電子辞書Brainをいじる (8) Brainuxで別の電子辞書EX-wordをハックして遊ぶ


EX-wordとは

EX-wordは、国内シェアで SHARP Brain と双璧をなす CASIO の電子辞書です。

この電子辞書でも、Brainほどではありませんが一部解析が進んでいるようです。
例えば、TEST MENUに入ったり、PCと接続して様々な操作をしたり出来るようです。

EX-word | Brain Wiki | Fandom

ということで買ってきました。EX-word DATAPLUS 6 XS-D6500
(武蔵小山のハードオフで550円(税抜き)でした。)

“EX-word 接続ツール”(libexword)を導入する

Brainuxはdebian11ベースなので”実質PC”だからうまくいく気がする。ということで、
Brainuxに、「PC と EX-word を接続して様々な操作を行うツール(libexword)」を導入してみます。

こちらのページを参考にインストールします。
Libexword | Brain Wiki | Fandom

インストールに必要なパッケージをインストール

sudo apt install git build-essential libusb-1.0-0-dev libglib2.0-dev libreadline-dev libtool

libexword のソースコードを取得

libexword のソースコードを取得します

mkdir libexword
cd libexword/
git clone –depth 1 -b ‘2.0-dev’ https://github.com/brijohn/libexword.git
cd libexword/

libexwordのビルド

libexwordをビルドします。

./autogen.sh
make
sudo make install
sudo ldconfig

コマンドが実行出来るか確認

試しに実行して見ます

exword

まずは動いてますね。

 

BrainからEX-wordに接続してみる

まずは、EX-Word側の1番側スロットにSdカード入れておきます。

・電源を入れて、ライブラリーボタン -> ライブラリー ボタン -> パソコン接続を起動します。

・Brain側のUSBホストアダプタと、EX wordをUSBケーブルで接続します。

・USBケーブルで接続すると、Brain側では、Ex wordをusbデバイスとして認識します。

$ lsusb
Bus 001 Device 007: ID 07cf:6101 Casio Computer Co., Ltd fx-9750gII

・実際に接続してみます。
以下の流れでは、接続、EXwordの情報、ExwotdのSDカードにファイル転送しています。
なお、root権限での操作が必要です。
(setpathしないままで、listコマンドを実行すると、Segmentation faultエラーになるのでSDカード(crd0://)のほうを操作しています)

$ sudo bash
# exword
>> connect
>> model
>> capacity
>> setpath crd0://
>> capacity
>> list
>> send README
>> list
>> disconnect
>> exit

EX wordに挿していたSDカードの中身を見てみると、
ファイルが保存されていますね。問題なさそうです。

ただ、デフォルトのパス(_INTERNAL_00/=drv0://)でlist実行すると
Segmentation faultエラーが出るのは気になります。

 

Gnuboy EX(失敗?)

EX-wordで実行できるツールとして、「Gnuboy EX」が紹介されていました。
GAMEBOT/GAMEBOY Colorのエミュレータになります。

Gnuboy EX | Brain Wiki | Fandom

また、各種ドキュメントはここにあるようです。

インストール(現在試行錯誤中)

現在試行錯誤中です。
手順通りにインストールしたはずなのですが、メニューからGnuboy EXを起動しても、すぐにライブラリに戻っちゃいます。

(以下備考)

前準備

GNUBY.7z をダウンロードします。

・7zを解凍するためのツールをインストールする。

$ sudo apt install p7zip-fulll

設定ファイルの作成と、ダウンロードした”GNUBY.7z”を解凍します。

$ cd /home/user/libexword/

#GNUBOYの定義ファイルを用意します。
vi /home/user/libexword/gnuboy.rc

$cp rom.gbc /home/user/libexword/

$ 7z x GNUBY.7z
$ sudo mkdir -p /root/.local/share/exword/ja
$ sudo cp -r /home/user/libexword/GNUBY /root/.local/share/exword/ja/GNUBY

インストール

では、EX-wordにインストールしてみます。

$ cd /home/user/libexword/
$ sudo bash
# exword
>> connect
>> dict reset brain
>> dict auth brain <key>
>> dict install GNUBY
>> send gnuboy.rc
>> send rom.gbc
>> dusconnext
>>exit
# exit
$

結果、辞書メニューには出てくるのだが、Gnuboy EXが起動する気配がない。

手順通りにインストールしたはずなのですが、メニューからを起動しても、すぐにライブラリ(本体保存やカード1保存の選択の画面)に戻っちゃいます。

SDカード(crd0:にもインストールを試してみましたが同じでした。rcファイルは内容変更済)
それかBrainuxからのインストールでは、無理だったのかな?

最近、インストールファイル中のhtmlファイルの改行コードがCRLFでないと
この現象が出るような話も見かけたのですがちゃんとCRLFになっているようで
まだ原因不明です。
心あたりある方がいればぜひ教えてください。

 

EX-Word用のソフトウェア開発について

現在、BrainHackersのDiscordにてEX-Word用の開発用テンプレートについて
動きがあるようです。

Brain Hackers のDiscordに参加するには、以下のページをご確認ください。
GitHub – brain-hackers/README: Brain Hackers について

現時点でビルド済で公開されているソフトが実質GNUBOYしかない状況ですが、
もしかしたら、EX-Word用のソフトウェアが公開されるかもしれません。

私は、現状GNUBOYの起動もうまくいっていない状況なので、
進捗を期待して、応援しております。

 

実行テスト(事項ファイル転送)

Hello worldについて、GitHUBの「GitHub Actions」という機能でビルドされたものがあること分かったのでこちらを試してみました(GitHUB勉強しないと・・・)。

ビルド環境の構築までは大変そうでしたので、GitHub Actionsというキーワードからたどりました
Actionsをクリック
→ 一番最近のBuildをクリック
 → build.ymlのBuild EX-word addion をクリック
  → Publishの下に、あるURLをクリック
    https://github.com/watamario15/exword-devel/releases/tag/v1

2026/01/24時点では
https://github.com/brain-hackers/exword-template
から、右ペイン側のReleasesから最新のリリース(v1)をたどって
以下のURLからでも、build.zipを入手できるようです。
https://github.com/brain-hackers/exword-template/releases/tag/v1

build.zipを解凍して、build/ja/HELLO フォルダの中身を /root/.local/share/exword/ja/HELLOにコピーしました。
Brainuxから、EX-wordに転送してみましたが、結果は一緒でした
(実行しようとしてもすぐにライブラリに戻ってしまう)。

 

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カテゴリー: Brainux パーマリンク

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