いまさらながらWindowsXPをセットアップしたらWindowsUpdateできなかったのでその対策メモです。
某所で、VGN-U71P(2004年12月発売で10年以上前に発売された今でいうタブレットPCのはしり。当時は完全にキワモノ扱いでした。)を入手したので早速セットアップ。
ちなみにスペックは
OS:Windwos XP Professional(SP2)
CPU:Dothanコア、Pentium M 733(1.10GHz/超低電圧)
[1次キャッシュ 64KB / 2次キャッシュ 2MB(CPU内蔵)]
メモリ:512M
HDD:30GB
画面:800x600 or 600x800 感圧式タッチパネル
Wifi:無線LAN(IEEE 802.11b/g)
カードスロット:CFカードスロット(Type II)×1、メモリースティック(PRO対応)×1
ですが、古すぎてMSのサイトに行ってもうまく表示されないし、そのためWindowsUpdateも動かない。
で、色々試した結果、以下の内容で復活したのでそのメモです。
まずはVGN-U71Pを、WindowsXP SP3にします。
そのために以下からSP3への更新ファイルをダウンロードして実行する必要があります。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=24
WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe
ただ、XPからはMicrosoftサイトが表示ができないので、
別PCでダウンロードしてネットワーク経由でコピーして実行します。
次に以下からWindowsUpdateエージェントをダウンロードします。
まだ、MSサイトは表示できないので
これも別PCでダウンロードしてネットワーク経由でコピーして実行します。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/949104
Windows 7、Windows Vista、または Windows XP の場合というところの下からダウンロード
MicrosoftFixit50362.msi
これでスタートメニューからWindowsUpdateサイトが表示できるようになります。
もし表示できないようなら、
https://www.secomtrust.net/service/ninsyo/sr20evroot/rootwinupdate/t1-sr20_xp.html
を参照して、ルート証明書をダウンロード、インストールしてください。
WindowsUpdateで更新を確認したら、XP SP3以降の更新が131個も見つかりました。
このVGN-U71Pの使い道は、ESXi上で起動しているWindows7を動かすためのシンクライアントなので、以下から リモート デスクトップ接続 (RDC) 7.0 クライアントをインストールしておきます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/969084
この機種を縦向きし使用すると、
下側に、マウスポインタ・マウスキー、上下左右キーおよびEnterキーが用意されるので、
片手で使用するにはちょうどよいのです。
逆をいうと、いままでこの条件を満たす機種が見つかっていないので、この機種を使い続けるしかないのです。(VGN-Uxx系は今回手に入れたものを入れるとたしか5台目か6台目くらい買ってます。)
どこかマウスポインタ+カーソルキー付で縦向きで使える小型タブレット作ってください。
切望しています。
ちなみにマウスポインタのゴムは、ずっと使っていると汗などと加水分解的な何かで溶けて使えなくなります。特に夏。
マウスポインタのゴムはもう手に入らないので、Amazonでゴムパットを貼って使うとちょうどいいです。簡単に交換できるのでお勧めです。
WAKI 粘着 ソフトクッション 丸型10mm 16個入 スポンジタイプ
補足
SP3 + IE8 + WindowsUpdate3.0化した状態で以下の呪文をするといいことがあるらしいですよ
Windows Embedded POSReady 2009は2019年4月までサポートするみたいですし。
(完全に自己責任ですが)
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Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\WPA\PosReady] "Installed"=dword:00000001 |
という夢を見ました。