2024/2にVMware製品の永続版ライセンスを廃止したことに伴って、2024年2月にvsphere Hypervisorの提供が終了していましたが、
4/10にESXi8.0U3e(P05)のリリースとともに、vsphere Hypervisor(無償版ESXi)の提供再開されたようです。
制限事項としては、以下の通りです。
・サポートなし。非商用利用を目的とのこと。
・vCenterとの連携不可のため、一元管理はできません(PowerCLIやRESTAPIなどのAPIによる操作も不可)。
・管理にはVMware Host Clientを利用します。
・仮想マシンごとに最大 8 つの仮想 CPU をサポートします
ダウンロードは以下からダウンロードできます(要Brodecomアカウント)。
https://support.broadcom.com/group/ecx/free-downloads
→「VMware vSphere Hypervisor」
5/1時点では、以下のバージョンが対象です。
VMware vSphere Hypervisor 8.0U3e [Build Number: 24677879] 4/10リリース
ライセンスについては、新規インストールした時点で無期限の vSpehre Hypervisor ライセンスが適用された状態になります。
このため、以前のように60日評価モードは利用できませんが、商用ライセンスを登録すれば該当機能を利用することができます。
なお、パッチについては、先日からサポート契約しないとオンラインデポがダウンロードできなくなっていますので、注意してください。
ただし、更新されたVMware vSphere Hypervisorのメディアが公開されれば、更新インストールをすることでアップデートすることはできそうです。
調べたこと 試したこと: vSphere Hypervisor (無償版 ESXi) の提供再開と入手方法、通常版との比較