Much i5とs7800bを比較してみた


某所でMuch i5sをネット注文したが、その後在庫なしの連絡が来て、
代わりに購入したのが、S7800b。

7インチゲーミングAndroidの有名どころです

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正直Much i5sとは用途が違うのだけど、気になっていた端末ではあるので購入。
s7800bの用途としては、家の中でのESXi上の仮想マシンのコンソール表示用を想定。

リモートコンソール端末として使用するためのセッティングとしては

  • WindowsはWindows8もしくは8.1推奨。Win8の画面タッチ操作がそのまま使えます
  • Windows側にSplashtop streamerをインストールして、
    Andorid側にSplashtop2 Remote Desktopをインストールして、画面表示&音声再生。画面解像度は1280×720または1280×800。1280×800ならばメトロアプリも動きます。
  • Andorid物理キーの操作割り当て設定は、tincore key mapperで以下を割り当て
    マウス(移動・右クリック・左クリック・スクロール)、カーソル、Enter、BS、PageUp、PageDown
  • 文字入力用として、以下のIMEをインストール
    日本語フルキーボード For Tablet
    https://play.google.com/store/apps/details?id=info.repy.android.FullKeyboard

 

この環境だと、Windows上で動いているアクションゲームを、Much i5だけで操作できるくらいレスポンスがいいです。Splashtop恐るべし・・・。
実際にLa-mulana2 kick starter Editionをクリアするぐらいは出来ます。

通常は通勤時間の艦これ専用機として活躍中。

 

ちなみに、普段Much i5を使っていて、今回s7800bをコンソール用途としての使用感の相違としては、

画面サイズ 5インチ(1280×720) -> 7インチ(1280×800)

解像度は実際にはそんなに変わらないけど(横解像度が一緒)、
さすがに画面が大きいだけあって、Win8の画面タッチ操作はやりやすい。
ただ、物理キーやスティックでマウス操作などが出来れば画面が小さくても結構快適

大きさ・重さ

約184×88×14.7mm / 259g       (Much i5)

約245×120.5×16.5mm / 500g (s7800b)

Muchi5になれた身としては、大きすぎて重すぎる。
携帯用としてはポケットには入らないので、持ち運びはつらい。

スペック

4コアCPU1.2GHz、RAM1GB (Much i5)

4コアCPU1.5GHz、RAM2GB (s7800b)

今回の用途ではあまり違いを感じませんでした。

物理キー

十字キー+12ボタン+2アナログスティック (Much i5)

十字キー+17ボタン+2アナログスティック (s7800b)

さすがにボタンが多いので、キーマッピング時には融通が利きそうです。
(L2、R2、START、SELECT、KEYMAPボタンが追加)

その他

・デフォルトだとRootがうまく取れていなかったので、個別にRootをとるかカスタムファームウェアを入れないとRoot必須ソフトが動きません(といっても私的にはTincore keymapperが動けばいいだけなんですが)
・Wifiの受信が弱く、ビットレートが出ない(ネットワーク上の動画再生時にも引っかかりが出る。某アプリを使ってビットレートを落とせば大丈夫ですが・・・)
Windows8で全画面動画再生してSplashtop[smooth設定]で映像&音声再生してもMuchi5なら快適だけど、s7800bだと再生がとぎれとぎれになってしまう。
・Bluetooth なし
・バイブ機能なし(コレがあると、「日本語フルキーボード For Tablet」でキータッチ時に振動が付いて使いやすい)
・充電中に画面タッチに支障が出る場合がある(画面タッチが安定しない)
(別のコンセントだと大丈夫な場合もあるので電源ノイズに弱いっぽい)
・much i5はWifi+3G接続も可。s7800bはWifiのみ。

と、いうわけで私の使用用途ではMuch i5圧勝。
つくづつMuch i5sが入手できなかったのが悔やまれる。

s7800bは画面サイズが大きいので、画面タッチでの操作がやりやすいのとボタン数が多いのはメリットだけど、物理キーがあればマウス操作やカーソルキーを入力できるので画面が小さくても使いやすいし、Much i5サイズであればポケットに入れられるサイズなので持ち運びに便利。やはり持ち運びを考えるとs7800bは大きすぎて重過ぎます。
あとMuch i5にはバイブが付いているのも地味に便利。

Muchi5だけあれば3G付なので電波が入れば外での単体での家庭内PCへのリモート操作もできるのもメリット。

ただ、エミュレータとかのマシンパワーを使うような用途であればS7800bのメリットが大きくなると思うので、この辺は用途次第ですね。つか、本来はゲーム特化型Androidですし。

なお、s78000bの5インチ版ともいうべきs5800ですが、大きさは小さいし(約198×88×15.6mm / 259g=Much i5とほぼ一緒)、
Much i5に相当する機能(3G、Bluetooth等)を持っているのですが画面解像度が5インチで960×540という時点で却下です。

 

なお、調べたところs7800bにはカスタムファームウェアがいくつか公開されています。
標準ではRootがうまく取れていなかったため、Tincore Keymapper使うためにこちらを検討。

S7800B SUPERCHARGED v2.2.1 – [Fixed]OC[Reparted]Ext2Int[CWM]MrktFix 2013/12/27

http://boards.dingoonity.org/jxd-devices/s7800b-supercharged-v2-0-oc-reparted-ext2int-cwm-mrktfix/

S7800b正式ファーム1.1.4をベースとしたカスタムファームウェアらしいです。
OverClockカーネルなどが用意されているので、性能重視?

 

S7800b KitKat 4.4.2 RileyROM 1.2.2 (2014/5/06)

http://www.freaktab.com/showthread.php?11371-JXD-Game-Pad-3-S7800B-RileyROM-1-2-KitKat

Android4.4.2(KitKat)をベースとしたカスタムファームウェア。
1.2.1には、tincore key mapperがプレインストールされているらしいです。

 

今回はRileyROM.1.2.2を試してみました。

インストールそのものは、PCにUSBでs7800bを接続して専用ツールから操作するだけ。
pdfでインストールマニュアルが用意されていたので、わかりやすかったです。

ただ、1.2.1に入っているはずのtincore key mapperが、1.2.2には入っていないっぽいので、こちらはgoogle play storeからダウンロードしてインストール。
いまのところ、デフォルトでのKeyマップボタン(左下のボタン)以外はうまく認識しています。

 

もしかしたら、tincore key mapperは以下で1.2.1からapkを抽出出来るかもしれないけど、まだ試してません。

android system.imgをwindowsで展開するアプリ
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1921399

 

正直Wifiのスループットがちゃんと出れば、s7800bは家庭内コンソールとしては申し分ないのだけれど・・・・

 

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