G400/G450/G550  FAQ

INDEX

(Q1〜Q50 Q51〜Q100 Q101〜Q150 Q151〜Q200 Q201以降)


Answer:

Q151.G400でのノイズフィルターの無効化


G400のさらなる高画質化のためにノイズフィルターを撤去されている方がいます。
HDBENCHで有名なEP82改/かずさんのページでその方法を紹介しています。

簡単に言うと、VGAコネクタ横の部品を取り除くとのことですが、
これを行えば間違いなくメーカーのサポートはきかなくなりますし、
逆にゴーストがでて見にくくなることも考えられます。

作業は自己責任でお願いします。

Q152.DHでMAXのようにカードからFANの電源を直接取る方法


MAXでは冷却FAN用の電源コネクタがカード上に出ていますが、
DHなどではこれらのパターンだけは有るものの、部品が装着されていません。

この場合は、ここに0Ω抵抗2個とコンデンサ2個・コレクタを装着すればここから5Vの電源が取れるそうです。

詳しくは、UME HOMEPAGEさんのPCページで解説されています。

ただし、ここから正しく電源がとれるという保証は有りませんので作業は自己責任でお願いします。
もちろんメーカーのサポートはきかなくなります。

Q153.G400のコア電圧アップ方法


半導体チップは一般的に動作電圧を上げることで、動作クロックの上限があがる場合が多いです。

G400のコア電圧は2.7Vで駆動しているラシイのですが、電源供給チップに多少の改造を加えることで
この電圧をアップさせることが出来るとのことです。

詳しくは、Fast Web Siteさんの"MillenniumG400 vs Velocity100"で解説されています。
電源供給チップがSEMTECH製EZ158xというものであれば、
1番ピンと2番ピンの間に1.2KΩをつけることで、2.8V程度、
1KΩを付けることで2.9V程度に上げられるとのことです。

もちろん電圧上昇ということで冷却をしっかりしないと熱破壊をおこしたり、
加電圧によるチップ破壊が発生する可能性があります。
もちろんメーカーのサポートはきかなくなります

これらの改造は自己責任でお願いします。

Q154.Win2000上でDH-DVDMax機能を使用した場合、定期的にTV画面が1瞬上下反転表示します。


Windows2000上でドライバにPD5.04を使用している場合に、このような現象が発生するようです。
解決策としては、ドライバをPD5.03やPD5.50Betaなどに変更してください。

また、このドライバ(PD5.04)は32MB版のG400では正式サポートが無いというコメントが有ります。
もしかしたら、このせいかもしれません。

Q155.G400で接続できるディスプレイ・TV・液晶パネルの組み合わせ


G400のDHには、映像出力ポートが2つあり、
それぞれプライマリ・セカンダリとして2つのディスプレイ(TV・液晶パネル)を接続することが出来ます。

ただし、どこにでも付けられるというわけではなく、いくつかの制限があります。

  • プライマリには、アナログディスプレイorアナログ液晶ディスプレイが接続可能です。
  • DH標準のセカンダリには、アナログディスプレイorアナログ液晶ディスプレイorTV(コンポジットorS端子出力)が接続可能です。
  • Mavelのセカンダリには、TV出力のみが接続可能です
  • 増設ボードであるFlat Panel モジュールをSH,DHに接続することで、セカンダリとして
    DVI出力対応ディスプレイ(現段階ではデジタル液晶ディスプレイが対応)が接続可能です。
    ただし、DHに装着した場合は標準のセカンダリ出力と同時に使うことは出来ないと思われます。
  • SHにDualHead ADDON Moduleを接続することでDHを使用することが可能です。
    増設されたセカンダリはDHのものと同等に扱われます。
    ただし、Flat Panel モジュールとの併用は出来ないようです。
Q156.液晶モニタの出力について


G400に液晶モニタを接続したときに、画面が波打って表示される状態になることが有るようです

これは、液晶モニタに対応したドライバが正しくセットアップされていなかったり、液晶モニタのクロックとフェイズがあっていない個とが原因のようです。これらを正しくセットアップすればよいようです。

なお、ドライバのバージョンによっても最適なフェーズとクロックが変わってくるとのことです。

Q157.Powerdesk Resolution Managerシリーズについて


MURCにはPowerdesk Resolution Managerというツールが登録されています。
これには、いくつかのバージョン・変種があります。

  • Powerdesk5 Resolution Manager - Version 1.0/2.0/2.1
  • Powerdesk Resolution Manager - Version 3.0
  • PowerDesk W2k Resolution Manager - Version 1.0

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Powerdesk5 Resolution Manager はその名の通り、PD5(Win9x)用の解像度追加・削除ツールです。
2.1では、PD5に関するレジストリの変更を行うことも出来ます。
ダウンロードはMURCから可能です。
詳しくは
Q40.隠し解像度として1400*1048という解像度が設定できるようですが、どうすればできるのですか?
を参照してください。

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Powerdesk Resolution Manager - Version 3.0 は、Powerdesk5 Resolution Managerの後継バージョンのようです。
PD5(Win9x)だけでなく、PD6.x(Win9x)やPD5.1x(Win2000)上でも使用できるようになっています。
ただし、レジストリ変更機能はこのバージョンから削除されています。
しかし、まだ暫定バージョンのようで、正式には登録されていません。
http://forum.matrox.com/mgaforum/Forum3/HTML/000486.html
に情報があります。
詳しくは
Q40.隠し解像度として1400*1048という解像度が設定できるようですが、どうすればできるのですか?
を参照してください。

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Powerdesk Resolution Manager - Version 4.0 は文字通り上記Ver3.0のバージョンアップ版です。

垂直方向は2ドットごと、水平方向には8ドット間隔で自由に追加出来ます。
更新内容は・・・・・・・・・Refresh、Load、Saveボタンが追加されて、更新状態をファイルに保存できるようになった他、いくつかのバク修正が行われているようです。

ただし、PD6.50(Win9x)・PD5.51(Win2000)上ではうまく動作しないとの報告があがっています。ご注意ください。

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Powerdesk Resolution Manager - Version 4.1 は上記Ver4.0のマイナーバージョンアップ版です。
PD6.50に対応した模様です。 

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PowerDesk W2k Resolution Manager - Version1.0 は、変種バージョンで、解像度の追加・削除等は行えませんが、既存の解像度のリフレッシュレートなどの設定を変更することが可能です。
PD5.1xからはPDのMonitor Settingでも調整することが可能ですが、プラグ&プレイモニタとして認識できない(モニタが対応していない・BNC接続をしている・15PINケーブルを使用していても間にディスプレイ切替器を使用している等)場合には使用できないようなので、その場合にはこちらを使用するしかありません。(PD5.04での動作実験済みです。)
ドライバのバージョンを上げることで、このツールを使用するメリットはほとんどなくなっています。
詳しくはQ140.PowerDesk W2k Resolution Managerについてを参照してください。

Q158.Win2000にて、テキストを編集する場面にてIMEを使用すると、使用した行の次の行が表示されなくなります。


掲示板で hk さんから以下の情報をいただきました。

Win2000にて、テキストを編集する場面にてIMEを使用すると、使用した行の次の行が表示されなくなります。

私の解決策は、Matroxのページにて、
Drivers > Latest Drives > MarvelG400TVのBETADisplay:5.06.031
の中で、beta_w2k506.exe を発見しこれをインストールすることでした。

これを試すと、不具合が解決されました。
以上,ご報告まで。

# ちなみに解決策を求めてあちこち探しましたが、
# ・ATOKを使うとそうなる
#   < 当方では MS-IME2000でした
# ・ベータドライバ5.06を使えばOK
#   < ほどほどに古いドライバは、見つかりません...
# こんな状況で困っていたところでした。

現象は5.03・5.04・5.10β・5.11βで発生を確認したとのことです。

本来5.06はMavel専用のドライバですが、案外と問題の少ないバージョンなのかもしれません。

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情報によると、以下のようにすると解決する場合もあるようです。
(もしかしたらATOKとの相性問題とは別の問題かもしれません。)

  • [画面のプロパティ]-[効果]の[メニューとヒントをアニメーション化する]をフェード効果以外にする(スクロール効果orチェックをはずす)と文字化けがなくなる。
  • メモ帳で使用するフォントを「MSゴシック」等に変更すると、文字が消える件が解決する。
  • メモ帳で文字が消える件は、「右端で折り返す(W)」にチェックを入れても解決する場合があるようです。

私の環境では、PD5.20.016にて確認したところ、上記現象は確認されませんでした。
(以前のドライバでは、フォントを変更することで解決していました。)
試してみてください。(00/11/12)

Q159.G400のBIOSをアップデートしようとするとエラーが発生します。


PROGBIOSでBIOSをアップデートしようとするときに
Fail:・・・・・・
というメッセージが出て更新に失敗することがあるようです。

オーバークロックで使用しているときにアップデートしようとしたときに出るようですが、
情報では、Asustec製のマザーでごくたまに発生する現象でもあるようです。

これは、Asustec製マザーボードのI/O電圧が3.5Vと標準(3.3V)よりも高いために発生するのではないかという説がありますが、正確には解りません(うちのマザーはP3B-Fですがとくに問題は出ていないので、ほかにも条件がある可能性があります)

Asustec製のマザーではだめでも、それ以外のマザーでアップデートしたらあっさり成功したという報告もありますので、試してみても良いでしょう。

また、この現象はDOS上でBIOSを更新するときに発生し、Ubioswin.exeを使用してWINDOWS上で更新すると正常に処理が出来るという報告がありました。Windows上で更新してみてください。
(ただし、UbioswinではPINSファイルによるパラメータ部分の一括更新方法が判明していないため、この部分の更新をするには、Q141.PBiosWinについてを参考に、1項目づつ更新してください。)

Q160.MAX化後にドライバの再インストールが必要なのですか?


DHとMAXで使用されるドライバは、基本的に同じ物なのでドライバの再インストールは必要ありません。

なお、通常のPINSファイルによるMAX化では、PnPでの認識用コードまでは変更しないため、PnPによるドライバの自動認識でもMAXとしては認識しません。

Q161.VIA製チップセットを使用しているマザーボードとG400の相性


最近はIntel純正チップセット以外にもVIA製チップセット(俗にいう互換チップセット)を使用しているマザーボードも広く使用されるようになってきました。
しかし、互換チップセットの共通の問題としてAGPなどに相性問題が発生する場合があります。

このためVIAでは、4in1ドライバというチップセット対応のためのドライバを別途用意されているようです。

VIA製チップセットのドライバはhttp://www.via.com.tw/drivers/index.htmにあります。
必ず、チップセットに対応したドライバをインストールしてください。
(Windows2000では、4in1ドライバを入れない場合、G400がPCI接続された状態として認識するそうです。)

また、AGPドライバに関しては単体で4in1ドライバに含まれているものよりも新しいものが用意されている場合がありますのでこちらを利用する方法もあります。

あと、G400やマザーボードのBIOSも最新の物にしたほうが安定するようです。

インストールの順番としては、先に4in1ドライバをインストールしてからG400のドライバをインストールしたほうがよい様です。すでにG400のドライバがインストールしてある場合には、アンインストールしてから(VGA互換ドライバで動作した状態で)4in1ドライバをインストールしてください。

また、AGP4xモードで動作させるためには、VIA のAGP ドライバはTurbo モードでインストールしてください。
Standard モードだと、4x にはなりません。

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VIAチップセット&AGPビデオカード&Win2000で安定動作しない場合に効くMicrosoftのパッチがあるそうです。

(参照)http://www.matrox.com/mga/support/faq/subject_faq/gen_ts3.cfm#25

どうも、G400&Win2000で安定しないという方は試してみてはどうでしょうか?

日本語版は Q261606_W2K_SP2_X86_JA.EXE とのことです。
ちなみに”VIA AGP Chipset Driver Update”となっています。

Q162.Online Resistrationの画面が起動時毎に出てしまいます。


最近のWin2000やWin9x用ドライバをインストール直後にレジストするかどうかの確認画面が表示されますが、ココで、"Don't show this messege again"にチェックを入れてから"Don't Register"ボタンをクリックすれば登録を行わず、起動時にも再度表示されないように出来ます。

しかし、この様にしてもOnline Resistrationの画面が起動時毎出てきてしまったり、ダイアルアップルータで自動接続の設定を行っている場合にPowerDesk起動時に自動的にネットに接続してしまう現象が報告されています。(私の環境ではこの現象は発生しませんでした。うちはルータの自動接続環境では有りませんが、プロキシサーバにもそのようなパケットは確認できませんでした。)

この場合に対処策として

  • G400のドライバをアンインストールした後で、再度インストールしてみる。
  • それでもだめなら、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Matrox\PowerDesk\Version6\RegisterWebPathのキーの名前を変更(例:xxxRegisterWebPath等)に変更してしまう。
  • それでもだめなら、マシン起動時にPowerDeskを起動しないようにしてしまう方法もあります。(レジストリ:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Runの中の”Matrox Powerdesk”の値を”〜\System32\PDesk.exe /Autolaunch”から”〜\System32\PDesk.exen /Autolaunch”に変更する等の方法でマシン起動時にPowerDeskが起動しなくなります。)
    ただし、画面のプロパティで詳細ボタンを押してしまうと自動的にPowerDeskが起動してしまいます。

この件に関しては、私も調査しましたが現象が出なかったためうまく調べられませんでした。
自動発信に関してはダイアルアップルータのログなどがあれば分かるかもしれません。

Win98でビデオカードの二枚挿しをしたところ、レジスト用ダイアログが起動時にいつも出るようになりましたが、二つ目の方法で回避できました。
ココに書いておいて良かったわ(オイ)
(01/01/12)

最新のWin2000用ドライバであるPowerDesk5.20では、この現象は発生しなくなる場合もあるようです。(00/11/12追加)

Q163.Windows Meで最新のDirectXがインストールされていないというダイアログが表示されます。


Windows MeはWin9x系のカーネルを持ったOSですのでドライバもWin9Xのものと同じ物を使用しますが、起動するたびに最新のDirectXがインストールされていないというダイアログ表示される場合があります。

これはindows MeではDirectX7.1とい最新のDirectXがインストールされていますが、このバージョンをドライバがうまく認識できずにこの表示が行われるようです。ただし、対応ソフトは正常に動作するようです。

このダイアログに次回から表示しないのチェックを入れておけば次回からは表示されなくなるようですので、こちらで対応してください。

Q164.Windows Me・2000でモニタ設定が使用できません。


Windows Meでモニタ設定のディスプレイモードの設定ボタンが灰色となり設定が出来ない現象が発生しているようです。こ
れは特にPD6.04で発生する現象のようです。

現在の対策方法としては以前のドライバであるPD5.52を使用することでこの現象を回避できるとのことです。

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Win2000の場合、PD5.1xからはPDのMonitor Settingでも調整することが可能ですが、プラグ&プレイモニタとして認識できない(モニタが対応していない・BNC接続をしている・15PINケーブルを使用していても間にディスプレイ切替器を使用している等)場合には使用できないようなので、その場合にはこちらを使用するしかありません。
(PD5.04での動作実験済みです。)

ただし、PD5.31.003にてやっと非PnP環境であっても、モニタ設定ファイルを読み込むことが可能になりました。
BNC接続をしている場合にはこちらを使用しましょう。

PD5.51.005では、BNC接続をしていても微調整が可能なようです。

詳しくはQ140.PowerDesk W2k Resolution Managerについてを参照してください。

Q165.DirectXの拡大表示でのドット補完を解除する方法は?


PD5.52からDirectXを使用したアプリケーションでウインドウを拡大したり、フルスクリーン上にした場合にバイリニア(ドット補完)がかかるようです。
現在、これを解除する方法は見つかっていないようです。
どうしても解除したいのであれば、PD5.52以前(PD5.41等)のドライバを使用してください。

Q166.Windows系OS用ドライバのバージョンについて


G400のドライバは、β版も含めて頻繁にバージョンアップされています。

以下は、各OSでのバージョンとその特徴です。

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Win9X用ドライバ一覧(ダウンロード

PowerDesk 6.50.008 最新正式版  第3世代DualHead機能に対応(release notes参照)。
                 内部構造が変更されているとのことで一部のカスタマイズツールが使用不能とのこと。
PowerDesk 6.23.005             修正内容不明。
PowerDesk 6.22.010 WHQLドライバ WHQL認定ドライバ。
PowerDesk 6.21.003        各種修正(release notes参照)。
PowerDesk 6.10.013        DVDMaxがモニタでも使用可能。Me対応。各種修正(release notes参照)。
PowerDesk 6.04.028        G450に正式対応。WHQL認定ドライバです。
PowerDesk 6.01.015 最新ベータ版 7/27版ではsetup.exeに不良有り、7/30版以降であれば問題ありません。
PowerDesk 6.00.010        メジャー番号が上がったベータ版。詳細内容は不明。
PowerDesk 5.55.022 Video Tools用 最新Videotool 1.54.50専用のPowerDesk。
PowerDesk 5.52.025 正式版    DirectX7への最適化。各種バグ修正(intel製チップセットのみ対応?)
PowerDesk 5.50.010 ベータ版   G400ICD,D3Dドライバの改善?(ベータ版)
PowerDesk 5.50.007        DirectX7への最適化(ベータ版)。
PowerDesk 5.41          3DMark2000の色化け問題に対応?TurboGL有(Marvel用の最新版)
PowerDesk 5.30          TurboGLを搭載・1280*960の解像度に標準で対応
PowerDesk 5.25          Unifiedドライバ
PowerDesk 5.20.003        MicrosoftのWHQLテスト認証済みドライバ
PowerDesk 5.15        
PowerDesk 5.13        

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WinNT4.0用ドライバ一覧(ダウンロード

PowerDesk 4.74.012 WHQLドライバ MicrosoftのWHQLテスト認証済みドライバ
PowerDesk 4.73.019 最新正式版  修正内容不明。
PowerDesk 4.70.011        各種修正。
PowerDesk 4.54.031        G450に正式対応。WHQL認定ドライバです。
PowerDesk 4.51.022 最新ベータ版 ?。
PowerDesk 4.50.015        ?。
PowerDesk 4.46.025 正式版    最新Videotool専用のPowerDesk。
PowerDesk 4.45.037 正式版    ?
PowerDesk 4.43.033        ?
PowerDesk 4.42.031 ベータ版   ?
PowerDesk 4.35.018 Video Tools用 VideoTools 1.52.048を使用する場合に使用
PowerDesk 4.34.015        ?
PowerDesk 4.31          1280*960対応他
PowerDesk 4.22.081        Unifiedドライバ
PowerDesk 4.21    WHQLドライバ MicrosoftのWHQLテスト認証済みドライバ

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Windows2000用ドライバ一覧(ダウンロード

PowerDesk 5.52.010 最新正式版   各種バグ修正(release notes参照)。
PowerDesk 5.51.005         独立型のマルチディスプレイに対応。第3世代DualHead機能に対応(release notes参照)。
PowerDesk 5.33.006         修正内容不明(一部ゲームの不具合修正?)(release notes参照)。
PowerDesk 5.32.010 WHQLドライバ  MicrosoftのWHQLテスト認証済みドライバ
PowerDesk 5.31.003         非PnP環境でもモニタ設定可能。各種修正(release notes参照)。
PowerDesk 5.20.016        各種修正(release notes参照)。
PowerDesk 5.14.033        G450に正式対応。WHQL認定ドライバです。
PowerDesk 5.11.017 最新ベータ版 フラットディスプレイに対する最適化?
PowerDesk 5.10.012        モニタ設定タグの追加・INFファイルにG450系カードの追加。
PowerDesk 5.06.031 VideoTools用 β版Video Tools専用のドライバです。
PowerDesk 5.04.026 WHQLドライバ WHQLドライバだが、MAXでは使用できないとのこと
                 日付が新しくなり今度は32MB版は確実なサポートが出来ないとなっています。
PowerDesk 5.03.025 最新正式版  WIN2000のWHQLドライバ。DirectX7を正常認識
PowerDesk 5.01.019 最新ベータ版 製品版にカスタマイズ?(ベータ版)[日本語付]
PowerDesk 5.00.007        PD&DH機能などが使用可能(ベータ版)

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シバさん作成の日本語化パッチを使用することで、バージョンによっては日本語化することが出来ます。
Q28.Matrox Powerdesk の日本語化はできるのですか?

Q167.画面のプロパティの詳細画面で、G400用のタグが表示されません。


Windowsでは、G400のドライバをインストールすれば、PowerDeskが自動的に起動して画面のプロパティの詳細画面で、G400用のタグが追加されます。
(ドラバを入れていない標準状態では、全般・アダプタ・モニタ・パフォーマンス・色の管理のタグが存在するはずです。)

PowerDeskで追加されるタグは
Infomation・Options・DualHead(DH機能が使用できるG400カードのみ)・Monitor Setting(一部のバージョンでは存在しない)・Color
の5種類です。

ドライバをインストールしてもうまくこのタグが現われないときは、Pdesk.exeが実行されているかを確認してください。
(マシン起動時にPdesk.exeが起動されてなくても、画面のプロパティの詳細画面を表示すると自動的にPdesk.exeが起動するはずですが・・・)

その他、マイコンピュータ->プロパティー>パフォーマンスー>グラフィックスのハードウェアアクセラレータが最大になっていることを確認してみてください。ここが最大になっていないと、タグが表示されないことがあるようです。

また、DH機能を有しているG400を使用しているのにDualHeadタグのみが現われない場合は、
Q48.DH,MAXを使用していますが、TV outputがPDeskのInfomationタグに表示されません。
を参照してみてください。

Q168.DHMax機能でTV表示されない動画をTVに拡大表示される方法は?


DHMax機能ではオーバーレイ表示された動画部分のみを拡大してTV出力する機能です。
このため、オーバーレイ表示されない動画(AVIの特定のコーデック等)では、原理上、DHMax機能にTVに拡大表示することは出来ません。

しかし、この場合でもちょっとした方法でDHZoom機能を使用して拡大表示させることが可能です。

DHZoom機能は、第1画面の特定の範囲を指定してその部分のみをTVに拡大表示させる機能ですので、再生を開始してその部分のみをDHZoomでTVに拡大表示させればOKです。

なお、オーバーレイ表示してしまう動画をこの方法で拡大表示で表示する方法は、
Q145.セカンダリ画面に、キャプチャカードなどのオーバーレイ表示が出来ません。
を参照してください。
(この場合はDHMax機能はあらかじめ無効にしておくか、最初のメディアプレイヤー起動前にDHZoom機能を開始しておく必要があります。)

注意:

  • DHZoom機能を使用するためには、あらかじめDHZoom機能の開始と終了のためのショートカットキーを定義しておく必要があります。
  • 今回のようにDHZoomを使用するためにはzoomオプションで"follow mouse pointer"のチェックを外し、"Smooth zoomed area"のチェックを入れておくことをお勧めします。
  • DHZoom機能はオーバーレイ表示されている部分の表示は行われません。
  • DHMax機能とDHZoom機能はその性質上どちらか一方しか働きません。(最初に使用していたものが優先されるようです。)
Q169.ゲームなどでフルスクリーンにしたときに画面の周りが黒くなってしまいます。


ゲームなどでは画面を大きく見せたり、パフォーマンスの向上のためにフルスクリーン表示するものがあります。
このフルスクリーン表示は解像度を変更する場合が多いのですが、その解像度に対するディスプレイの設定が正しく行われていないと、画面の表示位置がずれたり、画面の端が表示されなかったり、逆に黒い部分が画面の端に表示されたりします。

この場合には、フルスクリーン状態でディスプレイ側で調整するのが一番早いです。

しかし、ここでディスプレイ側で調整した場合に、通常のディスクトップ画面で表示がずれてしまうことがあります。
それは、たまたまディスプレイの周波数が一致してしまう場合に発生してしまうのでPDのMonitor settingをしようして位置やサイズの調整をおこなったりする必要があります。
また、ずれたリフレッシュレートを変更して別のディスプレイ側の設定が使われるようにするのも一つの方法です。

Q170.Multi-Display ControlsでUseMaxVIEWをONにしていると、アプリケーションを最大状態で起動したときにタスクトレイにアプリケーションが登録されません。(Win2000)


Win2000上でMulti-displayモードで使用しているときに、Multi-Display ControlsでUseMaxVIEWをONにしていると、アプリケーションを最大状態で起動したときにタスクトレイにアプリケーションが表示されません。

これは、どうやらドライバ(PD5.1x系)のバグのようで、前回最大化された状態で終了したアプリケーションを、再び実行したときにタスクトレイに追加されません。

これを回避するには

  • 一度、最大化を解除してから再度アプリを立ち上げる。
  • ALT−TABを押して、該当アプリを選択するとタスクトレイに表示される。
  • Multi-Display ControlsでUseMaxVIEWをOFFにする。(ただし、最大化は2画面にまたがったものになる)
  • Multi-Display ControlsでUseMaxVIEWをONのままにしたい場合はシフトを押しながらアプリケーションを起動して、最大化解除−>最大化とする。(ただし、最近のバージョンのドライバのみで可能だと思われます)

のいずれかで対応するしかないようです。

今後のドライバのバージョンアップに期待しましょう。

Q171.Win2000でMulti-Displayモード使用時の第2画面のリフレッシュレートの調整方法


Matrox Technical Support Twak Utilityのver3.0を使用すると、任意の解像度を追加することが可能で、第1画面のリフレッシュレートもMonitor Settingタグで変更できますが、第2画面でのリフレッシュレートに方法は現時点で判明していません。

Powerdesk W2K Resolution Managerでも指定は不可能でした。

WinNT4.0の頃ってどうやってサブ画面のリフレッシュレートを変えていたのか知っている方いますか?たぶんそれと同じ様に行うんだと思うんですが・・・

なにかこの点について情報を持っている方がいましたら、掲示板などに書き込みをお願いします。

Q172.24Bitモードの速度低下の理由


G400では、色数設定に256色・High Color(16Bit)・Ture Color(24Bit)・Ture Color(32Bit)が選択できます。
(VGA互換モードでは16色)

G400グラフィックチップは、16Bitモ-ド・32Bitモードでのみ3Dハードウェアアクセラレーションが有効となる仕様となっています。
このため、3Dアクセラレーションが必要なソフトウェア(ファイナルリァリティや3DBENCH等)では、ソフトウェアエミュレーションになり、処理速度が極端に低下します。

また、2D画面の処理であっても24Bitモードの処理速度が、32Bitモードよりも低下する場合があります。

これは、ドット情報のメモリ保存方法と、CPUのアクセス方法から発生するものです。
x86系の32BitCPUのメモリアクセスは基本的に8bit・16bit・32bit単位で行われるため、32bitだと、32bit×1回の処理ですむところを、24bitだと8bit×3回もしくは、16bit×1回と8bit×1回の処理がかかってしまうため、遅くなります。

ただし、24bitモードでは1ドットに必要なメモリ量が少ないため、ブロック転送時(複数ドットを一括して転送する方法)は転送量が少なくなり、32Bitモードよりも高速になります。

つまり、ゲームなどの様に画面に複雑な処理が必要なアプリケーションは32bitモードのほうが高速になりますが、単純な2Dグラフィックツールやビジネスソフトなどのような単純な画面操作を多用するようなソフトウェアは24bitモードのほうが高速になると思われます。

Q173.G450のMAX化方法は?


現状では、G450のPINファイル構造が判明していないため、PINファイルによるMAX化は出来ません。
G400のものとは、PINファイル構造が異なっているとのことです。

また、MGATweakを使用しての各クロックの調整・オプションの変更が可能かどうかは分かりません。情報をお待ちしております。
黄金時代さんによると、MGATweak1.20はG450には使用できないということです。バージョンアップに期待しましょう。

なお、PowerStripを使用すれば、若干のクロックアップが可能であったそうです。

黄金時代さんの2000/11/24のTOPページの「G450 "裏" Review! 〜禁断のPinファイル編〜」でG450のPINSファイル内容が紹介されています。(現在はG450 "裏" Review! に移っています。)

これによると、RAMDAC関連は39〜44,各動作クロック&タイミングが56〜70,74〜88,92〜106ということです。
PINSファイルを私も見させていただきましたが、PINS構造バージョンが0501(G400は0401)と上がっていますね。
最初の部分(0〜28)の意味合いはG400の頃と同じようです。

74,75番の値*4が実動作クロックに相当すると思われるとのことなので、こちらを変更してみるとよろしいかと。

ただし、変更は自己責任でお願いします。

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(現在、G450にMAXというモデルはないので、正確にはMAX化というわけではありませんが、ここでは広義での意味(PINファイルによるクロックアップ)という意味でMAX化という言葉を使用しています。)

Q174.NT4.0でマルチディスプレイ使用時の2nd側ディスプレイのリフレッシュレートを変更(設定)する方法


kaorumさん掲示板にて教えていただきました。内容をそのまま掲載します。
ただし、これはPD4.43の状態なので、最新版ではまた変わるかもしれません。

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結論; 出来る様な出来ない様な... というのが正直なところ。(苦笑)

 稼働(テスト)環境; ・ NT4.0SP6a
  ・モニター(某M社の17インチ) 1台を切替器で使用
  ・PD 4.43(en) + 4.35のjp部 <4.43極東版ではない
    #本質的には4.43(en)と何ら変わりはないはず...
    #最新版ではないです(笑)
  ・G400DH32MB + RR-G (NTではVCR未導入なので RR-Gはお飾り)
    #BIOSは初期状態 1.3.20 のまま
  ・複数ディスプレイの選択が可能な状態になっている
  ・モニターセッティング(1st/2ndともに) …所詮同じモニター(^^)
    ◎マトロックスモニター
     +スタンダードモニター
       +Vesa 1600x1200 @60Hz …設定値は↓
        (Default周波数;1152以下 85Hz, 1280 75Hz, 1600 60Hz)
    #DDC(プラグ…)を選択していません。メーカー機種も指定していません。

 テスト1;「画面のプロパティ>ディスプレイの設定」でリフレッシュレートを設定
 テスト2;QuickDeskからリフレッシュレートを設定
  上記の2つとも、設定を変更すると1st側の変更になる様ですね。というか、1st側が切り替われば、結果的に2nd側も同一のリフレッシュレートになってしまいました。(苦笑)
  つまり、「1stを切り替えると2ndも切り替わってしまい、2nd側だけ変える事は出来ない?」

 テスト3;QuickDeskのモニターから、選択モニターを変えてみる
  切替器で同一モニターに表示するという関係で、1st/2ndともに[Vesa 1600x1200 @60Hz]という選択をしていたのですが、
  次の様に変えてみますと...
   1st ;[Vesa 1600x1200 @60Hz]
   2nd ;[Vesa 1280x1024 @75Hz] …設定値は↓
          (Default周波数;640〜1280の全て 75Hz)
   テスト3の結果; 1st 85Hz / 2nd 75Hz (1024x768 x2 でのみ確認)

  モニターの限界周波数(Defaultかな?)が75Hzになっていると思ってる様で、同じ解像度(1024x768) x2 でも、1st/2nd のリフレッシュレートが変わっています。

-------------------------------
 という事で、リフレッシュレートは個別変更が出来ない様です。その解像度でのデフォルトになるのかな?
 しかし、選択しているモニターの設定値(選択)を変える事で、結果的に変更出来る様な気がします。

とのことです。

Q175.DualCPU構成のWin2000でG400を使用する場合の注意点


Win2000はNT系カーネルを持ち、複数CPU稼動に対応していますが、この対応にはカーネルだけでなく、ドライバやアプリケーションの対応も必要です。

DualCPUの時はドライバーは5.04以下、もしくは5.20以降でないと起動できなくなるようです。
もちろんシングルCPU稼動であれば、このような制限はありません。

Q176.ubioswinのBIOSアップデート時のバックアップから、エマージェンシディスクを作成する方法


Ubioswinでは、BIOSアップデートを行うと自動的に”backup.bin”という名前でバックアップが作成されます。

このため、もしBIOS更新に失敗した直後であれば、この"backup.bin"を別フォルダに保存しておき、このファイルを使用することでエマージェンシーディスクを作成することが出来ます。

G400でDOSが立ちあがる状態にまで復旧して、makedisk.exeを使用して改めてエマージェンシーディスクを作成し、保存しておいた"backup.bin"を"save.bin"という名前でFDに上書きすれば、最後にアップデートを行った直前の状態に戻すエマージェンシーディスクを作成できるでしょう。

復旧には、MatroxのユーティリティページにBIOSを工場出荷時の状態に戻すことの出来る”recovery boot diskette”を作成することのできる”BIOS resetting utility”(Recover.zip)がアップされていますのでこれを利用しましょう。(→Q20
ただし、このユーティリティではPINSファイル部分の修復は行いませんので、PINSファイルは別途、G4x0の同じモデル(SH,DH,MAX,SDRAM,SGRAM)のものを調達しなければならないかもしれません。

通常は、ココまで復旧できればエマージェンシーディスクを作成しなくても実質問題無いかもしれませんが、失われたシリアルナンバーや細かいPINS情報まで復元したいときにはこういう方法もあるということで紹介しました。

もちろん、あらかじめエマージェンシーディスクを作成してあれば、このような作業は不要ですので、BIOS変更前には必ずエマージェンシーディスクを作成しておきましょう。
(→Q16.BIOSのバックアップってどうすればいいのですか?

Q177.高解像度・表示色数・リフレッシュレートでDVDMAXが表示されない場合があるのはなぜですか?


DVDMAXはオーバーレイ表示された部分をTVに拡大表示する機能ですが、ディスプレイ側の解像度・表示色数・リフレッシュレートによって、ディスプレイ側で動画のオーバーレイ表示ができないことがあります。
この場合はDVDMAXの対象となるオーバーレイ表示が行われないため、DVDMAXは動作しないことになります。

どうやら、1600x1200x16 と 1600x1200x32 の間あたりでオーバーレイ可能・不能の壁があるようです。

MatroxDVDPlayerの起動時の解像度制限もここからきているのでしょう。
(→Q8.G400でDVDは見れますか?

そうだとすると、オーバーレイ表示限界は

  • 16bitカラーが全解像度
  • 24bitカラーが1600*1200まで
  • 32bitカラーが1152*768まで

となるでしょう。

Q178.DVDMAXの画面がたまにカクカク止まって見えます。


DVDMAX動作時、ディスプレイ表示はスムーズに動いていても、TV側の表示がカクカク止まってみえることがあります。
私の環境の場合、裏でアプリケーションを動作させたり、スクロースマウスでスクロールさせたりするとこのような状態が発生しやすいです。
おそらくソフトウェア割り込みやスレット動作優先率あたりが関係していそうですが、詳細は不明です。

高性能CPUであれば、このような現象はなくなるかもしれません。

Win2kでは、優先度の設定(タスクマネージャで変更可能)で再生プレイヤーの優先度を”高”に変更にすると多少改善される場合があります。
(特にCPUパワーが不足している場合)

また、再生するDVDソフトによっても、状況が変化するようです。

なお、TV側のみカクカクして、プライマリディスプレイ側は通常に表示できる場合もあるので、G400ビデオチップ側の処理落ちの可能性もあります。
NTSC出力のオーバーレイの負荷がかなり高いようです。

Q179.IrfanView32で動画再生したときに動画がうまく表示されないことがあります。


IrfanView32は各種音声・動画フォーマットに対応したマルチプレイヤーです。
(入手先)http://www.irfanview.com/

このIrfanView32を動画ファイルに関連つけてダブルクリックで起動したり、SendTo(送る)でIrfanView32を起動したりしたときに、動画が1瞬表示されて、その後動画が表示されない状態になることがあります。
ただし、最初にIrfanView32を起動してからファイルを指定もしくはドロップ知れば問題無く表示できます。

調査したところ、どうやらこれはオーバーレイ表示される動画を、ファイルのダブルクリックやSendToなどから再生したときに起こる現象のようで、オーバーレイ表示されない動画では発生しないようです。
ただし、DVDMaxによるTV出力は正常に表示されていることから、オーバーレイ表示のみが正常に行われていない状態だと思われます。

もともとオーバーレイ表示は通常の画面の上に動画を貼り付けるような形で表示をするものなのですが、通常の画面の裏に動画が表示されているようにも思えます。

動画表示再開は、ツールバーをクリックしたり、ウインドウの再描画が起こるような動作(ウインドウの移動や一度最小化して元に戻す、なにか別のウインドウをIrfanViewの上に移動するなど)をすればディスプレイへの表示が開始されるようです。

原因としては、通常にIrfanViewを立ち上げてから再生を開始したときは正常に表示されることから、IrfanView側の動画再生開始時の画面の初期化方法になにか違いがあるのではないかと思うのですが、このあたりは作者で無いと分からないことだと思います。

現時点では、IrfanViewをたちあげてからファイルを再生したり、ダブルクリックで再生が始ったらIrfanViewのウインドウを移動させるなり、あらかじめ、オーバーレイ表示するようなソフトを起動しておくなりして対応するしかないと思います。

もしかしたら、Win2000上では動作するかもしれませんが、いまWin2000が起動できない状態なので確認できませんでした。

Q180.G400とG450の違いはなんですか?


G450はG400をベースに低コスト化&機能アップを目指したビデオチップ(カード)です。

G450についての正式プレスリリースがMATROXから発表されました。
http://www.matrox.com/mga/press_room/lat_press_rel/g450_announce.htm
http://www.matrox.com/mga/feat_story/apr2000/g450_chiprelease.htm

G450 は、次世代3Dグラフィックチップセットというわけではなく、現行の G400 の改良版となりました。
主な改良点は、
・0.18μmプロセス化
・RAMDAC の高速化&内蔵(RAMDAC Clock 360MHz)
・DVI回路の内蔵
・DDR SDRAM対応(ただし、バス幅は128->64bitに下がっています。)
などです。

もちろんDualHead機能(Multi-Display, Zoom, DVDMax, Clone)も健在のようですので安心です。
0.18μmプロセス化によるコアクロック耐性の向上も期待できるかと思われます。

これまでの情報どおりSH,DHの上・MAXの下の位置づけの様ですが、モデルによってDDR-SDRAMにも対応しています。

また、情報によるとPCI版も発売するということなのでもしかしたらG400・G450 2枚差による4ディスプレイなんてのも可能かもしれません。(OS・ドライバが対応していればだけど)

もちろん、DHなモデルもあるのですが、2ndRAMDACの統合によりセカンダリの解像度が1600x1200x32bitにまで上がっています。

G450はDDR-SGRAMですが、G450LEという型番の製品はSDR-SDRAMになるようです。またセカンダリのRAMDACクロックは230MHz(G400は135MHz)とのことです。

クロックについてですが、DDR版G450で
コアクロック :125MHz
メモリクロック:158MHz(316MHz)
となっている模様です。

G450は基本的にG400DHと同等のビデオカードなっています。
若干、G400と比較する動作速度は同等か若干遅いとのことですが、それ以外の画面のきれいさやRAMDACの上昇およびセカンダリ画面の高解像度化など、性能よりも機能を重視する方はG400DHよりもG450をお勧めします。

バフォーマンスに関しては、DDR版G450はG400SH,DHと同等、もしくは若干低い形となっているようです。
これは、DDR版でメモリアクセスが2倍になっていますが、その分バス幅が半分(128->64Bit)になっているためです。
一般にこの方式はランダムアクセスに弱いですが、バス幅が半分になっているため基盤設計がしやすいというメリットがあります。

また、SDR版ではメモリアクセス速度ががDDRの半分になっている関係上、パフォーマンスはかなり下がるようです。
(バス幅はDDR G450ト同じ64bitのようです。)

(追加)
現時点(2001/01)ではG450では、BIOS表示時からのTV出力の指定が出来ないようです(BIOSが用意されていないため)。
G400では可能でしたが、今後対応BIOSが発表されるかは分かりません。

Q181.セカンダリに接続するYケーブルについて


また、TV出力(コンポジット)・TV出力(Sビデオ)に出力する場合には、G400に付属しているY型変換ケーブルを使用します。
バルクではごくたまに、Y型変換ケーブルが付属していないことがあるようなので、購入時に注意しましょう。
このY型変換ケーブルのS端子は海外仕様で、外側のくぼみが無いために、通常のS端子ケーブルははめにくいかもしれません。(でも、無理すればはまります。)
ー>詳しくは(http://www.infomagic.co.jp/japanese/index-j.html
どうしてもはまらないときには、S端子ケーブル側の出っ張りをやすりでけずってしまいましょう。
(私が使用しているS端子ケーブルは、ほとんど出っ張りが無いものだったために問題無く使えました。)
一般のお店で手に入るものでも、「オーディオテクニカのArt Link」や、「Arvel製のビデオケーブル(型番AVA210)」は出っ張りがなく、すんなりと接続できるとのこと。
なお、G450の日本語版リテール版に付属しているYケーブルでは、外側のくぼみがあるので通常のS端子ケーブルでもOKです。

専用の(海外仕様の)S端子ケーブルは、秋葉原では千石電商やラジオセンター内の文化無線というところで扱っているそうです。

単体のY型変換ケーブル(ディスプレイ−>S・コンポジット変換)も文化無線にて扱っているとのこと。
(パソコン工房と高速電脳("http://www.mars.dti.ne.jp/~hako/")でも単体で扱っているかもしれません)

なお、付属CDにあるG400のマニュアル(PDF形式。Guide_en.pdf)のP41にDualheadアダプタのピン配列が載っています。
(自作に自信がある方だけどうぞ)

2000/12/17に秋葉原のクレバリーにてG400/G450用のセカンダリ用TV出力ケーブルが売られていました。ただし、16MBSDR版には対応していないとの張り紙がありました。何かがちがうのでしょうか?

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MatroxのFAQの配線図を見ると、G400用とG450用のYケーブルは別物のようです。購入にはご注意ください。

Q182.PowerStripでG450をカスタマイズする場合の注意点


PowerStrip 2.xxを使用してG450のクロックをカスタマイズが可能ですが、通常ではコアクロックが150MHzまで、メモリクロックが300MHzまでに制限されています。
この制限を回避するためにはC:\windows\Pstrip.cfg中の以下の既述を、 テキストエディタで書き換える必要があるとのことです。

[MGA]
;--------------------Matrox MGA w. integrated DAC (standard refresh rates)
MClk=50,110,75
G100Clk=100,110,108
G200Clk=100,166,125
G400Clk=115,250,168
G450Clk=150,300,200
LUT=1

[MGA+]
;--------------------Matrox MGA w. integrated DAC (programmable refresh rates)
;refresh rates assume a G200 with 250MHz RAMDAC
MClk=50,110,75
G100Clk=100,110,108
G200Clk=100,166,125
G400Clk=115,250,168
G450Clk=150,300,200
LUT=1

上記赤字の部分の150の部分がコアクロックの上限値・300の部分がメモリクロックの上限値とのことですので、この部分を
G450Clk=200,400,200
というように変更しましょう。

Q183.あやまって、別のカード用のMatrox emergency diskを実行してしまったときの対応法


例えばG450を使用していて、誤ってG400で作成したMatrox emergency diskを実行してしまった場合は、BIOS全体(PINSエリア含む)がG400のものに書き換わってしまうため、認識がG400になってしまったり、起動ができなくなったりすることが考えられます。

これは、その時々の状況によって修復方法が異なると思われます。(上の方が修復の可能性が高い)

  1. 現在使用しているカードでMatrox emergency diskを作成している場合

    正しいMatrox emergency diskを使用して、再度、カードのBIOS全体(PINSエリア含む)を修復してください。
    もし、マシンが起動出来ない状態になっているのであれば、Matrox製以外のPCIビデオカードを2枚挿ししてください。

  2. 現在使用しているカードで1度でもBIOSアップデートをしている場合

    BIOSアップデートユーティリティのフォルダに最後にBIOSアップデートしたときのBIOSのバックアップが存在するのでそれを使用して手動でMatrox emergency diskを作成してください。
    (参照−>Q176.ubioswinのBIOSアップデート時のバックアップから、エマージェンシディスクを作成する方法
    それから先は1.と同じです。

  3. 現在使用しているカードで1.2.が使用できないときには、Matrox Recover UtilityかPROGBIOSを使ってBIOSを修復し、PINSファイルを適応するしかありません。

    PROGBIOSを使用する場合は、 PROGBIOS -i 935-13.bin のように書き込むイメージ名を明示的に指定してください。

    ファイル名の先頭3文字がビデオカードに対応しています。

    897 G400AGP
    899 G200PCI
    900 G200AGP
    935 G450AGP/PCI

    BIOSの書き込み後、PINSファイルを書き込みます。
    PINSファイルは現在使用しているカードで取得済みであればそれを、
    取得していなければなんとかして現在使用しているカードのPINSファイルを手に入れてそれを使用してください。
    操作は PROGBIOS.exe -s mypins.txt のようになります。

参考FAQ
Q15.BIOSのアップデートってどうやるんですか?
Q16.BIOSのバックアップってどうすればいいのですか?
Q17.PINファイルとはなんですか?
Q20.BIOSの書き換え・MAX化に失敗して起動しなくなってしまいました。どうすればいいのでしょうか?
Q176.ubioswinのBIOSアップデート時のバックアップから、エマージェンシディスクを作成する方法

Q184.Matrox MultiDeskについて


最新のPowerDesk(Win9xならPD6.21/Win2kならPD5.31等)にMatrox MultiDeskという機能がついています。
これは、一般に画面切り替えタイプの仮想画面機能と呼ばれるものです。

システムトレイにあるPowerDeskアイコンから右クリックメニューでMatrox MultiDeskを選んで、Use Matrox MultiDeskにチェックを入れることで起動できます。

設定はManage Desktops....から可能です。

ここで設定できるのは、

  • Switch desktop when program is opend[アプリケーションを起動したときに自動的に該当の仮想画面を切りかえるか(設定を記憶する)]
  • Show on all desktops[アプリケーションをすべての画面に表示するか]

です。
ここに指定しても、”Switch desktop when program is opend”にチェックを入れないと保存されないので注意してください。

他にも仮想画面の数やその画面の名称などもここで変更できます。
仮想画面でPropertiesを選択すると、仮想画面のアイコンや、切り替え様のショートカットキー、壁紙やデザインなどが仮想画面単位で設定できます。

また、Matrox MultiDeskの全体の設定はOptionsのPreferenceで出来ます。
ここでは、

  • タスクバーにアイコンを表示するかや、その表示するアイコンを選択した仮想画面のアイコンに変化させるか
  • タスクバーのアイコンをダブルクリックしたときの動作(Manege Desptopを表示する or 次の画面に切り替えるか)
  • Windows再起動時にMatrox MultiDeskを自動起動するか
  • 次の画面に切り替えるためのショートカットキーの設定ができます。

Windows再起動時にMatrox MultiDeskを自動起動するようにして、各画面用のショートカットキーを設定するなどすればかなり快適に使用できます。

Q185.Matrox DeskNavについて


最近のPowerDeskにはMatrox DeskNavという機能がついています。
画面拡大表示のためのユーティリティですが、スクロールタイプの仮想画面機能といえないことも有りません。

システムトレイにあるPowerDeskアイコンから右クリックメニューでMatrox DeskNavを起動できます。

ただし、拡大表示ユーティリティという性質上、仮想画面の最大サイズは使用しているディスプレイで表示できる解像度に限られます。
一度仮想画面としたい解像度設定にした後で、Matrox DeskNavを使用して通常・4倍表示・16倍表示を行うことが出来ます。

ただし、起動時から拡大表示の状態にすることは出来ないようです。

Q186.W2kドライバでのDualDisplay実行中にZoomを有効した場合の動作について


最近のW2kドライバ(PD5.31.003等)ではDualDisplay実行中にZoomを有効にしたときに、プライマリディスプレイの表示が仮想画面のような動作になります。(もちろんセカンダリディスプレイの表示は選択した範囲を拡大表示します。)

で、この方法はモニターが1台しかなくても可能みたいです。実際にG400のセカンダリ側のコネクタを外していても出来ました。
ただし、DualHeadの機能を使っているので、G400SHでは出来ないと思います。

  1. 画面のプロパティ->設定タグで、指定したい解像度の半分にする。(2560x1024ならば1280x1024にする。)
  2. 詳細->DualHeadタグへ移動する。
  3. DualHead Multi Displayを選択する。
  4. Zoom Optionsボタンを押し、Hot Keysボタンを押すと Matrox PowerDesk Hot Keys画面が現われる。
  5. この画面で、DualHead Zoom - Disable と DualHead Zoom - Enable に何らかのショートカットキーを指定する。
    私はDualHead Zoom - Disableに "Ctrl+Shift+Alt+Z"、DualHead Zoom - Enableに"Ctrl+Shift+Alt+A"を指定しています。
  6. 指定したらSAVEボタンを押すと、画面が閉じるのでさらにOKボタンを押すとDualHeadタグまで戻ります。
  7. ここで、G400のセカンダリ側のコネクタに何も接続していない、もしくはディスプレイを繋いでいる場合は、Max DualHead Resolutionに適当な値を設定します。ディスプレイを指定している方は、そのディスプレイにあった解像度@リフレッシュレートを、何も繋いでいないときには最大値(G400ならば1280x1024@60等)を指定しましょう。TVをつないでいる場合は、この設定がありませんが、1024x768が指定されている状態になります。
  8. この状態で、OKボタンを押すと、画面が切り替わってプライマリ画面に画面の左半分が表示された状態になります。
    通常であれば、右半分はセカンダリ側につないだディスプレイもしくはTVに出力されています。
  9. この状態で項番6.で指定したDualHead Zoom - Enableのショートカットキーを押すとカーソルの形が変わりますので、左クリックを押しながら範囲指定をしてください。特にどのエリアでもかまいません。
  10. この状態で、マウスカーソルを右に持っていくと、それにあわせて画面もスクロールしていきます。

この状態は、DualHead Zoom - Disableのショートカットキーを押したり、画面の解像度やリフレッシュレートを変更したり、DualHeadの機能を変更したり、マシンの電源を落とす(リブートを含む)まで続きます。(他にもあるかも・・・・)
なお、ユーザーのログオフをしてもこの状態は続きます。

この仮想画面的動作はNT4のPD4.xxの頃に存在した仮想画面機能とよく似た機能のようですが、Windows起動時で自動的に開始はできません。
ただし、この状態でマシンをリブートをすると上の項番8まで行った状態になりますので、ログインした後で項番9を行えば、すぐに仮想画面もどきになります。(ログイン画面では、DualHead Zoom - Enableのショートカットキーが効かないため、ただ、ログインコンソールの左半分はディスプレイに出ているのでログインは出来ます。)

このマルチディスプレイの各種動作をカスタマイズしたければ、Multi-Display Controlsを使用してください。

Q187.G450付属のMatroxDVDPlayerについて


G450には、一部DVD-PLAYERが入っていないものがあるのですが、友人が持っているG450DDR16MB版のバルク版CD−ROM(型番:20075)には、新しいMatroxDVDPlayerが入ってました。

が・・・・・・・・その実態はシネプレイヤー1.0でした。

G450の付属CD−ROM(型番:20075 G450Bulk版)を見せてもらうと、たしかに DvdPlayer というフォルダがあり、そこの中に入っていました。一時期、シバさんの所の掲示板で入っていないバージョンがあるという話があったのですが、入っている場合もあるんですね。
しかも、新バージョンが・・・
しいてバージョンで言うと Matrox DVD Player Ver3.0 とでもいうのかな(勝手に命名)。

Q188.Win2000でG400と同時に使用できるビデオカードについて


現在G400(G450を含む)はAGP版しかありませんので、自動的に同時に使用できるビデオカードはPCI接続のビデオカードということになります。
(もうすぐG450のPCIが発売されれば、AGPカードとの組み合わせも考えられますが。→実際に可能のようです。)

Microsoftのサポートページには、セカンダリとして動作可能なビデオカードの一覧があります。
また、説明にはS3のビデオチップを搭載したビデオカードはセカンダリとしては使用できないともあります。

このセカンダリで使用できるビデオカードについて、こんな情報を見つけました。
コレによると、Win98とWin2000でセカンダリビデオカードとして使用できるカードの条件が異なるそうです。

この情報を元にいろいろ試していると、S3のビデオカードでもWin2000でマルチディスプレイが出来ることが分かりました。

通常、Win98でG400のDHを使用しながら別のPCIカードとマルチディスプレイをするときはBIOSでビデオカードの優先条件を[AGP/PCI]としなければならいのですが、Win2000でこのような動作をするためには、このBIOS設定を[PCI/AGP]とすれば良い様です。
この設定では、PCIカードの方に起動時のBIOSが表示されてしまいますが、Win2000ではセカンダリでもDH機能が使用できるので問題ないです。

G400をプライマリ・その他のカードをセカンダリとした場合に、セカンダリ側のビデオカードのドライバがCODE10というエラーを発生してしまう場合には、上記のような方法で解決できるようです。

実際に私は、
プライマリ:S3のVirge/DX4MB
セカンダリ:G400DH32MB
の組み合わせで、ディスプレイx2+TV出力の環境で正常に運用できています。

現状ではWin98とWin2000でマルチBOOTをするときにはBIOSを変更しなければなりませんが、Win2000に対応したG200PCIなどのビデオカードならばこのようなことはしなくても良いはずです。
[このBIOS設定のままWin98を立ち上げると、PowerDeskの起動で失敗しますのでご注意ください。]

Q189.MG−G400のPINS取得・書き換えについて


(注意)このFAQは実際に事項すると、致命的な故障をもたらす可能性が高いです。ご注意ください。


MG−G400(GIGABYTE性マザーボード専用G400搭載ビデオカード)は、ビデオBIOSをマザーのBIOSに内蔵したものを使用するという異色なG400カードです(→FAQ102

MG−G400カード上にはPINS情報はなく、PROGBIOSでも取得できないため、MG−G400のPINSファイルというのは取得不可能なのですが、マザーのBIOSからG400のビデオBIOSデータをツールを使って抜き出し、その中にあるPINSデータを直接取り出したとのこと。

以下、その内容をコピペ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

GA−MG400のPINファイルの取り出し、
PINのMAX化、BIOSのVer1.9化を行いGIGAマザー用のBIOSまでの作成は、
終了しました。

実際にこのBIOSがうまく動くかはGA−MG400を入手しない事には
試しようがありませんので、気長に中古でも探してみようと思います

ーーー

さて、PINについては、おそらくカード上には無いと思います。(多分記憶エリアそのものが)
その為にPROGBIOSがエラーになったのではないかと思います。

PINは、マザーのBIOS中にあるG400−15.BINという部分を切り出せば、
その中にバイナリで存在しています。(BIOS自体がLZHで圧縮されていますけど)
ですから、PINのアドレスに従って通常のPINを編集すれば、PINを作る事は可能です。

ただ、それでは正確な物は出来ないしPINとBIOSの合成も出来ないので、
実はMAXの中古を買ってしまいました。

切り出したG400−15.BINをエマージェンシーディスクでG400に書き込めば、
G400がGA−MG400になってくれます。
あとの手順は通常のMAX化と同様に出来ますし、BIOSのVerUPも可能です。
PROGBIOSはBIOSの更新を行うとオリジナルのバックアップを作ってくれるので、
1回余分にBIOSの更新を行えば、求めるBIOSファイル(PIN入り)が出来上がります。
あとは、このBIOSをマザーのBIOSと合成すれば出来上がりです。
(これは専用ツールが必要ですけど)

かなり大ざっぱですが、概要はこんな感じです。

PS.
これは、本当に大ざっぱな概要ですので、このまま行うとG400やシステムを破壊する
可能性もあります。ご注意を・・・・って、やる人はいないよね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とかなりの荒業な作業なのですが、試してみる勇気のある方はどうぞ。
私は責任取れませんので。

ちなみに、いただいたPINSファイルはこちらです。
G400SH16MBとの違いは、Marven Off と、シリアルがGA−MG400固定であるという点。
あとはベンダーIDが異なるとのことです。

−−

Junkerさんによると、AWORD−BIOSからビデオBIOSを取り出し・合成には、TEKRAMのSCSIカードの不具合を解消するために配布されているツール(CBROM.EXE)を使用しているとのことで、このような使い方を想定している訳ではなく、AWARDでも一般には公開していないと思われます。とのことです。
ここでも危険なツールということで、あえて入手方法などは書きません。

AWORD−BIOSが、ビデオBIOS用の領域を何らかの形で持っているのであれば、このツールを使用することで、他社のAWORD−BIOSを使用しているマザーボードでもMG−G400を使用できる可能性が出てくるわけですが、実際に動作するかどうかは誰にもわかりませんので、自信がある方のみチャレンジ(バクチともいいますが)してください。

Q190.マルチディスプレイにしたところ、ディスクトップ上のアイコンが勝手に整列してしまいます。


DH−MultiDisplayや、ビデオカード2枚挿しなどで、マルチディスプレイにした場合に、ディスクトップ上のアイコンが勝手に整列してしまうことがあります。

この場合は、面のプロパティー→詳細→OPTHIONSの"Automatically save/restore desktop icon positions"にチェックを入れてみるか、
もしくは、タスクトレイのMatroxQuickDeskを右クリック→Desktop Icons→Automaticを選択してください。

QuickDesk起動時に自働的にアイコンが並ぶようになります。
ただしこのとき、背景を右クリック→Windowsのアイコンの整列→アイコンの自動設定機能が無効になっていることを確認してください。

Q191.eDualHeadユーティリティについて


MatroxにeDualHeadというユーティリティが公開されています。
Win98,me、NT4.0、2000に対応してる模様です。

このツールを使用するには、第3世代DualHead機能対応ドライバ(PD6.50(Win9x)・pd5.51(Win2k)以上)が必要です。

このツールをダウンロードするには、あらかじめMatroxへのユーザー登録が必要です。

このリンクを進んでいくと、デモが始まるみたいですので、そちらを見るとどのような機能なのかがすぐにわかります。

このユーティリティは、IE5.5またはそれ以降がインストールされていないと、セットアップすら出来ません。

機能としては3種類あり、

Page Wrap 2枚のブラウザ(IE5.5)がデュアルディスプレイのそれぞれに開き、同期してスクロールします。
設定として、どのくらい重ねて表示するかや、スクロール方法などが変更できます。
Page Log 新しいウインドウが開き、ブラウザの閲覧履歴がTree状に表示され、自由に再表示できます。
PageJump 2枚のブラウザ(IE5.5)がデュアルディスプレイのそれぞれに開きます。
2つのブラウザは独立して操作できますが、Ctrlキーを押しながらリンクをクリックすると、
もう片方のブラウザにそのリンク先の内容が表示されます。

といった感じです。他にも、eDualHead Toolbarや設定変更ツールといった支援ツールもついてきます。

また、この機能はDualHeadのプライマリ・セカンダリに限定されず、G400+別カードとの2枚挿しによるマルチディスプレイでも使用可能のようです。(画面は狭くなりますが、SHユーザでも使用可能かもしれません。)

とくに、Page Log機能は、SHを使っていても使える機能だと思います。

え、タブブラウザ・・・・・・・・聞かなかったことにしてください。

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infomagicのホームページにeDualHeadの日本語マニュアルがあるので参考になるかもしれません。

Q192.3DMark2001について


3DMark2001がhttp://www.madonion.com/に公開されています。
なお、ダウンロードファイルは38MBもありますので、雑誌の付録を使用したほうが良いです。

このベンチマークはDirectX8対応であるため、ベンチマークをインストールするためにはDirect8.0をインストールする必要があります。
Microsoftには、DirectX8aがリリースされているのでコレをインストールしましょう。

もともと3DMark2001は、最新のディスプレイカードを対象としたものなので、スムーズにとは行きませんが、それなりに動作してくれます。

なお、WINDOWS20000上でも動作しますが、メインメモリを192MB以上搭載しないと動作しなということですので注意してください。
Windiws98上でも128MB搭載しないというヘビーなプログラムです。

また、4つめのゲームテストは、G400では実行されません(どうやらGeForce3でないと動作されないようです。)

うまく動作しないという場合には、G400のドライバを別のバージョンを試してみたりしてください。(最新版が良いとは限りません)
あと、かなりベビィなベンチマークですので、CPUやメモリなどをオーバークロックしている場合も不安定になるかもしれません。

Q193.G450PCIは、PC98で使用できますか?


とうとうG450のPCI版が秋葉原に登場しました。

初期ロットには特定のIntel製チップセットでないと動作しない場合があるとのことなので注意しましょう。
Infomagicによると動作確認済みチップセットはintel440BX・intel810・intel815・intel820とのことです。

どうやら、G450PCIは内部的にPCItoPCIブリッジを経由した形となっているとのことで、こちらが影響しているのかも知れません。

次期ロットからはこの制限もなくなるとの情報もあります。

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そしてPCI版登場ということで、PC98パワーユーザによる無理矢理搭載人柱erな方が早速登場しています。
どるこむ98マニアックス掲示板

本来、AT互換機用のビデオカードをPC98で使用するためには、ビデオBIOS飛ばし等を行うのが定説なのですが
こちらの掲示板によると、BIOSの一部分を書き換えることでPC98・AT互換機両方で使用できるようになるということです。

  • sysutil203を展開
  • バイナリエディタで935-13.binの0x74 byte目を0x00から0x01、ファイルの最後尾の0x82を0x81に変更する。
  • 変更したBIOSをPROGBIOSやUBIOSWINを使用してG450PCIに書き込む。

上記操作はAT互換機上で行う必要があるのですが、あらかじめPINSファイルの保存とエマージェンシーDISKの作成だけは忘れずに行っておきましょう。

そして使用できるOSはWinNT4.0かWin2000ですが、Win2000で動作実績のあるドライバはPD5.15かPD5.20だそうです。
しかし、Win2000のデバイスマネージャからの更新がうまく出来ないことがあるそうです。
このときは、一度NT4.0用のドライバをインストールしてから改めてWin2000用ドライバをインストールすればよいそうです。
もしくは、Setup.EXEを使用したドライバの更新を行っても出来るそうです。

なお、DH機能も正常に動作するそうです。

いや〜、PC98なパワーユーザな方ってすごいですね。ほんとに。

Q194.セカンダリ最大解像度以上の解像度でDHClone機能が使用できますか?


これまで、Clone機能はセカンダリの最大解像度以上の解像度では、Clone機能を使用することは出来ませんでした。

しかし、Win9x用のドライバPD6.50以上の解像度を使用すると、セカンダリの最大解像度以上の解像度以上でもClone機能を使用することが出来ます。
なお、PD6.50でのClone機能の起動は、Zoom起動と同じくショートカットキーを登録して、ショートカットキーをし世するやり方に変わりましたのでご注意ください。


現時点では、Win2k用のドライバではCloneを使用できる解像度は、いままでどおりセカンダリの最大解像度に制限されます。

セカンダリの最大解像度
G400:1024x768(TVを接続時)・1280x1024(ディスプレイを接続時)。
G450:1600x1200(ディスプレイを接続時)、TVを接続時は不明。

Q195.マルチディスプレイ使用時の壁紙はディスプレイごとに指定できないのですか?


G400カード1枚でのマルチディスプレイ機能はWindows98/Me./20000自身のマルチディスプレイ機能を使用しています。
このため、壁紙は個別に指定することはできません。

Q196.NTTターミナルアダプタ設定ユーティリティ等の表示が正確に出来ません。


G400DHをWIN2Kで最新ドライバ(PD5.51)を使用時に、マルチディスプレイを各ディスプレイ別に解像度設定可能な状態で、PDメニューの「マルチディスプレイコントロール」の設定にチェックを入れると一部表示が狂う物があるようです。(NTTターミナルアダプタ設定ユーティリティ等)
これは、「マルチディスプレイコントロール」の設定の「プログラムを開く/閉じる際にウインドウの位置を保存する/復元する」のチェックをはずすことで解消するとのことです。

Q197.Marvel G400 eTV 付属のUlead Video Stdio 4.01 SE Marvel G450 eTV Editionについて 


Marvel G400 eTV には、付属ソフトとして、Ulead Video Stdio 4.01 SE Marvel G450 eTV Edition が入っています。
(バルク版にも入っているかは不明)

注意点としては、MarvelG450 eTVに同梱されているUlead Video Studio 4.10 SEに対するパッチがMatroxのユーティリティページにアップされているようです。MarvelG450 eTVを購入した場合には、こちらもチェックしてください。

Q198.G400(G450) AGP版と、G450 PCI版の2枚挿しについて 


シバさんの所の掲示板で、G450AGPとG450PCIの2枚挿しで使用可能という情報がありました。

ただし、Win2000では3rd Generation Dual headアーキテクチャでAGP、PCI両方のカードを同時に動かすことはできず、有効にしても4台のうち一台のディスプレイの認識に失敗してしまう。ただし、片方(G450PCI)は旧互換の2台で一枚の大きなデスクトップで構成されるdual head機能を使って表示すれば、4台のディスプレイを利用して、3200x1200+1600x1200+1600x1200というような形で認識させることが可能なようです。
(windows2000のプロパティからは3台として認識)

ちなみにWin9X系では、両方のカードで2画面ずつ、4画面ばらばらに設定可能とのことです。

G4X0系では、「同種のドライバにつき1つのビデオチップしか制御できない」というWin2000の制限を完全に乗り越えているようですね。

他社(ATI)では、この制限のおかげで、MAXXは正式にWin2000対応出来ないし、他の2画面対応のビデオチップ(VAIO C1VJ搭載ビデオチップ等)もWin2000上では2画面同時表示が出来ないみたいですから。

Q199.DivXG400について


MURCにDivXG400の新バージョンなるものが公開されています。
DivX・Mpeg4(MS純正)・WM7・WM8に対応した、G4x0ビデオチップ用の補完ソフトのようです。
http://www.tac.ee/~prr/videoutils/

現在のバージョンは、2.0です。

実際に私のマシンに入れてみました。
その結果、DivX・Mpeg4などの動画ファイル再生時特有のブロックノイズが軽減されて、見やすくなったような気がします。

あと、拡張オーバーレイ支援の追加・縦横比補完の追加なども行われているそうですが、詳細は不明です。

とりあえず、よく、上記動画ファイルを再生しているという方は、入れてみてはどうでしょうか?
インストールは、"Setup.exe"を実行するだけですし、アンインストールも、"Setup.exe /U"と実行するだけです。

とりあえず、機械翻訳した詳細です。

最新版では、右のようなダイアログが付きました。

スタート->プログラム->PRR Video Utilities->Configure DivXG400で起動できます。

このDivXG400は、いままで、DVDMax出力できなかった、横幅が8ドットで割り切れない動画も出力でき、
DVDMax出力時にオーバースキャン表示され、左右の切れる現象もある程度解決できます。

また、Extended overlay suppotを有効にすると、最初化したときに画面が固まらずに、DVDMax機能が無効になるようになりました。

あとsubtittile機能(=字幕?)なるものもついているのですが、使い方(設定ファイルのフォーマット)がわからないので詳細不明です。

前回と同じく、 インストールは、"Setup.exe"を実行するだけですし、アンインストールも、"Setup.exe /U"と実行するだけです。

 

Q200.WinMan ユーティリティについて

 

WinManなるユーティリティがMURCで紹介されています。
http://www.maf-soft.de/

「ウインドウズ2000の上で走るMatrox Dualheadグラフィックス・アダプタ用のWinMan」とのことです。

おそらく、Win2000のマルチディスプレイ(NT4.0な一枚板タイプではなく、2画面として認識するほう)の時に、ウインドウが画面の中間にある場合に自働的に移動してくれるツールのようです。

詳細はまだ試していないので不明ですが・・・・・・・・・・

 

INDEX

Q1〜Q50 Q51〜Q100 Q101〜Q150 Q151〜Q200 Q201以降


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