うちのTV録画はPC上でやっているのですが、
使っているチューナのうち1つがPX-W3U2というUSB接続機器(地x2,BSCSx2)
これが癖があって、一時的に接続を見失うと、PCを再起動してもダメで 、
一度USBから抜き差ししないと機能が復活しないという悲しいことに。
しかも構成上の理由でチューナを挿しているPCと録画しているPCが別なもので、
その転送用のツール(Spinel)の挙動もあり、非常にめんどくさいことに。
(物理PCとしては1台なのだけど、ESXiの仮想マシンとして2つに分かれている・・・)
で、いろいろ調べたところ、すでに生産終了品で、
パソコンから各USBポートがON/OFF出来るものがあるらしいことを発見。
ELECOM U2H-SW4シリーズというもので、
U2H-SW4B**がバスパワー専用モデル、U2H-SW4S**がセルフ・バスパワー共用モデル
の2種類があった模様
(U2H-SW4S**の方はACアダプタ付でと電源入力コネクタがHUB本体についている)。
ハード的にはUSB2.0の4ポートUSBなんですが、内部的にHIDがあり、
そこにアクセスすることで各ポートON/OFFができるという変態HUBだったり。
一応純正のツールがあるのですが、GUI上でしか操作できないため、
起動時や時間スケジュールでON/OFFを切り替えるみたいなことができません。
ただすごい人もいるもので、コマンドライン操作できるツールを作った方がおられました。
節電USB・HUB(U2H-SW4)の制御ソフト(インターネットアーカイブ)
Windows用とLinux用両方用意されており、
これを使えば、PCからバッチファイルでHUBのポートをON/OFF出来るとうれしいことに。
実際に、録画に異常が出たときに、USB接続しているPCを再起動するようにして、
再起動時に
USB接続PCの再起動
・PX-W3U2を接続しているポートのOFF/ONしてリセット
・Spinel再起動
↓
録画PC
・録画ソフト(EpgDataCap_Bon)のプロセスをすべてKill
というながれで自動復旧させてみました。
このHUBを使えば、今回みたいな例だけでなく、
- 監視ソフトと組み合わせて、異常があった時にUSB機器動かしたりとか
- 特定の条件のときだけ、USB扇風機で冷却するとか
- USB連動テーブルタップと組み合わせて、100Vの家庭用機器の制御とか
(おなじこととができる機器が市販でもあるけどくそ高い)
みたいなことが出来そうで、夢がひろがりんぐ(古っ)
なぜ、こんなに便利そうなのに、すでに販売終了で後継機種もないので、
他社も同様のHUBを作っていないことが不思議なくらいですが、ニッチすぎるのかな。
ただ、現状たまに某通販サイトとかで出てくるので、見つけたら確保してもよいかも
(最近はセルフパワーはめったに見ないけど)