調子が悪かったESXiで一番怪しいと思われるHDDの交換を実施。
このESXi、NECの安鯖GT110bをベースに軽く魔改造したもので
内HDD1台にアクセスしている仮想マシンだけ調子が悪い。
ただ交換しようにも、標準SATA6ポートにはHDD5台、SSD1台を
接続しているためすでに空きがない。
(本当は、DVD-ROM繋いでいて、障害時にはリカバリー用のHDDと繋ぎかえてデータ移行できるようにしていたのだけど、誘惑に負けてSSDをつないでしまったので、簡単には外せなくなってしまった。ちなみにDVD-ROMは現在USB接続中)
ESXiそのものはUSBメモリに入れているので、普通なら
壊れたHDDの単純交換&リビルドで済むんだけど、
あいにく今回故障したのが単体で使用していたHDD
(主にバックアップデータや一時テータ保管用)だったため、
別PCにデータ(約1.6TB)を移動させる必要がでてしまった。
しかも、使っていたHDDが非AFTの512バイトセクターな2TBで、
予備の同型HDDは2台確保済しているけど、RAID組んでいる同型HDDが8台あるので
非RAIDなHDDの交換に使うのは正直もったいない。
だって、まだ非AFT-HDDは何とか手に入るけど、非AFT2TBが、WD REDの3TBと同じ値段というおそろしい現実。
というわけで、今回は余っていたWD RED 3TBを入れてみることにしました。
今使用しているのがESXi5.0なので、2TB以上のデータストアには対応しているのと、
AFT対応HDDと、VMFS5の組み合わせをためしてみたかったから。
AFTな4Kセクターについては、ZFSが吸収してくれることを期待します。
交換自身は、3.5インチベイに入れていたので、GT110bの全面パネルを開けて前から交換。
VMFS5でフォーマットして、前と同じボリューム名を付けて完了。
VMFS3からのフォーマットではなく、新規作成なのでブロックサイズが1MBになっています。
なお、別PCにつないでSMART値確認すると代替済セクター数596、保留中1。
回復不可能セクター数がなかったことは不幸中の幸い。
たしかに動いてはいたけど、かなりやばかった。
もっとひどいのは、使用時間3万時間超えってところかも
3年半で電源投入回数が112回っていうのは、ESXiサーバとしては大目か。
まあ、このESXiいろんなデバイスを付けたり外したりしているからしょうがないよね
(と自分にいいきかせてみる。)