G400/G450/G550  FAQ

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(Q1〜Q50 Q51〜Q100 Q101〜Q150 Q151〜Q200 Q201以降)


Answer:

Q201.Marvel G200/G400およびRainbow Runner-GのMJPEG支援をWin2000で使用する方法


Marvel G200/G400およびRainbow Runner-GをWindows2000で使用した場合、MJPEG支援が行われないままの状態でビデオツールの開発が終了してしまったのですが、これをパッチを当てることによって使用出来るようにする方法があるようです。(リンクはすべてMURC直リンクです。)

  1. PowerDesk 5.39.019(4.07MB) をインストールして、Windowsを再起動。
  2. Video Tools 2.04.015(18MB) をインストールして、Windowsを再起動。
  3. このファイル(125KB) を落として解凍し、出てきた rricm.dllおよびrrvcap32.dllを
    (Win2000をインストールしたフォルダ)\system32\フォルダ(例えばC:\WinNT\system32\)
    にコピーする。
  4. このファイル(17KB) を落として解凍し、出てきた rrMjpeg.axを
    Video Toolがインストールされているフォルダ(例えばc:\program file\Matrox Video Tools\)
    にコピーする。
  5. 用意されたレジストリファイル(1KB) を実行して、レジストリに以下の内容を登録します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32] "VIDC.dmb1"="rricm.dll"
  6. スタートメニューの"ファイル名を指名して実行"から、
    regsvr32コマンドを実行して、4.でコピーしたrrMjpeg.axをシステムに登録します。
    以下のコマンドは4.でコピーしたフォルダが"C:\Program Files\matrox video tools\"の場合です。
    regsvr32 "C:\Program Files\matrox video tools\rrMjpeg.ax"

なお、既知のバグとして、以下の点が上げられています。

  • DualHead DVDMaxがEnableになっている場合は、MJpeg支援は出力のみ有効となります。
  • MJPegで取り込んだデータをソフトウェアでデコードする場合(MPEGやその他の形式で再変換をする場合も含む)、画面上部に線が入ります。ただし、この線は、再変換時にクリップ処理を行うことで簡単に除外できます。

なお、最初にこの内容が投稿されたサイトがこちらだそうです。→www.videoin.f2s.com

ちなみにわたしは、RRGもMarvel系カードも持っていないので確認できません。
やってみた方がいらっしゃいましたら、ぜひ掲示板にでも書き込んでみてください。

ほかにも、RRGやMarvel系カードをLinux上で使用するMarvel Linux Projectも発足していることです。
興味のある方はどうぞ。

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ただし、上記方法では、ダイアログがイタリア語になってしまいます。

そのため、ダイアログを英語化するパッチがMURCに上がっています。

ただし、このZIPファイルは、前回の説明で2つに分かれていたものが、1つのZIPパッケージに入っています。中にMJPEG.TXTが入ってますんでこちらをよく読んでセットアップしてください。基本的には、イタリア語バージョンと変わりありません。

Q202.SingleHead版G450について


7月下旬に秋葉原にSingleHead版G450なる謎のカードが出現した模様です。

このカード、セカンダリコネクタなどのパーツを省略してコストを削減したバージョンかと思いきや、なぜかしっかりとついております。
そして、そのコネクタは、しっかりとプラスチックのカバーとシールで封印されています。

この封印をといて、実際にディスプレイとつないで見たらどうなるのかは不明です。
もしかしたら、Pinsファイルを弄くると、DH相当になったりして・・・・・・

もしかしたら、製造チェック過程で、DH機能のみ使えなくて弾かれたものが出回っているとも考えられますが・・・
とりあえず、謎の一品です。

価格は、8000円を切った7999円(あきばお〜参號店)。型番は、G45+MA16DLXBとなっているとのことです。
ちなみに、この型番(G45+MA16DLXB)はMatroxのホームページには存在しません。

 

−>実際にPINSファイルを弄くるとDH(LXB)相当になるそうです。

PINSファイルの一箇所を

116 2 0x0901 -> 0x5901

というように変更すれば、LXB相当になり、DH機動が使用可能となるとのことです。

ただし、この他に不具合の発生する可能性もありますので、書き換えは自己責任でお願いします。

Q203.Marvel G450 eTV を で、画像再生時に画像が逆転します。


初期のビデオツールでは、Marvel G450 eTV を Pentium4システムで使用すると、画像再生時に画像が逆転する不具合があるとのことです。

コレを解決するためのパッチがMatroxのUtilページにあがっています。
Marvel G450 eTV を Pentium4システムで使用すると、画像再生時に画像が逆転する不具合を解決するパッチ
(P4ETV.ZIP)

このZIPファイルの中には、「RRIcmExt.dll」のみが入っていますので、Windowsのシステムフォルダに放り込んでください。

ちなみに、システムフォルダというのは、例えば、
Win9x系ならばC:\WINDOWS\SYSTEM\
WinNT,2000ならばC:\WINNT\SYSTEM32\
になります。いわゆる各種DLLを入れておくフォルダです。

なお、次のバージョンのVideoToolにはこのパッチは必要なくなるそうです。

Q204.G450eTV用でWinDVRは使用できますか?


2001年6月にアップされた新しいベータドライバに、WDMドライバが含まれていますので、こちらを使用すればWinDVRも動作するとのことです。

WDMドライバがあれば、その他の一般のキャツチャツールもつかえますから、いろいろ試してみても良いかもしれません。

しかし、最新の正式ドライバには、WDMドライバが含まれていないそうです。
ご注意ください。

Q205.G550について


1999年にG400が出て以来2年、やっと次世代GシリーズであるG550が出荷されました。
途中、G400の廉価版ともいえるG450(G400チップの製造プロセスをシュリンクするとともに、DDRメモリを採用しメモリバス幅を64Bit化することによって、コストを削減したもの)が出ていましたが、DDRメモリのレイテンシノ関係でG400ほどの速度が出ませんでした。

G550では、G450をベースにDVI出力に対応し、Programable Vertex Shader・Matrix Palette Skinning対応(HeadCastingEngine)しています。
G450がベースになっているせいか、性能はG400DH並といったところですが、DVI出力対応と強力なDH機能は十分なメリットだと思います。

どちらかというと、G450はG400のシュリンク版ではありますが、同時にG550のプロトタイプとも言えるようです。
(PINSファイルのフォーマットもG450とG550は同じ物となっています。)

モデルとしては、DVI端子+アナログディスプレイ端子付きの物と、DVI端子x1の物(まだ秋葉原には出回っていない)および、60ピンの特殊コネクタつきのもの(いわゆるDualDVI版)が発表されています。

このうち、DVIx2のデュアルヘッドが出来るのは、60ピンの特殊コネクタつきのもののみのようです。
このバージョンは、ブラケット部にある出力コネクタは特殊な専用コネクタのみで、付属ケーブルを使って「VGAコネクタ×2」か「DVI-Dコネクタ×2」に変換する仕組みになっています。変換先が「VGAコネクタ×2」か「DVI-Dコネクタ×2」に限られているため、たとえばVGAコネクタ+DVIコネクタという構成では利用できないほか、TV出力にも対応していないので注意が必要とのことです。

Q206.G550のコネクタの接続について


G550はアナログモニタ・デジタルモニタ・TVとさまざまな出力をサポートしていますが、その組み合わせによってどのコネクタをどのポートに接続するかどうかが変わってきます。

プライマリはマシン起動時のBIOSが出力される方のディスプレイです。

P:プライマリ/S:セカンダリ デジタル出力端子(DVI) アナログ15PIN出力端子 備考
P:アナログ15PIN出力 −−−−−−−−−− プライマリ出力  
P:アナログ15PIN出力
S:アナログ15PIN出力
セカンダリ出力
(DVIto15PIN変換コネクタ使用)
プライマリ出力 プライマリはアナログ15PIN出力端子側になります。
P:アナログ15PIN出力
S:TV出力
プライマリ出力
(DVIto15PIN変換コネクタ使用)
セカンダリ出力
(S端子・コンポジット変換ケーブル使用)
プライマリはデジタル出力端子側になります。
変換ケーブルはG450用の物が使用できます。
(G400用の物は使用できません)
P:DVI出力 プライマリ出力 −−−−−−−−−−  
P:DVI出力
S:アナログ15PIN出力
プライマリ出力 セカンダリ出力 プライマリはデジタル出力端子側になります。
P:DVI出力
S:TV出力
プライマリ出力 セカンダリ出力
(S端子・コンポジット変換ケーブル使用)
プライマリはデジタル出力端子側になります。
変換ケーブルはG450用の物が使用できます。
(G400用の物は使用できません)

これを見るとわかるように、
デジタル出力側にDVI接続をした場合と、アナログ15PIN出力端子にS端子・コンポジット変換ケーブルを接続した場合は、デジタル出力側がプライマリになり、これ以外のときは、アナログ15PIN出力端子がプライマリになる模様です。

DVIに関しては、接続できるディスプレイを持っていないので予想です。
PDFオンラインマニュアル(英語版)の7ページの「Determining your main and secondary display」に説明がありました。

ドスパラのG550レピューの中でも、接続方法を写真付きで説明されています。

Q207.G550で使用可能なTV出力ケーブルは?


リテール版のG550には、S端子・コンポジット変換ケーブルは添付していますが、バルク版には付属していません。

結果から言うと、G450用のS端子・コンポジット変換ケーブルがG550でも使用可能です。
ただし、G400用のS端子・コンポジット変換ケーブルは配線がまったく異なるため、使用できません。

変換ケーブルは秋葉原で1980円程度で購入可能です。
秋葉原のクレバリーバどのお店で購入可能です。

変換ケーブルは、
15PINコネクタ部(青)に15953-02という刻印があり、
S端子ケーブル(白)には"AWM 2919 80℃ 30VVCSR LL112842 I/II A 30V LOW VOLTAGE COMPUTER CABLE HAURTIAN・・・"
と印刷されている物です。

Q208.G550の最大解像度は?


G550には、上記のように、プライマリアナログモニタ・セカンダリアナログモニタ・TV・DVIによるデジタルモニタなどが接続できます。
これらはRAMDACや伝送帯域の関係上から、それぞれ最大解像度が設定されています。

プライマリアナログモニタ 2048x1536
セカンダリアナログモニタ 1600x1200
DVIデジタルモニタ 1280x1024
TV 2048x1536

アナログモニタの解像度に関しては、RAMDACに影響されます。
プライマリモニタのRAMDACは360MHz、セカンダリモニタのRAMDACは230MHzです。
なお、ここでいうプライマリ・セカンダリというのは、「G550のコネクタの接続について」の法則に従います。
つまり、DVIto15PinコネクタやTV出力変換ケーブルがついているかどうかで、DVI出力端子か15Pin出力端子のどちらかがプライマリになります。

DVIデジタルモニタの場合は、この解像度がDVIのデジタル伝送速度の限界とのことです。

TV出力画面は、2048x1536での表示が可能ですので、プライマリディスプレイが2048x1536であっても、DVDMax以外の各種DH機能が使用可能です。
ただし、TVのブラウン管自体がそれほどの解像度表示能力を持っていませんので、映像を表示するのであればともかく、文字を表示する場合に関しては1280x1024ぐらいが限界だと思います。
また、解像度が高くなると、映像再生時にオーバーレイ表示されなくなりますので、結果的にDVDMaxが使用できなくなります。
リフレッシュレート85Hzで確認したところ、全カラーモード(8,16,24,32bit)で1600x1200までが表示限界で、それ以上の解像度ではオーバーレイ表示不可でした。

Q209.G550にはハ−ドウェアT&Lが搭載されているのですか?


G550には、HeadCastingEngineという限定版ハードウエアT&L(?)を持っています。

このハードウェアT&Lは、LIPSinc HeadFoneという付属のアプリケーションで使用できますが、
汎用的に使用できるハードウェアではないことから、DirectXでは対応していないため、通常のアプリケーションで使用することは出来ません。

個々でアプリケーションを期待しましょう。

Q210.G550のCDROMに入っているLIPSinc HeadFoneとはどのようなアプリケーションなのでしょうか?


G550には、HeadCastingEngineという限定版ハードウエアT&L(?)を持っています。
Matroxでは、これを利用してLIPSinc HeadFoneというコミュニケーションツールを用意しています。

これは、画像付きインターネット電話といえるもので、こちらがしゃべるのと同時に画像の顔がしゃべってくれます。

なお、起動したときのLogin画面で、「See how it works」を選択すると、インターネットに接続していなくてもテストが出来ます。サウンドカードのマイク端子にマイクを接続して、スペースキーを押している間、マイクに何かしゃべってから、マイクを離すと画面上の顔がしゃべります。

しゃべりは結構スムーズに見えます。
今度、どなたか、チャットしてみましょうか?

なお、2枚の写真(正面+横)から、上記顔の3Dデータを作成してくれるサービスがあるそうです。
今度試してみようと思います。

Q211.G550はロープロファイルとして使用できますか?


G550で、DVI端子+アナログディスプレイ端子付きの物に関しては、セカンダリ出力を取り外すことによってロープロファイルのサイズにすることが出来ます。ただし、この場合はDVI出力ならばBIOS画面から表示されますが、アナログ出力の場合はBIOS画面の表示が行われないと思います(未確認)
また、ロープロファイル用の金具は添付されていないので、自作する必要があります。

あと、もうひとつ、G550には、DualDVIというモデルがあり、これは、2系統のDVI-D出力が可能なほか、LowProfile筐体用ブラケットが付属しているという特徴があります。
このモデルであれば、そのままロープロファイルとして使用可能です。
ただし、このモデルでは、TV出力や、アナログ+デジタルでのデュアルディスプレイは出来ないようなのでご注意ください。

Q212.G550の性能はどのくらいですか?


G550はG400というよりも、G450の後継であり、メモリもDDRSDRAMで64BIT幅となっています。
また、G550はハードウェアT&Lを搭載していますが、DirectXで使用できるような一般的なものではないので、通常の3Dアプリケーションでも、劇的な速度向上とはなりませんでした。

結果として、

G450DSR版<G450DDR版<G400≒G550<G400MAX

といった位置付けとなっているようです。

Matroxでは、「パフォーマンスよりも実用性(画質・DH機能・価格)で勝負!!」という考え方のようです。
ビジネス分野では、3D性能など重要ではないので、自分の長所の部分を最大限にアピールしているといったところでしょうか?
たしかに、パフォーマンスではもうすでにnVidiaの独壇場なので同じ土俵で勝負してもしょうがないと判断したのかもしれません。

Q213.G550のでDVIとアナログ出力の位置を変更することが出来ますか?


通常、デジタルモニタが左側、アナログモニタが右側に配置されてしまいますが、
モニタの配置上、位置を入れ替えたい場合があります。

これは、画面のプロパティで、ディスプレイの配置を入れ替ることで行ないます。
ただし、Win2kの場合はDH-MultiDiaplayの設定で、セパレートモードに変更する必要があります。
(Win2Kの場合、アナログ側にディスプレイを接続していれば可能です。)
(アナログ側がTVだとこの手は使えません)

あと、Win2kでOS上でのプライマリ画面(タスクバーの出てくる画面)の指定も、画面のプロパティで設定することができます。

Q214.G550でデジタル出力したときに、最大解像度が1280x960になってしまいます。


EIZOの液晶ディスプレイL461とG550をDVI接続すると、最大解像度が1280*960になってしまう場合があるようです。(仕様上のDVI接続の最大解像度は1280x1024です。)

これは、どうやら、L461側のINFファイルとG550のドライバ間の相性(?)のようです。
これを修正するにはINFファイルを直接修正するか、Windows標準のディスプレイで使用してくださいとのことです。
ちなみにNANAOでのユーザーサポートレベルでの当面の対処は「標準モニタ」の設定で使って欲しいとのことです。

詳しくは、DVI情報広場さんの掲示板(G550+L461での解像度のスレッド)を参照してください。
[こちらはDVI接続については、G550系に限らずとても詳しいサイトです。]

なお、この現象はEIZOのデジタルディスプレイだけでなく、他の他のデジタルディスプレイでも発生する場合があるようです。この場合も、INFファイルを修正するかWindows標準のディスプレイで使用してください。

これは、INFファイルの周波数の指定と、G550側のドライバの周波数のズレ(1K=1000or1024の解釈の違い?)が原因とのことですが、これはG550のドライバの修正を待ちましょう。

Q215.G550で3DMark2001が完走しません。


G400のドライバをアンインストールせずに、G550のドライバをインストールすると、負荷のかかる3Dソフトウェアを使用すると、マシンがフリーズしたり、いきなり再起動したりすることがあるようです。

これを回避するためには、初めにG400およびG550のドライバをアンインストール(コントロールパネルのアプリケーションの使いと削除でアンインストールできます)してから、改めてG550のドライバをインストールしてください。

Q216.WORD2002を使用していると、画面が乱れます。


G450やG550を使用している場合に、WORD2002を使用していると、ヘッダとかビットマップ部分が スクロールさせた時、描画化けがおきるばあいがあります。
この現象は、バスマスタリングをOFFとするか、
画面のプロパティーからトラブルシューティングでハードウェア・アクセラレータを最大になっているところを
なしから2つめの位置まで移動すると解決しますが、これでは、G450(G550)の機能は最大限発揮出来ません。

この場合は、Matroxのサイトから、最新のドライバ(5.71or6.71)をダウンロードして使用してください。
これで解決するようです。

Q217.


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