれません。
    PowerDesk W2k Resolution Manager - Version1.0
    詳細は
    Q140.PowerDesk W2k Resolution Managerについてを参照

    →やってみましたがダメでした。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    上記のようなツールを使用しない(出来ない)場合は以下のようにすると解像度を追加することが可能のようです。

    ●Win9xでは、次の方法で1400*1048の解像度を追加することが出来ます。

    1. Regeditを起動(スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で Regedit と入力して Enterキー )して、
      HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\Display\0000\Settings\VideoParameters
      に、”
      1400,1048”というキー(バイナリ)を新規作成します。
      0000の部分は他のビデオカードを使用したことがある場合は変化する場合があります。)
      内容は、”
      1280,1024”のバイナリ内容をクリップボード経由でコピーすればよいです。
      修正が終わったら、Regeditを終了します。
    2. 画面のプロパティの「詳細」をクリックし,Monitor Settingタブで「Adjust a different display mode」をクリックします。
    3. 1400x1048から使用する色数設定を選択して、「次へ」をクリックする。ここで、「Allow Windows to use this display mode」にチェックを入れれば1400x1048が使えるようになります。
    4. 他の色数設定も使用したいときには、繰り返し3.を行います。

    以上でOKです。
    (このやり方の場合、1280*1024と同じ画面周波数を流用するので、1280*1024が出力できれば1400*1048表示が可能のようです。)

    任意の解像度を設定するためには、MURCにある、PD5RESMGR (PowerDesk 5 Resolution Manager)を使用して行うことも出来ます。

    おすすめな解像度は1400*1048のほかに、1280*960などが有ります。

    (注)
    1280*960は、Win9xではPowerDesk5.30以降
          WinNTではPowerDesk4.31以降
    で正式対応の解像度となっています。

    NT4.0での設定方法は分かりません。(知っている方がいたらぜひ教えてください。)
    ->MGA.MONファイルに1280*1024の設定を元に追加すれば良いそうです。(00/05/07)

    PD5RESMGR (PowerDesk 5 Resolution Manager)のVer2.0がアップされています。
    このバージョンでは解像度追加だけでなく、PD5.xに関するレジストリの変更も可能になっています。

    Powerdesk Resolution Manager 3.0が暫定リリースされているそうです。
    このバージョンでは、PD5.xに関するレジストリの変更に関する部分は削除されていますが、
    Win2000上でも解像度追加・削除が可能となっているようです。

    PowerDesk Resolution Managerに関する点は
    Q157.Powerdesk Resolution Managerシリーズについて
    も参考にしてください。

    −−−−−−−−−−−−−−−−

    ●Win2000では、以下の方法で、1280*960の解像度を使用できるようになります。

    Win2000ドライバのInstall.Infを開き、
    %R_1280x_800%,%R_1280x_800a%,%R_1280x_800b%,%R_1280x_800c%,\
    の次の行に
    %R_1280x_960%,%R_1280x_960a%,%R_1280x_960b%,%R_1280x_960c%,\
    に追加してドライバのインストールを再度行ってください。

    ただし、Ver5.10では、上の行の追加のほかにも、
    HKR,,Default.Graphic.1280.1024,%REG_BINARY%,\
    3c,00,40,00,e0,a5,01,00,30,00,70,00,f8,00,01,00,03,00,26,00,0c,00,00,00,\
    4b,00,50,00,58,0f,02,00,10,00,90,00,f8,00,01,00,03,00,26,00,0c,00,00,00,\
    55,00,5b,00,3c,67,02,00,40,00,a0,00,e0,00,01,00,03,00,2c,00,0c,00,00,00

    のような部分を参考に、1280,960のための定義を追加する必要があるようです。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−

    MAKOPiの工事中ページさんにて、G400/MAX解像度追加方法を紹介されています。
    こちらでは、1400x1050(リフレッシュレート60,75,85)や1536x1152(リフレッシュレート60,70,75,80,85)の解像度追加方法が紹介されています。
    (INFファイルの修正による方法です。)

    Q41.Matrox Dvd Playerのバージョンアップって出来るのですか?


    Matrox Dvd Playerは、SOFTWARE CINEMASTERのOEM版であり、一部がG400にカスタマイズされているものです。
    現在、このMatrox Dvd PlayerにはVer1.0とver2.0とver3.0の3種類があります。
    Ver1.0はWin9x専用ですが、Ver2.0,3.0はさらにNTやWin2000でも動作可能とのことです。
    Q136.Matrox DVD PlayerはWin9x以外で使用できるのですか?を参照してください)

    Ver1.0 − G400に付属するバージョン
    Ver2.0 − MarvelG400もしくは、それ以降のG400に付属するバージョン
    Ver3.0 − G450に付属するバージョン 

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    ver1.0の場合、ソフトウェアDVDデコーディングエンジンは 1.0.29.5356 というバージョンになっています。

    公式なものかは分かりませんが、
    http://members.tripod.com/dvdpage2/からたどれるリンクに最新のDecoder Coreがあります。
    このパッチがMatrox Dvd Playerにも使用できるようです。
    (ダウンロードするかしないかは、各自の判断にお任せします。)

    このパッチはZIPで圧縮されています。このファイルの内容を解凍してc:\windows\system にコピーすればバージョンが上がります。
    あらかじめ、c:\windows\system にある該当ファイルのバックアップを取ってからコピーするとよいでしょう。

    現在の最新エンジンは 2.0.36.6145 となっています。
    (v2.0.36.6158 はうまく動作しなかったそうです。by Maruru さん)

    ただし、コアをバージョンアップ(1.0系)すると、プレイヤーを最小化状態にしたときのDVDMaxの表示がおかしくなります。(3歩進んで1歩さがるような、ガタガタな再生状態になる。)
    ただし、最小化しなければ、ビデオ画面がディスプレイに表示されていなくても、特に再生に問題はないようです。

    また、コアを2.0系にした場合、上のような現象に加えて、他のウインドウでディスプレイ上の再生画面が隠れて表示部分が長方形になってしまったときに、DVDMaxでTV出力するときに表示されている部分のみが拡大表示されてしまうようです。

    もちろん、Matrox DVD Player 1.0 & 2.0 をそのまま使用している場合はこのような不具合は有りません。

    DVDデコーディング設定はDVD Infomatrixにある、DVD Genie(旧 DVD Region Selector)を使用して設定することが出来ます。
    詳しくは、”Q88.G400 DVD PLAYERの詳細設定はどのようにすれば良いのですか?”を参照してください。

    −−−−−

    また、Matrox Dvd PlayerはQl Player1.5相当のプレイヤーです。
    現在、Ql Player1.6がリリースされていますので、Decoder Coreと同じ場所でそれをGETしても良いでしょう。

    なお、Ql Player1.6Decoder CoreQI Control Panel AppletDVD Region Selector のインストール方法が同ページにあるInstall Guideへのリンクに行くとあります(注:英語です。)
    [ここでも必要なファイルがまとめてダウンできます。]

    ほかにも、DVDPLAYERに関する詳細な説明がhttp://windoms.sitek.net/~dvdsoft/dvdsoft.htmlにもあります。
    英語ですが、目を通しておくと良いかもしれません。

    補足 プレイヤーとデコーディングコアのバージョン一覧

    Matrox DVD Player Player 1.5 Engine 1029
    Cinemaster98後期 Player 1.6 Engine 1032
    Cinemaster99 Player 2.0 Engine 2035
    Matrox DVD Player2.0 Player 2.0 Engine 2035
    Matrox DVD Player3.0?
    (Cineplayer1.0と同等?)
    CinePlayer 1.0 Engine ????
    Q42.DVDMaxを使用して、DVDをテレビに再生したのですが、画面が明るくなったり暗くなったりします。


    DVDメディアには、マクロビジョンレベルでコピーガードがかかっているものがあります。
    G400->ビデオデッキ->テレビと言う風に接続している場合、ビデオデッキのところで、コピーガードに引っかかってしまいます(ビデオデッキによっては、録画状態にした時のみコピーガード機能が働くものもあります。)
    この場合、直接G400からテレビにつないでみれば正常に再生されると思います。

    なお、β方式のビデオデッキならばコピーガードはかかりませんが、今から見つけるのは大変でしょう。

    他にもコピーガードキャンセラーを購入して取り付けるという方法もありますが、すでに99年10月を過ぎていることもあり新規購入は難しいかもしれません。(私は、9月中にConics社のCS-5000というコピーガード除去装置を購入しましたが、これできちんと除去出来ています。)

    ちなみに、PowerDVD1.6でも試してみましたが、マクロビジョンは実装済でした。
    詳しくはhttp://www.dms.co.jp/dvd/dvdfaq_j.html#1.36 のFAQを参照してください。

    なお、Win2kの少し前のドライバ&WinDVD2Kの組み合わせで、マクロビジョンがでなかったという報告もあります。

    −−−−−−−−−−−−−−−−

    DVD InfomatrixのTips&TricksにG400で一時的にマクロビジョンを解除する方法が紹介されています。
    Matrox G400 Temporary MacroVision Removal

    詳しくは上のサイトを見ていただきたいのですが、

    DVD再生を一度Pauseし、
    「画面のプロパティ」−「設定タグ」−「詳細」−「モニタ設定」の
    「現在のディスプレイモードを調整する(Adjust the current display mode)」を実行し、すぐにキャンセルする。
    この状態でPauseを解除するとマクロビジョンが解除されるようです。

    ただし、あくまで一時的に解除するだけなので、一度停止するとまたマクロビジョンが有効になってしまうそうです。

    残念ながらまだ私自身は試していないのですが、マクロビジョン入りのDVDを入手次第試してみたいと思います。

    ただし、今後ドライバのバージョンアップが発生したときにこの技が使えるかどうかは不明です。
    (たぶん大丈夫でしょうけど)
    PD5.52&5.55、6.00など現時点では有効であるとの報告があります。
    [残念ながら6.01ではこの技は使用できなくなったようです]
    [逆にWin2000用PD5.11ではなにもしないでもマクロビジョンが無効になっているとのことです。]

    新しいバージョンでは、この方法が使用できるかはやってみないとわかりません。
    (00/08/20追加)

    [追記]
    実際に試してみましたが、確かにマクロビジョン信号の解除を確認しました。(PD5.52にて)
    (確認したDVD:吸血姫美夕Integral1)
    マクロビジョンのかかっているトラックに入ってから上記作業を行うことでマクロビジョン信号が解除され、再生を停止するまでその効果が持続しました。(Pauseした場合は問題無いです)
    (00/05/07追加)

    Q43.Light Wave5.5JでOpenGLが有効化していないようなのですが?


    Windowsのシステムフォルダ(C:\windows\system等)にある、[Opengl32.dll]をLight Waveのprogramsフォルダにコピーしないと、ハードウェアアクセラレーションが有効にならないようです。

    Opengl32.dllをコピーして見てください。

    Light Waveに限らず、OpenGLを使用するアプリケーションには、Opengl32.dllをそのプログラムフォルダへコピーしないとハードウェアアクセラレーションが使用できない場合があります。

    Q44.DOS/V POWER REPORT BenchmarkのDirect3Dベンチマークが動作しません。


    シバさんのG400 Utilityのレジストリ設定で、”テクスチャパレットを有効にする”にチェックを入れていると、Direct3Dのベンチマークがうまく動作しません。

    その他、数本のゲームなどでこのチェックが入っていると動作しない場合があるようです。(Blood2など)

    うまくゲームが動作しない場合は、この項目をチェックしてみてください。

    Q45.ドライバのインストール後、マシンがフリーズします。どうしたらいいですか?


    ドライバの再インストール時にはかならず、前のドライバのアンインストールを行ってから行ってください。
    そのまま上書きするとうまく行かないことがあります。
    また、CPUなどをオーバークロックしている場合は定格に戻してみてください。

    それでも、再起動後に画面が固まるようであれば、一度セーフモードで立ち上げて、
    シバさんのG400 Utilityで、AGPモードを1xに変更してみてください。
    ただし、ドライバのインストール直後にG400 Utilityのレジストリを見るとすべてにチェックが入っていない状態になります。

    わたしは、ドライバインストール後に安定しない場合に、G400 Utilityの一般タグで初期設定ボタンを押し、レジストリタグで

    • AGPの速度設定をAGP 1x
    • テクスチャパレットを有効にするのチェックをはずす
    • Table Fogフィルタのチェックをはずす

    とするようにしています。

    このとき、セーフモードでG400 Utilityを起動すると、警告メッセージが出てきますが、ここは無視してもOKです。

    どうしてもうまく行かないときには、別のドライバ(WHQL Cartified Driverや旧ドライバなど)をインストールしてみてください。
    このとき、Ver5.20インストールした場合は、古いAGPドライバをインストールしようとしていると警告が出ますが、古いドライバに置き換えた方が安定するようです。

    次の項目も参照してみてください。

    Q46.DVD-RAMでMatrox Dvd Playerは使用できますか?


    通常、DVD-RAM(5.2GB)を使用するにはWriteDVDというドライバをインストールしますが、これのバージョンが古いとMatrox Dvd Playerがうまく動作しないようです。

    WriteDVDのバージョン1.3.0以降からMatrox Dvd Player(Cinemaster)に対応しています。
    ただし、1.3.0系のWriteDVDだと、Panasonic製のDVD-RAMドライブを使用している製品の場合PDが使用できなくなりますのでご注意を。(元々1.3.0系はPDの使用できないHITACHI製ドライブなどを対象としたドライバのため。)

    もしくは、SCSIのASPIマネージャのバージョンが古いとうまくいかないかもしれません。
    最新のもの(バージョン4.57以降)を使用しましょう。
    [最新のASPIマネージャを使用すれば、WriteDVDが1.24でも動作する可能性があります。]

    この辺は、私のページの"DVD-RAM活用記"のインストールのところでも解説しています。
    ただし、MATROX自身は、Matrox Dvd PlayerのDVD−RAMでの動作保証をしていません。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    また、パナソニック製ドライバ(4.7GB DVD−RAM用含む)でDVDを再生する場合、パナソニック製ドライバインストール後、UDFTool で、ファイルシステムドライバーの優先順位を、OS に付属している ISO9660 ファイルシステムドライバーを優先する、から、UDF ファイルシステムドライバーを優先する、に変更することで DVD-Video の再生が可能になるとのことです。DirectX ベースのデコーダ上でも、CSS がかけられた DVD-Video が再生できるようになるという情報もあります。

    LF-D100J DVD Video Playable List さんを参考にすると良いでしょう。

    Q47.ベンチマークでG400MAXのほうがG400DH,SHよりも遅い項目があるのですが?


    HDBENCHのTEXTなどの項目でG400MAXのほうがG400DH,SHよりも値が低くなることがあります。
    これは、MAXの方が駆動クロックがコア150・メモリ200とDH,SHに比べ高くなっていますが、そのかわりにPINファイル(61,71,81)を見れば分かる通り、メモリアクセス時のウェイトがMAXの方が多くなっていることが原因だと思われます。(MAX:0x20049911 / DH,SH:0x24045491)

    SH,DHとMAXとの違い        SH,DH  MAX
     Minimum RAS-to-CAS delay     3 <-> 4 Cycle
     Minimum RAS active time     8 <-> 9 Cycle
     Minimum RAS-to-Precharge delay  3 <-> 4 Cycle
     Minimum Block Write Cycle delay 2 <-> 1 Cycle  


    MAXでは、コア・メモリクロックを高めるためにメモリアクセス時のウェイトを多くしているようですが、この項目をDH,SHと同じ値に変更すると更なる高速化が出来るかもしれません。

    やり方は、Q17,Q19を参照してください。

    Q48.DH,MAXを使用していますが、TV outputがPDeskのInfomationタグに表示されません。


    DH,MAXを使用しているが、画面プロパティ>設定>詳細にDualHeadタグが現れないためDH機能が使用できない場合、
    ハードウェアDVDデコーディングカードなどの拡張ボードとの相性問題が考えられます。
    一度、拡張ボード等を外して試してみてください。

    また、シバさんのホ-ムページにある日本語化パッチを使用してPDeskの日本語化を行う場合に、5.13のDLLにパッチを当てて、そのDLLを5.20以降のドライバ(5.20,5.21,5.25)で使用すると、DLLの不整合によりPDeskのInfomationタグにTV output[built-in](またはDualHead[built-in])が表示されなくなります。
    ただし、この場合はリストに出てこないだけで、TV出力は可能のようですので特に問題はないようです。

    Q49.DH,MAXで、S-VIDEO出力をすると画面がモノクロになってしまいました。


    DualHeadタグのDualHead DVDMax TV Setting内のBlack and whiteにチェックが入っていると、DVDMaxのTV出力時に白黒になります。
    それ以外のTV出力のときはDesktop TV Setting内のBlack and whiteにチェックが入っていると、白黒表示になります。

    この両方にチェックが入っていないのに白黒で表示されるときは、S端子ケーブルがちゃんと挿さっているかを確認してください。特にG400付属のY型変換ケーブルのS端子コネクタは海外仕様となっているため、通常手に入るS端子ケーブルだと、かなり硬いのでしっかりはめないと接触不良になっている可能性があります。
    思いっきり奥まで挿してみましょう。

    あと、TV出力形式がPALになっている場合はNTSCにしてください。PALは日本のTVでは正常に出力できません。

    Q50.Microsoft WHQL Cerified Driverというのは通常のドライバと何がちがうのですか?


    先日、Microsoft WHQL Cerified Driver 5.20の配布が開始されました。

    これは、Microsoftのドライバテスト(Windows Hardware Quality Level)に合格したお墨付きのドライバで、安定した動作を目指したドライバとなります。ただし、安定性を重視しているため最新ドライバの方がパフォーマンス的には高くなる傾向があるようです。

    これに比べて通常の最新ドライバ(5.25等)はどちらかというと安定よりも機能拡張やパフォーマンスを優先にしている感があります。
    マシンを安定させたい方はこのWHQL Cerified Driver(5.20)を使用し、安定よりも高いパフォーマンスを求める方は最新ドライバ(5.41)を使用すれば良いかと思います。

    なお、WHQL Cerified Driverを使用していないときは、DirectX診断ツールでディスプレイタグで、’ファイルG400.drvは認定されていません…’というメッセージが表示されますが、特に異常ではありません。

    INDEX

    Q1〜Q50 Q51〜Q100 Q101〜Q150 Q151〜Q200 Q201以降


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